キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

年末年始セール

2013年12月27日 | KISの風景
いよいよ今年も残すところあと数日になりました。大掃除やお正月の準備、年賀状の発送など忙しい時期ですね。KISも今日は大掃除でした。各教室は、冬休みに入ってすぐに担任が掃除をしていますが、大掃除の日はオフィスやキッチン、玄関など共有スペースをみんなで掃除します。今年は、2部屋の使途を変えるために家具や教材の大移動をしたので、例年よりも大がかりなものでした。全員で協力し合って終えることができたので、ほっとしました。力を出し合って大仕事を成し遂げると、疲れていても達成感を感じます。

1月からは、新しくなった早朝、延長保育室兼図書室で、子どもたちを迎えるのが楽しみです。

さて、ブログをいつもお読みいただいている方々に、年末年始の特別セールのご案内です。KISの各クラスで作った料理のレシピファイルを限定12冊500円で販売します。ランチやスナックなど31種類のレシピが綴じてあります。簡単な英語で書かれているので、小学生のお子様であれば、読む練習にもなるでしょう。購入ご希望の方は、件名に「レシピ希望」とご記入の上、info@ednet.co.jp までメールをお送りください。郵送希望の方は、送料がかかりますことをご了承ください。

今年一年ありがとうございました。みなさまに幸多い年が訪れますように!

サンタがやってきた

2013年12月21日 | イベント
今年もサンタさんがKISにやってきてくれました。各クラスを順番に訪れてくれて、子どもたちにプレゼントを手渡ししてくれました。

3歳クラスでは、今年はだれも怖がって泣く子もいなく、きちんとプレゼントをもらったら "Thank you!" とお礼が言えていました。自分の席で順番を待っている時には、「ドラえもんがほしい!」や「アンパンマンがいい!」とうれしそうに話していましたが、いざサンタさんの前に行くと、はずかしそうにモジモジして、言えませんでしたけどね。待っている間のうれしそうな顔はとてもかわいかったです。

4歳クラスでは、みんな大興奮!「わぁー、サンタさんだ!!」という気持ちが、顔や体からあふれていました。一人一人サンタさんに欲しい物をお願いしていましたが、突然のことで、欲しい物を考えていなかった子の戸惑い方がかわいかったです。しばらく沈黙した後、思わずお友だちと同じものをお願いしていました。サンタさんが来てくれるって知っていたら、ちゃんと考えておいたのにね!

5歳クラスの子どもたちは、「トナカイとそりはどこにあるの?」「どこから来たの?」などサンタさんにいくつか質問をしました。サンタさんの膝に乗ったり、ひげを触ったり、みんなニコニコで、会えたことがうれしくて仕方ない!という感じでした。サンタさんは、おみやげにジンジャークッキーを5歳クラスの子どもたちからもらいました。

6歳クラスでは、サンタさんはたくさん質問されていました。「どうして赤色をいつも着ているの?」「お口がないのはどうして?」「好きな飲物は何?」、そして「偽物のサンタさんじゃない?」という質問には笑ってしまいました。そして、「偽物なんかじゃないよ。」と言われると、その女の子は納得していました。このクラスの子どもたちはすでに欲しい物をお願いする手紙を書いていたので、お願いしたものじゃないのは、どうして???と不思議そうでした。きっと本当に欲しいものは、クリスマスの日にサンタさんがまた届けてくれますよね。


子どもたちの学びを伝える

2013年12月13日 | KISの教育
子どもたちは様々なことをスクールで学んでいますが、どのようなことを学んでいるか保護者の方たちに伝わるようにするのも大事なことです。それは、1)スクールと保護者の方が手を携えて子どもたちの発達を援助していくためであり、2)親子のコミュニケーションのため、3)スクールや教師が保護者の方から信頼していただくためでもあります。

ウィークリースケジュールやデイリーハイライトなど文章で日々お伝えするだけではなく、ドキュメンテーションやポートフォリオも各クラスで活用しています。ドキュメンテーションとは、子どもの作品や学んでいることがわかるように掲示をすることです。作品のディスプレイだけではなく、学んだ過程がわかるように説明を加えたり、子どもの言葉を添えたりすることで、子どもたちがどのように学んでいるのかよりわかりやすくなります。口頭でコミュニケーションを取っているつもりでも、なかなか全員に伝わりきれない場合もありますから、時間がある時に見たり、読んだりしていただくことができるドキュメンテーションは大事なツールです。そして、ポートフォリオは、学期末に作品をまとめて綴じたものです。学期の初めからの作品を振り返ることで発達が見やすくなります。大人は、子どもの「今」に目が行きがちですが、少し前を振り返ることで、こんなことができるようになった、これをがんばってきたんだ、と発達を認め、うれしく思うことができるはずです。

そう、上で述べた3つの目的よりももっと大切なこと、それは、保護者の方たちに子どもたちが学んだことを知っていただいて、「こんなことができるようになったんだ、がんばってるね。」とお子様に声をかけていただきたいということですね。けして、他のお子様の作品と比較してがっかりしたり、叱ったりはしないでくださいね


子育て支援

2013年12月06日 | KISの教育
2週間ブログを書いてはいたものの、誤って公開がされていませんでした。読もうとしてくださっていた方、ごめんなさい。

今年度からKISは早朝、延長保育の時間を延長して、朝8時から夜6時まで保育をするようになりました。以前から受けていた働くお母様たちからのリクエストにやっと答える形になりました。私自身も仕事をしながら3人の子どもたちを育てましたので、働くお母様たちの要望に応えたいとずっと思っていました。保育時間が長くなると、教師たちのシフト勤務やオフィス時間の対応など乗り越えなければならない壁がいくつかあって、なかなか実現できませんでした。夜6時でも難しい方はみえるかもしれませんが、とりあえず一歩前進です。

現在の日本の教育システムでは、幼稚園の選択権は保護者にあり、園の特色や教育理念、環境によって選ぶことができます。音楽教育に特色のある園や、文字学習など知育教育に力を入れている園、体を鍛えたり、自然の中での遊ぶことに重点をおいている園など、保護者は自分の教育方針と合致する園を選んで入園を申し込むことができます。一方、保育園は、教育ではなく家庭での保育を補完する施設という考え方なので、ほとんどが横並び状態です。管轄する官庁が幼稚園は文部科学省で、保育園が厚生省ですから、違って当然でしょうが、幼稚園が「教育」で保育園は「保育」というくくり方に納得できない働くお母さんたちはたくさんみえるのではないかと思うのです。認定こども園として保育園と幼稚園が合体して一つの省で管理されていくかもしれないという数年前に抱いた可能性もまったくどうなるかわからない状態になっています。保育か教育かという問題の前にまず保育園の定員枠に空きがあるのだろうか、という心配の方が先に来ざるを得ない状態だといういうことも問題ですから、十分保育の定員枠があり、なおかつ教育や保育の質や方針で自分の子どもを通わせる園を選べるような状態になってほしいですね。困っている人が声をあげないと何も変わらないでしょうから、声を上げていくことは大事だと思います。

そして私たちにできることは、子どもたちにしてあげたいと思うことを継続と改革を交えながら信念を持って行なっていくことです。