金沢と言えば、おでんが有名です。今回は「高砂」というお店に行こうと旅立ち前から考えていましたが、「菊一」となりました。
ここは老舗です。昭和9年創業。一説によると金沢で一番古いおでんやさんとのこと。香林坊の喧噪のなかにありますが、ここに入ると「昭和」のレトロ感が横溢しています。お客さんは入れ替わり、立ち代わりひきもきらない状態でした。
一時代前の置物があり、壁には古い写真がべたべたとあり、そこでアツアツのおでんです。わたしはこういうところが好きなので違和感なく過ごしました。
ふとみると隣に若い男性が。しかし、彼は若くはなく、42歳とか。若作りでした。このお店のこととか、金沢のこととか、どの球団がすきとか、そうそう大相撲の遠藤、輪島の話もでました。遠藤、輪島は郷土(石川県)出身の力士です。
おでんは、クルマ麩、しらたき、牛スジ、バイガイ、大根などなど。それにウドの酢味噌あえ。地元のお酒ですぐにほろ酔い加減。昭和の異次元空間のなかでの2時間でした。
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