キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

きたっ子まつり

2011年10月28日 | 6歳児クラス
各校区で就学時健診が行われる季節です。6歳クラスの子どもたちは、15小学校区から通ってきているのでそれぞれの小学校に健診に出かけています。緊張とわくわくの混ざった気持ちでお母さんたちに連れられて行く様子は、とても微笑ましく、成長に胸が熱くなります。私たちのスクールの校区に通う子どもは今年はいませんが、先日その小学校の2年生が行うお祭りに6歳クラスの子どもたちが招待されました。小学校のお姉さん、お兄さんたちと接するいい機会になりました。

体育館で子どもたちの踊りを見せていただいた後、20ものゲームコーナーがオープンしました。ボーリング、段ボール迷路、輪投げ、魚釣り、ゴム鉄砲など楽しい遊びがいっぱいでした。スタンプカードにスタンプを押してもらって、ゲームをしたら景品までもらえたので、子どもたちは大喜び!精力的に次々とゲームコーナーを回る子、好きなゲームに狙いを定めて取り組む子、長い列でも辛抱強く待つ子、少ない待ち時間のゲームを探しながら取り組む子と様々でした。景品でもらった折り紙のしゅりけんや色水を自慢そうに見せてくれました。

2年前に卒園した子どもたちに会えたのもうれしいことでした。2年で背も伸び、すっかりりっぱな小学生です。自信たっぷりにゲームをリードしていました。




モンスター

2011年10月21日 | 4歳児クラス
ハロウィーンが近づいてきて、各クラスの子どもたちはモンスターや魔法使い、おばけなどハロウィーンの工作をたくさんしています。4歳クラスでは、足形、手形をとって、それをゴブリンやゴースト、ジャックオーランタンに見立てて顔を描きました。

足や手に絵具をつけて、これがゴブリンになるんだよ、ゴーストになるんだよ、と先生に教えてもらいながら絵具の感触を楽しみ、言葉を覚えていくことができました。

顔を描く時には、目が一つのモンスター、三つのモンスターなど思い思いに作っていましたし、このクラスの子どもたちは、3歳クラスの時から"BIG GREEN MONSTER"の本が大好きで、何回も何回も読んでいましたので、赤いステッカーを選んで、 big red nose と言って楽しんでいる子もいました。

まだしっかりとペンを持つことができない子どもは線からはみ出したりしていますが、みんなそれぞれに点をなぞって、GHOST などの字を書くこともできました。

秋の遊び

2011年10月14日 | KISの風景
年々夏が長くなって、秋が短くなっていると感じられませんか。もう10月の半ばなのに、やっと長袖を着たいと思えるようになってきました。カリキュラムでも「秋を感じる遊び」は、9月から10月にもう何年も前から変更になっています。

木の葉の色も少しずつ色づき始め、公園ではどんぐりも拾えるようになってきました。「秋を感じる遊び」もクラスによって様々です。まずは、公園で木の葉や木の実を集めるのが子どもたちの楽しみです。宝物探しでもしているかのように一生懸命集めます。そして、その集めた木の葉や木の実を使って様々な活動をします。センサリータブの中にいれて触感を楽しむ、クラスのコラージュを作る、個々で自由工作を楽しむ、種類分けをする、など。自然のものは「目」にも「手」にも「心」にも優しい教材です。季節を五感で感じ、それを「楽しい」「わくわくする」「ホッとする」と感じていくことで自然を大切にする心も育っていきます。秋を感じ、大切にする大人になるために、3~5歳の子どもたちはたくさん秋を「遊ぶ」ことが大事なのではないかと思います。

まだまだこれからが秋本番です。ご自宅に紅葉する木があれば、お子さんと一緒に毎日色の変化や落葉の様子を観察してはどうでしょう。これは~ちゃんの木、これはママ(パパ)の木ね、と言ってそれぞれの木を決めて観察して比べると、木に愛着がわきますし、興味も深まりますね。自然は好奇心や感受性を育む偉大な素材です。




クラス写真

2011年10月07日 | KISの風景
新しい学年というと、どこの学校でも集合写真を撮りますね。KISでも例年9月末が写真を撮る時期になっています。初めの頃は、全員で撮っていましたが、幼児一人一人が「いいお顔」で写るのは至難の業なので、ここ6~7年はカメラマンに個人写真を撮ってもらって、クラスごとに子どもたちの顔を集めたクラス写真を作っています。

クラスの中ではとてもいい表情で笑う子どもも、カメラマンの前では泣けてしまったり、硬い表情のままだったりすることはよくあります。カメラマンもそれを承知で、時間をかけていろいろな方法で子どもを和ませようと努力してくださいます。ぬいぐるみで遊んだり、ボールを投げ合ったり、おしゃべりしたり、こそぐったり、子どもによってその方法は変わります。クラス写真になった時には、みんなとてもいい笑顔をしているので、さすがプロ!と、本当にいつも感心します。

2才から3才、4才と笑顔を引き出すのにとても苦労する子どもはいつもいます。毎年苦労して、プロの業で何とか柔らかい表情を引き出してもらっている子どもが、いつもびっくりすることに6才クラスになると、なんの苦労もなくニコーっととびきりの笑顔を自分で作れるのです。3才や4才の時にどうしても笑えなかったのがうそのようです。自分に自信がついたり、人と接することに慣れたり、物事を見通す力がついたりして、カメラの前でとても素敵な笑顔になるんですね。

「わーぁ、いい笑顔!」と保護者の方は出来上がった写真を見て喜んでいただいていると思いますが、その写真の中の笑顔の過程をお見せできないのがとても残念です。2才の笑顔、3才の笑顔、4才の笑顔、5才の笑顔、そして6才の笑顔はそれぞれ違うんですよ。どういうふうに違うのか私とカメラマンだけが知っている、というのは少し申し訳ない気がします・・・

今年もみんないい笑顔でしたよ!