Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

Appleのバッテリーの中身はエネループらしい

2010-08-14 21:49:38 | Digital Devices

 様々な機器で、非常に広範囲に使われている単三乾電池。内臓の専用バッテリーパックへの置き換えが進んでいるものの、低価格製品や逆に交換の頻度が多い・もしくは素早い交換が必要なもの、消費電力が少ない機器ではまだまだ現役で使用されています。

 この単三電池の規格で充電ができるものの代名詞といえば、今ではeneloop・・・というよりも、近年の規格モノ充電池の市場はeneloopが再構築したと言っても過言ではありません。性能的にもブランド的にも他社に一歩先んずるものを形成してきました。
 もちろん他社もただ黙っているわけではなく、パナソニックやソニーといった充電池の老舗も、従来のブランドを強化して引き続き参戦してきております。

 この市場になんで今更?というタイミングで参入を発表した企業がありまして、当時はそのキャラクターの違いから話題になったものの、あまりに製品的に地味で話題にも登らなかったのですが・・・それがAppleのBattery Chargerです。

 そのバッテリーに使われている電池がどこのOEMか、それともまさかの自社開発か色々とささやかれていたものの、どうやらサンヨーのeneloopの型落ち品が使われている模様。

アップルの充電池、中身は旧世代eneloop? engadget

 突然の発表となったアップルの充電池 & 充電器セット「Apple Battery Charger」ですが、この製品のために同社の秘密部隊がfor the rest of us 充電池の研究を続けてきていたのだ......と考えるよりは、どこからか調達してきたと推測するのが妥当です。では、中身はどこ製なのか。チェコのSuperAppleは、アップル充電池の特性がサンヨーeneloopのHR-3UTGとそっくりであると分析しています。バージョンアップを繰り返してきたeneloopにおいて、HR-3UTGはひとつ前の世代にあたる製品。

 と言うわけで、確定ではないものの、特性的にはeneloopのOEMであろうという話ですが・・・元記事では充電池を分解した写真が使われていますけど、危ないのでよい子の皆さんはやっちゃダメですよ。

 性能的には1世代前と言う事ですが、Amazonを見る限りでは、お値段的には特にプレミアムというわけでもありませんので、Appleのロゴが付いた充電池が欲しいという場合はゲットしてみるのも面白いかもしれません。ファンアイテムとしてはお値段もお手頃で、結構おすすめです。