Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

光の見えないワンセグ

2006-08-05 22:33:01 | Technology
 正直な話をすると、私もワンセグ携帯に変えようと思ったことはあります。でも実物を見てやめました。だって、でかくて重かったんですもの。
 私は携帯をポケットに入れて持ち歩きます。ポケットに入らなかったり、入っても邪魔になってもらうと困るわけですよ。もちろん、それは私だけではなく、他の人たちも考えていたことだったから、こんな記事が出てくるわけですよ。

ワンセグ、浸透にハードル Sankei.web

 携帯電話などでテレビの地上デジタル放送が受信できる「ワンセグ」(ワンセグメント放送)が始まってから4カ月。NTTドコモなど携帯電話会社は対応機種を投入してきたが、今のところ、「普及」というには程遠い状況だ。「価格の高さ」が障害になってきたほか、「かさばる」ことや、現行法上では独自番組が放送できないなど、浸透にはいくつかのハードルが残っている。

 ワンセグで一番有名な機種と言えば、間違いなくvodafoneのAQUOS携帯でしょう。画面が横長になるヒンジのギミックは、なかなかのインパクト。しかし、分厚く、重い。
 他にもauの携帯も店頭で見てきましたけれど、AQUOS携帯に輪をかけてでかいんです。これでは、ちょっと持ち歩きたくないなあと言うのが正直な感想。今持っている携帯が小さいせいもあると思うんですけれどね。

 このようなワンセグ携帯にまつわる、「高い」「大きい」「重い」の三重苦は、記事曰く「時代に逆行している」ということ。価格は置いておいても、「より小さく」「より軽く」は正当進化でしょう。もっとも、小さすぎてもメールが打ちにくい等、デメリットはありますけれど。

 「地上波テレビ放送と同じ番組しか見られない、現行のワンセグ放送自体に魅力が乏しい」という意見もあるようですが、アナログに比べて圧倒的とも言える画質で、どこでもテレビ放送が見えるのはやっぱり魅力だと思うんですけれどね。おとといの亀田の試合中に出かけなければならなかった時には、本当に「欲しい」と思いましたよ。

 ワンセグが今後どう広がっていくか。やはり鍵は携帯でしょう。
 各社とも打開案を練っている様ですけれど、ダウンサイジングと価格、この二つが現行のメイン機種並みにならないと、なかなか普及は難しいのでは?やっぱり携帯の本文は、「通話とメール」テレビはおまけですからね。