これも好きな映画です
禁酒法の時代のシカゴの街を牛耳る犯罪王アル・カボネに挑む4人の財務官たちのドラマ
サスペンスとアクションに満ちた娯楽作品となってます
主演の絶頂期のケビン・コスナーも良いが、ショーン・コネリーの存在感はやはり貫禄です
堂々たる助演ぶりにオスカーも納得です
またカポネに扮したロバート・デ・ニーロが素晴らしい!
顔を太らせ髪の毛まで抜いてカポネになりきったのは カメレオン俳優の面目躍如と言ったところ
2人のベテランの存在はこの作品を見ごとに締めておりますね
ブライアン・デ・パルマ監督の凝ったカメラワークや映像表現も随所に見られるが、それらが集約されるのが駅の階段落ちのシーン
スローモーションとカット割りで子供を乗せた乳母車が駅の階段を落ちて行く中の銃撃戦は緊張感の中見応え充分の名場面!
そしてアンディ・ガルシアやケビン・コスナーのカッコよさも極まっています
しかしこの映画の好きなシーンはラストで4人で撮った写真をケビン・コスナー扮するエリオット・ネスが感慨深く眺めるシーン
帰って来ない日々だが写真だけはいつまでも残ってくれると言うの感じられる良い場面です
とにかくいつ見ても飽きない名作です