キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

活きた学び

2010年08月28日 | イベント
小学生以上の子どもたちは、そろそろ宿題のラストスパートにかかっている頃でしょう。最近は、小学校の夏休みの宿題も「必ず提出しなければならない」ものが減っているようです。以前は、読書感想文や自由研究、工作などは必ず提出するものだったのですが、やってもやらなくても「自由」なものへと変わってきました。

「必ず提出」から「自由提出」になると、大多数の子どもたちは「やらなくてもいい」という捕らえ方になります。それを「やってみよう」に変えるのは、保護者の力というところでしょうか。いかに子どもたちの好奇心をくすぐり、活きた体験を夏休みにさせるか、それを学びにつなげていくか、ということが大事になってきます。「課題」でやらされているうちは、本当に活きた学びにはなりません。「自由」になった上で、やってみようと思い自分で取り組んだことは本当に深い学びになります。

もちろん宿題だけが学びではなりません。目に見える宿題や提出物だけではなく、子どもたちが目をキラキラさせて取り組んだ活動がこの夏どれだけあったでしょう。好奇心を刺激されて、自分からやってみようと思って取り組んだことはきっと子どもたちの中に大きく残る経験となったでしょう。

世界はせまい

2010年08月20日 | イベント
夏休みの間に、以前勤めていてくれた先生たちと連絡を取り合う機会がありました。日本で教えた後、母国に戻っている人、また違う国へ出かけて教えている人など様々です。

今でも連絡を取り合っている人たちがどこで教えているか考えてみると、インドネシア、香港、エジプト、ベルギー、ホンジュラス、オーストラリア、ドイツ、アメリカ(カリフォルニア州、ワシントン州、アリゾナ州、テキサス州、マサチューセッツ州)と、本当に世界中に散らばっていることに今更ながらに気づきました。

これらの国を世界地図で眺めると、いかに遠いかということを感じるのですが、今は、EMAILという便利なものがあるので、連絡を取るのが本当に簡単で距離感を全く感じません。それぞれの国の様子や食べ物、生活のことを伝え聞くことができ、行ったことがない国がとても「身近」になります。

日本語を母語とする子どもたちには、英語を話せるとどんなに世界が身近になるかということをいろいろな先生たちの様子を通して伝えていってあげたいと思います。

ファンタジーランド

2010年08月06日 | イベント
3週目のサマースクール「ファンタジーランド」は、先生たちの「オズの魔法使い」の劇で幕開けしました。全クラスの子どもたちが一同に会して、コスチュームを着た先生たちの英語劇を観覧しました。

プリンセスや騎士になりきったり、海賊のことを学んだりお菓子のお城を作ったり、今週も楽しく忙しい1週間を過ごしました。幼児クラスでは、海賊船の競争が大人気でしたし、小学生の子どもたちは、カタパルト製作に熱中しました。飛ばすものを変えてどれくらい飛ぶか調べたら、自由研究にもなりそうです。

小学生のインテンシブクラスでは、3週間を通して様々なお話を子どもたち自身が作って、演じたり書いたりしてきました。全期間参加した子どもたちは表現することに随分自信が出てきたようです。想像力も創造力も表現力も伸びた3週間でした。

全クラスで行なった最後のさようならの会では、今週作った作品を見せあい、「また来年会おうね。」と言って別れました。たくさんの子どもたちや保護者の方たちから「楽しかった!」「毎日来るのが楽しみ!」というお言葉をいただきました。教師たちもひとりひとりの子どもたちに会うのを毎日楽しみにしていました。また来年も子どもたちに喜んでもらえるような活動をたくさん用意して、みんなと再会できるのを楽しみにしています!