キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

お父さんの顔

2017年05月26日 | 園長の雑感
長久手のイオンの依頼を受けて、母の日のためのお母さんの絵と父の日のためのお父さんの絵を4歳、5歳クラスの子どもたちが描きました。イオンにはいくつかの幼稚園や保育園の子どもたちの絵が掲示されています。

日本の多くの幼稚園では、手本を示して子どもたちに描かせるので、同じような絵が並びます。絵の「描き方」を学ぶのは、もっと成長してからでいいのではないかと幼稚園で教えていた時にはずっと違和感をもっていました。もっと自由に気持ちのままに表現することを幼児にはさせたいとインターナショナルスクールを設立してからずっと思っています。工作も、たとえ作り方を見せたとしても、材料などに必ず選択肢を与えて、同じように作らなくてもいいことを子どもたちには伝えてもらっています。

5月にNHKで「奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち:アート編 違いはみんなのために」という番組が放送されました。イタリアからのアートの先生が小学生の子どもたちに1週間アートを教えるというものでしたが、その先生は絵の描き方を教えるのではなく、自分の頭で考えることを教えていました。筆の使い方は教えるけれども、どのように描くかは子どもたちの感じ方に任せていました。子どもたちの観察力、創造力が自由に解き放たれていく様子がとても興味深いものでした。

子どもたちがいろいろなものを見て、感じて描く機会をもっと増やしていきたいと思わせてくれるアートの先生でした。


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