あん 作:ドリアン助川
想像とぜんぜん違った
なんとなく、辛気臭い(失礼)な小説だろうなと思いながら読んで、
そういうものじゃない、大変真面目に扱うべき小説だ、
なんて姿勢を正して読んでしまった次第であります
凄い面白いとかではないのだけども、
その物語の動きと、登場人物の機微に、
なんともひきつけられて、気付いたら読み終えていたと
そんな按配の読書体験でありました
ハンセン病
これがキーワードだったわけでありますが、
これについて少し余談
正直、この病についてはほとんど知らないのでありまして
これは年齢なのか、育ちなのか、なんなのか
社会人になったら、関東出身の同年代の人はみんな知ってるようなのに、
習った覚えがないというか、聞いた気がするんだが、
そんなはっきりと覚えていられるような
強い教えを受けたことがないと、その程度の認識であります
この病については、物語づてに聞いた話しかなく、
大谷刑部がかかっていた、もののけ姫に出てきた、
正直のこの二点くらいしか知らないという
もうまったくだめな感じであります
そういう身分から読むほどに、この小説は、
ぐっと心に来たというか、こういうことが
残酷ということなんじゃないかと、反省とともに
深く考えさせられたものでありました
何が残酷といえば、そんなことがあったという事実自体を
この程度にしか認識していない私が居ると
このあたりが、酷薄であるなと
感じてしまったのだ
さて、それはそれとして、その病のなにかれについても
思うところはあったんだけども、
その生い立ちや、物語を軸としつつ
今生きている人、生きようとしている人に
寄り添うような、あるいは、心を通わせるような
実に心温まる内容のお話が展開して
凄く、じんと感動したのでありました、いいお話だった
最終的に、桜はどうだったんだろうかと
ぼんやり思わされたりもしたのですが、
そういうのは置いといて、ただただ、
こんな話があったとすれば、何か、癒された、あるいは、
救われたのではないかしらと、センチメントな気分になって
思わず、涙をこぼしたと、そんな読書メモを
したためておくのであります
よい小説でありました
想像とぜんぜん違った
なんとなく、辛気臭い(失礼)な小説だろうなと思いながら読んで、
そういうものじゃない、大変真面目に扱うべき小説だ、
なんて姿勢を正して読んでしまった次第であります
凄い面白いとかではないのだけども、
その物語の動きと、登場人物の機微に、
なんともひきつけられて、気付いたら読み終えていたと
そんな按配の読書体験でありました
ハンセン病
これがキーワードだったわけでありますが、
これについて少し余談
正直、この病についてはほとんど知らないのでありまして
これは年齢なのか、育ちなのか、なんなのか
社会人になったら、関東出身の同年代の人はみんな知ってるようなのに、
習った覚えがないというか、聞いた気がするんだが、
そんなはっきりと覚えていられるような
強い教えを受けたことがないと、その程度の認識であります
この病については、物語づてに聞いた話しかなく、
大谷刑部がかかっていた、もののけ姫に出てきた、
正直のこの二点くらいしか知らないという
もうまったくだめな感じであります
そういう身分から読むほどに、この小説は、
ぐっと心に来たというか、こういうことが
残酷ということなんじゃないかと、反省とともに
深く考えさせられたものでありました
何が残酷といえば、そんなことがあったという事実自体を
この程度にしか認識していない私が居ると
このあたりが、酷薄であるなと
感じてしまったのだ
さて、それはそれとして、その病のなにかれについても
思うところはあったんだけども、
その生い立ちや、物語を軸としつつ
今生きている人、生きようとしている人に
寄り添うような、あるいは、心を通わせるような
実に心温まる内容のお話が展開して
凄く、じんと感動したのでありました、いいお話だった
最終的に、桜はどうだったんだろうかと
ぼんやり思わされたりもしたのですが、
そういうのは置いといて、ただただ、
こんな話があったとすれば、何か、癒された、あるいは、
救われたのではないかしらと、センチメントな気分になって
思わず、涙をこぼしたと、そんな読書メモを
したためておくのであります
よい小説でありました
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