キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

個人懇談会

2016年12月09日 | KISの風景
今学期も終わりに近づき、個人懇談会も最後の週になりました。各クラスごとに懇談会の週を変えているため、4週間に渡ってどこかのクラスで個人懇談会が開かれていることになります。

子どもたちのスクールでの様子をお話しすると、ご自宅での様子との違いに驚かれる場合があります。家族に見せる「内」の顔と「社会」の顔が違うことはごく自然のことだと思います。大人でも外の顔と内の顔は多少でも違いがあるはずです。

社会の中である程度緊張感を持ち、自分を律して行動できるのは成長のステップを順調に踏んでいるからこそです。しかし、内で常に緊張を強いると外で自分を律することができず暴走してしまうケースもあります。子どもの傾向や求めていることを見ないでただ厳しく躾けようとすると内での言動に制限をかけてしまいます。一方、「甘やかし」と「受容」は違いますので、気をつけなければいけません。甘やかされると親の言うことに耳を貸さない子どもに育ちますが、受容されていれば、いけないことをした時にしっかりと言い聞かせても受け入れていくでしょう。「受容」というのは、子どもの行動を受容するという意味ではなく、子どもの行動の意味を理解し、存在を受け入れるということです。

子どもを育てる過程で、親も試行錯誤しながらたくさんのことを学んでいくのです。子どもに学ばせてもらっているのですね。

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