ブルース・リーなどのカンフー映画系以外の香港映画で最初にヒットした作品がこの映画ではないですかね
もっとも「ブルース・リー 電光石火」と併映での公開で正直大半はブルース・リー目当てで見に行く人が多かったとは思いますがね
私も今は無き阿倍野近鉄ビルの下にあったあべの地下劇場で鑑賞
しかし「電光石火」も蓋を開けて見ればテレビシリーズの「グリーンホーネット」だったので、印象的には新鮮な香港コメディのこの作品が強く残りました
オープニングのけったいな中国語の主題歌に乗って足下だけで探偵の尾行をベタギャグの畳み掛けで表現するシーンから抱腹絶倒の場内
3分に1回の大爆笑が本当にオーバーでなく最初からラスト、エンディングロールに至るまで笑いっぱなし!
「こんなに笑った映画初めてや」と流石のブルース・リーも吹っ飛んでしまいました
ホイ三兄弟のボケぶりは時にはチャップリンのようでもあり、時にはドリフのコント見たいだったりと昭和の少年たちを喜ばせてくれました
ちょっとホイ三兄弟に憧れたぞ
サミュエルホイの歌にもハマり、後のシリーズ「インベーダー作戦」や「ギャンブル大将」などのサントラアルバムレコードも買いました
ホイ三兄弟のテレビ放映時の吹き替えが広川太一郎とビートたけし、ビートきよしのツービートによるトリオは伝説ですな