CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台灣縦断旅行記 23 蓮池潭を歩き護安宮へ

2016-11-18 19:46:43 | 台灣縦断旅行記(2016)
さて、いよいよ蓮池潭(リャンチータン)めぐりを始める
気合を入れて踏破を意気込んだのでありました
何せこれのために、体作ってきたというか歩き込んできたからな


まずは全体地図を確認
じわじわと南下していくため、一番近い北極亭を目指します
湖からその大きな建造物は見えているので
迷子になるということが、あるはずもなく
意気揚々と歩くのでありました


天府宮
道を挟んで向かい側にありまして、まぁ遠巻きから写真撮るだけにする
そこそこの大きさで、非常に興味そそられるものがあったんだけども
この先、こんなのが山ほど出てくるだろうとスルーしたのであります


紫玄宮
こちらもスルーしたお寺さん
先ほどのところよりも、さらに小さいというか
ちょっとした集会所みたいな雰囲気でありまして
お参りする何かがあるのかどうかもわからない感じであります
歩いているルートは、湖すぐの道でありまして
その間に車が通れる道があり、その向い側にお宮さんが点在しています
結構な交通量ということもあって、
身の危険をおかすほどのこともないとスルーしたわけでありますが
そうこうしている内に、いよいよ北極亭が近づいてきた

さて、いきなり突入しようかと思ったのでありますけども、
つと、反対側に並ぶお寺シリーズに、ひときわ高い建物を発見する


護安宮、看板は護安寺って書いてあるけども、
たぶん、宮と寺は同じ意味なんでしょう(嘘くさい)
この上から、玄天上帝を撮影したら、なかなかステキじゃないかしら
我ながら、なかなかよろしい思いつきだと思うのだが、
一階の床が凄い綺麗で、これは靴を脱いで上がるものなんだろうかと考えあぐねる
すると、見かねたようにおばちゃんが近づいてきて

おばちゃん「中入ってもよいよ、上の階も入れるよ」

なんと日本語で喋りかけられる、やった、とうとう日本語を話す台灣の人に出会った!
流石高雄だぜ、日本語通じるぜ!
と喜び勇んでしまったのでありますが、片言ながら、
あれこれと世話を焼いてもらって、案内されないとわからないエレベーターを教えてもらう

私「多謝(とーしゃー)」
おばちゃん「不客気(ぷーかぁちぃ)」

と、心温まる交流をしたわけでありますが、
個人的にもっともテンションがあがったのは、この「不客気」でありまして、
意訳では「気にするな、いいってことよ」みたいな感じで、
感謝の返答に使うものなんだが、とある中国語会話動画で勉強していた際に
これを地の底から響くような低音で「ぷーくぁあちぃ」と現地の人は言う、
などと解説されていたんだが、まさにその通りの発音で感激してしまった
うなる低音というか、あんな声出せねぇよという感じで
おばちゃんのどこにこの声がしまわれていたのかと
惚れ惚れするバス声に、手を振ってお寺の中へと入ったのでありました


観世音菩薩像、ありがたい仏像がおわします
中はたいそう立派でありまして、ありがたい仏像がかなりの数おわします
3楼になっていたと思いますが、各階に立派な仏像がありまして
一階は大きな空間が切ってありまして、仏像が曼荼羅のように配置されていました


透明なストゥーパまである
中に何か入っているように見えるので、ちゃんとした仏舎利なのか、
それとも違うものなのかはわかりませんが、
極彩色と電飾、派手派手な感じが
仏教なのにいかにも台灣という感じがして面白かったのであります
なんせ、発光ダイオードで光ってるからな
日本のお寺じゃ見ない装飾である


千手観音
この仏像がまた造型が見事でありまして
あまりのありがたさに想いっきり拝んできたのである
迫力というか、いや、圧倒されたのでありますな、まだ新しいのかもしれない、凄い綺麗だ
さらに上階へと進むと、いよいよ屋上といえばいいのか、
テラスに出られるところを発見し、そちらへ向かう


テラスから屋根を見る、ちゃんと卍が描かれている
かなりの高さで、これもまた見事だなと
幸い雨が止んだということもあって、急ぎ、本来の目的地である北極亭を眺める


遠くに見える玄天上帝
もうちょっと迫力ある絵がとれるかと思ってましたが
カメラに限界があると痛感しつつ、とりあえず角度をつけて撮影できたのでよしと
ほくそ笑むのでありました、実際凄い大きいのだ
眺め見ると、またテンションがあがるものであります
歩きつかれるということがない


お宮の中の玄天上帝
ミニチュアというと失礼にあたりますが
お宮にあった神像であります
この神像をそのまま建物としてかたどった、大仏ならぬ、大神に
いよいよご対面とあいなるのであります


最新の画像もっと見る

コメントを投稿