キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

秋の遠足

2011年09月30日 | イベント
瀬戸にあるノベルティ子ども創造館に遠足に行きました。

3~4歳、5~6歳と分かれて、おばけのランプ、ねんど宝石、ニョロニョロねんど麺、つちプールを体験しました。おばけのランプはどの年齢の子どもたちもとても集中して取り組んでいました。こわーい顔、かわいい顔、おもしろい顔といろいろなおばけちゃんたちができあがっていました。ねんど宝石は、5~6歳の子どもたは一生懸命ころころこすって輝きを出していました。根気強くこすった子の粘土は、大理石のような輝きを放っていました。ニョロニョロねんど麺のコーナーでは、いろいろなお弁当が出来上がっていました。ポテトやハンバーグ、うどん、ケーキやチョコレートごはんなんていう物までできていました。そして、つちプールでは、3~4歳の子どもたちはこわごわ、5~6歳の子どもたちは思いっきりどろどろになって遊んでいました。冷たくてぬるぬるして、粘土って気持ちいいね、ということをみんな感じていたようです。

スクールではできないいろいろな活動ができて、楽しい一日でした。最後にみんなで絵本を読んでお別れしました。

正しい英語?

2011年09月25日 | 園長の雑感
日本人の保護者の方で、自分の英語の発音はよくないし、文法的にも間違っているから、子どもに話しかけたくないと言われる方がみえます。本当に話しかけないほうがいいのでしょうか。

まず、幼児期に学んだことは、小学生、中学生、高校生、大学生と進んでいくうちにどんどん修正されていきます。子どもたちが英語を書く活動の中で、文法的な間違いをしてもほとんど修正をしないのは、その後たくさんの英語にふれて、自分で修正をしていくことが明らかだからです。幼児期に過去形が言えない、書けないからと言って、大人になるまで過去形が使えないということは絶対にありえません。

では、発音はどうでしょう。確かに幼児はとてもいい耳を持っていますし、音を作り出す力に長けています。ネイティブの人の話す言葉をたくさん聞いて、その音だけでなくイントネーションやリズムにふれていくのは、英語らしい音を形成していく上では大事です。しかし、ネイティブの音だけしか聞くべきではないということには疑問を持ちます。

子どもたちが大人になって、いざ英語を駆使しようとする時に遭遇するのは、第二言語として英語を話す人の英語の方が今後どんどん多くなっていくはずです。第二言語として英語を話す人はもちろん、英語を母語とする人たちも話し相手の英語の文法の多少の間違いや発音の良し悪しはまったく問題にしません。問題は、「話す内容」なのです。「あの人の英語はネイティブみたいで素敵!」と評価するのは、日本人であって、英語を母語とする人たちは発音の良し悪しではなく、内容を評価するということです。

脳科学者の茂木健一郎さんが著書「ピンチに勝てる脳」で書いてみえましたが、彼が書く英語のブログに対するコメントが日本人と外国人では違うそうです。日本人の中には、単語のスペルミスや文法の間違いを指摘する人がいる一方、外国人の人はブログの実質的な内容にしか触れてこないそうです。内容ではなく、形式にこだわる日本人といったところでしょうか。

結局私の考えとしては、発音や文法の間違いにとらわれず、子どもが英語で絵本を読んで、といえば読んであげて、英語で話しかけてきたら答えてあげてほしいと思います。子どもとコミュニケーションを取る姿勢が大切ですし、子どもの思っていることを引き出してあげたり、例え文法が間違っていても言いたいことを辛抱強く聞いてあげる姿勢が大切だということです。「話したいことがある」こと、それを「聞いてくれる人がいる」ことが子どもにとっては大事なことなのです。もちろんそれは、母語である日本語ででも同じですね。

Sharing

2011年09月16日 | 6歳児クラス
The children started sharing about their grandparents this week.

For 6 year class, we wanted to give them the option to choose what days they want to share and sign up for it. They had a lot of fun talking about the special things they do with their grandparents. Some children brought wonderful pictures of their grandparents and some even brought special items that were given to them by their grandpa or grandma.

We loved hearing about their stories and what they liked to do with their grandparents.

6 year class teacher, Ellen

Welcome Party

2011年09月07日 | イベント
いよいよ2011年度の開始です。子どもたちや保護者の方たちが夏休みを終えて、ウェルカムパーティに帰ってきてくれました。長い夏休みですから、気後れをして泣けてしまう子どもたちも何人かいましたが、先生たちの歌と劇が始まったら、真剣に見入っていました。

毎年先生たちの劇では、保護者の方たちの中で「へぇー、あの先生があの役?」という笑いを伴った意外な声があったり、「あぁ、なるほど!」と納得される声があったり、その反応を見せていただくのも楽しいものです。今年のピーターパンでは、フック船長とワニが笑いを取っていたようです。

楽しいことを考えて、肩をブルブルっと震わせたら飛べる・・・そんなイマジネーションが持てたら本当に素敵ですね。私が子どもだったら、今晩ベッドの横でそっと試してみるかもしれません。

さて、今日から通常のクラスが始まり、子どもたちはそれぞれ新しい教室、新しい先生になるのでわくわくと緊張の入り混じった表情で登園してきました。各クラスともクラスのルールや一日のスケジュールなどを確認しながらスタートしました。朝は少し泣けてしまった子どもたちもすぐに活動を楽しみ始めたので、すぐに担任にも慣れることでしょう。アートやプロジェクト、遠足、イベントなどたくさん計画されているので、楽しくて忙しい一年になりそうです。

Back to School 2

2011年09月04日 | KISの風景
今週は、先生たち全員でクラスごとのスケジュールを照らし合わせたり、各クラスの担任が今学期のプランニングをしたりしました。そして、毎年お楽しみのウェルカムパーティの出し物の準備にも取り掛かりました。

ここ数年は、日本のお話と海外のお話を隔年で演じていて、昨年は「金太郎」でしたから、今年は海外のお話の年です。いろいろなアイディアがでましたが、多数決で今年は「ピーターパン」に決定しました。劇を通して、「イマジネーション」「友情」「純粋な心」の大切さを子どもたちにメッセージとして伝えたいと思います。

毎年、歌も劇も先生たち自身が楽しむ気持ちで準備しています。長い夏休みでスクールから遠ざかっていた子どもたちに「あぁ、KISって楽しい所だった!また楽しいことが始まるな・・・」という気持ちになってもらうため、先生たちが楽しんで、子どもたちを迎えることが大切だと思います。忙しい中、セリフを全部覚えられるかな・・・と、少し心配ですが、少々間違えても大丈夫!堂々と演じる見本を子どもたちに見せることも大事なんですから。

9月7日の劇の様子は、またフェイスブックにアップする予定です。ぜひ見てくださいね。