Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

初代iPod nano、忘れた頃のリコール騒ぎ

2010-08-16 12:52:51 | Digital Devices

 近頃iPodについて、バッテリーの加熱や変形、ひどいときには発煙や異臭といった問題がニュースの紙面に上るようになってきました。例えば、8月13日にはこんな記事が載っています。

電車内でiPod焦げ臭く=田園都市線、けが人なし-東急 jiji.com

 13日午前8時20分すぎ、東急田園都市線桜新町駅(東京都世田谷区)に停車中の中央林間発清澄白河行き普通電車の乗客から、「車内で焦げ臭いにおいがする」との通報が駅員にあった。女性乗客の持っていた米アップル製携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」が壊れており、においの原因とみられる。

 この原因となっているモデルはiPod nano。私が初めて買ったiPodと同じモデルです。
 当時としてはフラッシュメモリ容量比で劇的に安く、かつ液晶画面も付いていたため、初代Shuffleをあきらめた身としてはさっさと飛びついた覚えがあります。それからかれこれ5年がたち、今使用しているiPhoneにつながるわけですが・・・そう、発売が2005年9月6日ですから、現行は第5世代の製品が売られている状況です。アップルとしてはまるで時限爆弾のような話ですよね。・・・かつても、初代nanoのバッテリーについては問題になった様な気がしますので、昔の恋人がひょっこり現れたという方が適切でしょうか?

 音楽プレイヤーのようなシンプルな製品だと、確かに故障さえなければ、何年も使い続けるというのは分かる話です。これまで携帯電話やノートパソコンのバッテリーに関しては、比較的早い時期で問題が起こっていましたが、今回のケースのように5年のような長いスパンの経年劣化で、今回のように大事になると言うのはあまり聞いたことが無いです。バッテリーが交換できない仕様なのも影響しているのかも知れませんが・・・

 私はすでに手放してしまっていますが、初代nanoをまだ使っている、使っていないが眠っているという方は、トラブルになる前にアップルに相談する事をおすすめします。相変わらずトップページにはみじんもそういう情報を載せようとしないんですよねえ。