これは爆弾映画の傑作!
ジャガーノートを名乗る謎の人物が豪華客船に爆弾を仕掛け、莫大な金額を要求してくる
イギリス海軍から爆弾処理のチームが客船に乗り込み爆弾解除に乗り出す
そして警察はジャガーノートの正体を突き止めるべく操作に乗り出す
この日作品はやはりまず爆弾処理班のリーダー ファロンを演じるのリチャードハリスが最高に良いのです
最初の方のシーンで爆弾を解除した後に鼻歌を歌うシーンが出てくるが爆弾処理という究極的な緊張感の中鼻歌が最後に出ると言うところの凄さを感じさせるキャラで、その彼さえも窮地に陥る豪華客船の爆弾処理の困難中状況を際立たせている
無数ある爆弾をチーフのファロンが解体していき、それに追随するように隊員たちが後に続いていく緊張感、ファロンがブービートラップだらけの爆弾を経験と直感で解体していくスリリングさは最高です
また同時進行して地上では犯人探しに奔走する警察の動きも描かれていて、陸と海とのサスペンスな展開が面白い!
そしてラストの赤か?青か?の究極の選択は後に様々な映画に影響を与える迫真の名場面で、三谷幸喜が古畑任三郎でもネタとして使ってたぐらいに今ではポピュラー
しかし結果分かっててもドキドキするし、またこの映画ではファロンと犯人のやり取りからこの場面に直結してるので、まさにスリルの極致を楽しめます