キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

みんなで育む

2016年12月16日 | 園長の雑感
子どもはたくさんの暖かい目に見守られて育つ方がいいです。

ご家庭では、お母様は子どもに一番近いので、どうしても視野が狭くなりがちです。お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんの一歩引いたところから見る目線が子育ての助けになることがあるでしょう。

スクールでも担任だけではなく、いろいろな教師が各クラスの子どもたちの情報を共有することで、みんなで子どもたちを育む環境を作ります。行動の変化や興味の変化、気になる言動など共有しておくことで、違う視点で見ることができる場合もあります。成長をみんなで喜び、発達をみんなで援助する体制を大事にしていきたいと思っています。

個人懇談会

2016年12月09日 | KISの風景
今学期も終わりに近づき、個人懇談会も最後の週になりました。各クラスごとに懇談会の週を変えているため、4週間に渡ってどこかのクラスで個人懇談会が開かれていることになります。

子どもたちのスクールでの様子をお話しすると、ご自宅での様子との違いに驚かれる場合があります。家族に見せる「内」の顔と「社会」の顔が違うことはごく自然のことだと思います。大人でも外の顔と内の顔は多少でも違いがあるはずです。

社会の中である程度緊張感を持ち、自分を律して行動できるのは成長のステップを順調に踏んでいるからこそです。しかし、内で常に緊張を強いると外で自分を律することができず暴走してしまうケースもあります。子どもの傾向や求めていることを見ないでただ厳しく躾けようとすると内での言動に制限をかけてしまいます。一方、「甘やかし」と「受容」は違いますので、気をつけなければいけません。甘やかされると親の言うことに耳を貸さない子どもに育ちますが、受容されていれば、いけないことをした時にしっかりと言い聞かせても受け入れていくでしょう。「受容」というのは、子どもの行動を受容するという意味ではなく、子どもの行動の意味を理解し、存在を受け入れるということです。

子どもを育てる過程で、親も試行錯誤しながらたくさんのことを学んでいくのです。子どもに学ばせてもらっているのですね。

サンクスギビング

2016年12月02日 | イベント
先週の木曜日はアメリカの祝日、サンクスギビングデーでした。
KISでは、毎年恒例のポットラックランチパーティをしました。トドラークラスがいんげんとソーセージの炒め物、3歳クラスがサツマイモとマシュマロのオーブン焼き、4歳クラスがスタッフィング、5歳クラスがマッシュポテトとグレービーソースとチキンのグリルを作りました。一つのテーブルに各クラスからの子どもたちが座れるように事前に教師が座席を割り振っておきました。クラスで作成したランチョンマットを敷いたり、ピルグリムの帽子をかぶったりして、サンクスギビングの雰囲気をもりあげてみんなで賑やかにランチを食べました。

アメリカでは、サンクスギビングも家族が集まってごちそうを食べる大事な祝日で、その翌日には日本でも紹介され始めたブラックフライデーという大セールで盛り上がります。日本では、ハロウィーンが終わるとすぐにクリスマスのデコレーションが街を覆い始めますが、アメリカではブラックフライデーが終わるのを待ってクリスマスの飾りを始めます。

12月に入って、ここからはもうクリスマス一色になりますね。KISでは、今学期最終日のホリデーコンサートに向けて、毎日楽器の演奏やこどもたちの歌声が聞こえています。