Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

旅行カバンにもセキュリティ

2006-08-06 20:51:46 | Thinkings
 この間海外旅行に行ってきました。チップ社会に辟易とはしたものの、大変おもしろく過ごせて良かったのですが、旅行中常に心配していた事がありました。

 それは、荷物についてです。と言いますのも、その国ではスリが多いという話を聞いていましたし、航空会社に預ける荷物にしても、いろいろと心配だったからです。
 幸いにもスリの被害には遭いませんでしたが、空港で荷物を取るときに、私のバッグは非常にポピュラーな物でしたので、本当に自分の荷物か取ってみないと分からなかったり、コンベヤーに乗せられて出てきたのが最後近くでしたので、すでに間違えて取られてしまったのではないかと内心冷や冷やしていました。

 そんな訳で、次買うときはもうちょっと個性的な物を買おうかと思うのですけれど、最近は海外旅行もずいぶんとお手軽になったようで、旅行カバンについてニュースにも取り上げられているくらい、需要が盛り上がっているようですね。

旅行者急増時代のスーツケース事情 特殊鍵タイプ主流 Sankei Web

  今夏の国内・海外旅行者の大幅増に伴い、旅行かばんの売れ行きが好調だ。特に海外旅行でお世話になるのがスーツケース。今年は軽さと丈夫さを程よく両立させた新素材や、米国などの厳しい荷物検査に対応した特殊な鍵を標準装備したタイプが主流になっている。色も以前のように地味ではなく、預けた荷物を受け取るときに見分けのつきやすい明るいものに人気が集まっている。

 その、「軽くて、丈夫で、カラフル」を実現した新素材はポリカーボネイド。
 ポリカーボネイドは今更新素材か?なんて疑問もありますけれど、軽くて丈夫で、デザインも柔軟にできるため、旅行カバンにも続々採用と言うことらしいです。確かに、空港では預かった客の荷物を投げたりして積み込む事が多々あるという話を聞きますと、ちょっと布製ではふあんかなあ、等と思います。
 その点ポリカーボネイドなら、その当たりの心配は無用。嘘だと思うならCD-Rメディアを無理矢理たたき割ってご覧なさい。存外に丈夫ですから。
 もっとも、細かい傷は盛大に付きそうですけれど。

 そしてもう一点。特殊鍵について。
 私が今使っているのは、ちゃちな南京錠がついているもので、その気になれば簡単に破壊できます。そして、アメリカなどテロの脅威にさらされているところでは、実際に鍵を破壊して調べたりもするらしい・・・
 壊されるのはイヤだけど、鍵はつけたい。その要求に応えるのが、

米国連邦航空省運輸保安局(TSA)が公認する「TSAロック」

なるもの。なんでも、空港では特殊な器具で鍵を壊すことなく開けることができるという特殊な鍵だそうです。これならいざ調べられても、鍵が壊されていてがっかりなんて事にはならずに済みそうです。
 ただ、その「特殊な器具」が、裏で出回らないことを祈るばかりです。

 カバン一つとっても日進月歩なんですねえ。とりあえず「次の旅行が決まったら」新しいカバンを物色しましょうかねえ。


 ところで・・・今現在有線LANルータが二つも余っています。誰か欲しい人いませんかね?