キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

海のテーマ活動

2013年04月26日 | 4歳児クラス
4歳クラスは今学期「海」のテーマ学習に取り組んでいます。「レインボーフィッシュ」のお話を読んで、魚に色とりどりの紙やキラキラの紙のウロコをつけて、壁に作られた海を泳がせたり、海や海の生き物に関するいろいろな言葉も学んでいます。今日は、カラフルなクラゲを作って、教室に飾りました。風にそよいでとても素敵です。

1学期かけて海の浅い部分に生息する生き物、やや深い部分に生息する生き物、そして深い海に生息する生き物について学んでいきます。それぞれに生息する生き物の特徴や違いを学ぶことができるでしょう。そして、海の生き物のサメがクラスのマスコットとして各家庭を訪れ、子どもたちと一緒に1週間ずつ過ごす活動も行っています。一緒に食事をしたり、遊んだり、ベッドで寝たりして1週間過ごした後には、どのよう1週間だったかお友だちの前で発表します。

クラスの中には大きなボートも作られていて、その中で子どもたちは本を読んだり、釣りをしてりして楽しんでいます。だんだん夏が近づいて暑くなってくる今学期には最適のテーマですね。



親力

2013年04月19日 | 園長の雑感
今週は、いろいろなシーンで保護者の方たちの親力を感じた週でした。

先月、「親になる」ことについて考える機会をいただきました。子どもが生まれたら、私たちは自動的に親となりますが、「親になる」のには時間がかかります。子どもを育てる過程では、初めて経験することばかりで、その一つ一つに試行錯誤しながら対応し、子どもの成長と共に親も成長し、「親になっていく」のです。子どもがいてくれるから親になれるし、親として人として成長する機会が与えられる、と思います。

親としての対応を悩み、真剣に子どものためにどうするのがいいのかと考えご相談いただくと、微力でもお力になれたらと思いますし、真剣に「親になっていこう」とされる過程を感じうれしくなります。

今日は全体懇談会があって、KISは子どもたちに「体験」させることを重視しています、ということをお話して、相田みつおさんの「体験してはじめて身につくんだなあ」ということばをご紹介しました。子どもたちは、机上の学習ではなく、体験することでより活きた実りの多い学習をすることができるということをお話しましたが、私たち親も子育ての中で生じるいろいろな問題に悩み、挌闘していくことで親力が身についていくのだと思います。私たちは子育てをしているのですが、実は子どもたちに親育てをしてもらっているんですね。「共育て」という言葉を使ってみえた方もいらっしゃいました。

懇談会の中では、バザーへの関わり方について保護者代表の方が「お父さんやお母さんがスクールの活動に関わっている姿を見るのも子どもたちにはうれしいことだと思います。」とおっしゃってくださっていました。子どもは、親の姿を見て、自分が育っている場所に信頼感を持ちます。親が信頼を寄せてない場所では子どもは幸せにはなりません。子どもは成長に伴って、いろいろな場所で学び、いろいろな人に出会っていきます。子どもに何を感じてほしいか、そのために自分は何ができるか、その正しい判断ができるのも親力ですね。

2歳クラス

2013年04月12日 | 2歳児クラス
新しい2歳クラスがスタートしました。月曜日は、「ママ~!!」「パパ~!」「ママはどこ?」の大合唱。当然です。今までずっとママやパパと一緒に過ごしていて、突然よく知らない場所で、よく知らない大人と一緒に過ごすことになったのですから。いくら目新しいおもちゃがあっても、遊ぶ気になんかなりません。ただママやパパに会いたい!ママたちも子どもたちが泣き叫ぶ中、さよならを言って別れるのは、さぞつらかったことと思います。私も○○年前、長男を初めて保育園に預けた時のことを思い出します。ママたちのつらさがわかるので、早く子どもたちの楽しい顔を見せて安心させてあげたいと思います。

そして、火曜日、水曜日、だんだん朝泣く子どもも、泣く時間も少なくなってきました。まだ始まって1週間ですが、今日は、ほとんど泣かないで朝のサークルができました。今年は落ち着くのが早いなぁ、という印象です。慣らし保育が終わって、お昼寝が始まるとまたママが恋しくなるかもしれませんが、ずいぶん教室にも教師にも慣れてきたので、一日泣かないで過ごせる日も遠くないと思います。

まだ自分でできることも多くないので、教師は、トイレの時や外遊びに出る時など、ドンと腰を構えて、「やってごらん、見てるよ。急がなくていいよ。できるからね。」と十分に時間をかけて見るようにしています。「やって!」と訴えてきますが、辛抱強く自分でできるように促して、できた時に大げさに喜んでみせると、本当にうれしそうな顔をします。少しずつ自立を促し、自信をつけさせていきます。

桜のもと

2013年04月05日 | イベント
2週間の準備期間が終了し、来週の月曜日から新学期が始まります。さあ、がんばるぞ・・・ということで、桜もきれいなことですし、教師、スタッフそろって花見に出かけました。ここ数年この時期は桜もまばらで寒かったのですが、今年は暖かく、桜も散り始め。久しぶりにみんなでゆっくりと花見とおしゃべりを楽しむことができました。

私たちのイベントはボランティアのオーガナイザーによって成り立っていますが、今回も食料品の調達やバーベキューの準備などみんなのために動いてくれる人たちのおかげで全員が楽しいひと時を過ごすことができました。そんなスタッフの姿を見て、新しく入ってくるスタッフも何らかの形で自分も貢献しようという気持ちを持っていってくれるのだと思います。みんなが前向きで、助け合っていて明るいことが正のスパイラルを生み、新しいスタッフにも伝わっていきます。

スタッフの距離がぐっと縮まり、チームワーク良く新学期も始められそうです。月曜日まで桜が残っていますように・・・