監督 トム・マッカーシー
出演 マーク・ラファエロ
マイケル・キートン
アカデミー賞作品賞を受賞した話題作
神父による幼児性的虐待をカトリック教会ぐるみで隠蔽していたと言う事実を明るみにするために新聞記者たちが立ち上がる実話
実話ベースだけに映画的な派手な事件も起こらないし、アクションはもちろん殺人とかも起こらない
映画としてもある意味淡々と地味な映画ではある
しかしそれがリアリティがあり、ノンフィクションな雰囲気が出ていて良かったと思います
相手が相手だけにキッチリ裏を取らないと行けないと言う慎重さの中の緊張感
そんな中での編集部のカンカンガクガクな議論とかは、70年代の名作「大統領の陰謀」を彷彿させる
神の使いと言われる神父とはいえ所詮は人間
そんな神の使いと言われる人間を裁くのは、たとえ犯罪者とはいえ並大抵でないけど、彼らは正々堂々と正面からペンの力で立ち向かう好編
それと役者それぞれ良い味を出してる
★★★★ 2016.4.15(金) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン1 20:45 D-3