子どもの頃から、秋吉台という地名、鍾乳洞が頭のなかにありました。切手収集少年だったので、記念切手にあった秋吉台国定公園のそれの影響です。
しかし、この年齢になるまで、そこを訪れたことはありません。一生ダメかなとなかば諦めていましたが、このたび萩・津和野に行き、そこからそう遠くないので、寄りました。
広大な秋吉台の風景に感動しましたが、鍾乳洞には本当に度肝をぬかれました。日本にこのようなところがあるとは。鍾乳洞は全長10キロくらいあるのだそうですが、観光客がみることができるのはそのうち1キロほどです。本当に大きな空間です。ランプがついているもののかなり暗く、足元はぬれています。気温は17度ほど。夏ですと、涼しく気持ちよいです。
石筍という石灰岩の柱は、天上から(?)ぽたぽたと落ちる地下水のなかに含まれている石灰岩が何億年、何万年もかけて出来上がったものです。その時間の長さは、創造を絶するものです。
そして鍾乳洞のなかには小さくはない川が流れています。濁流となって渦をまいているところもあちこちにあります。わたしがここを訪れた前日に雨が相当降り、その影響で鍾乳洞のなかはかなり多くの水がありました。降雨がものすごいときには、人間が入れないこともあるのではないでしょうか?
下の写真は鍾乳洞出たところですが、この濁流は鍾乳洞からのものです。このような勢いで、流れているのですが、写真で見るより、実際はもっとすごいです。
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