ウドウロク 著:有働由美子
元NHKアナウンサーの有働さんの本であります
まだNHK時代に、あさイチのブログで書いていた内容が多いようなんだが、
手軽に読めるエッセーという感じで、
もうちょっと有働的人生を見てみたいと思うくらい、
割と内面語りをさらりと撫でたといった本でありました
のっけから脇汗の話をもってくるあたり、
気合入ってるなとか思ってしまったんだが、
そんな面白話ばかりでもないし、脇汗に関するあれこれは、
どうも、書いてある通り、相当のあれこれを経験するに至ったようだから、
なんというかこなれているなと、独り身女のエッセーから逸脱しているというか、
ちょっとした専門家というか、ネタとして練り上げられている
そういう練度のようなものを感じる内容で
大変読みやすいし、ツボをおさえた面白さがあったんだが
うますぎるというか、整いすぎていると感じるほどであった
それくらい視聴者からの声とか、手紙とか、もろもろがあったんだろうなと
思うばかりである
若いころの失敗談みたいなのが、さほどに書かれていなかったのが
ちょっと残念ではあったものの、性格的にそういうのをひけらかすようなことが
恥ずかしいというか、やらない人なのかもと思いつつ読んだりしたのであった
でも、なんだかんだ、素でもないが、意図せず、あんまり深く考えてなくてパッと言っちゃったみたいな
そういう言動こそが魅力だよなと、改めて認識させられたのである
だから、アメリカ時代の相当に苦労してキャリアを積んでいた頃というのは
また違う魅力があったんじゃないか、そう思わされたりしたのである
そこを経てからの今というか、この頃というのでもあるんだろうが
こなれてきた感じを覚えるのであった
女性として考えるところも多くあり、
悩み多き人なんだなとも感じたわけだが、
書いた頃の年齢が、今の自分とあんまり変わらないというのに一番衝撃を受けて
そんなに年齢離れてないんだ、立派な人だなと
思ったりしたのであった
できれば、NHKで続けてほしかったなぁ
元NHKアナウンサーの有働さんの本であります
まだNHK時代に、あさイチのブログで書いていた内容が多いようなんだが、
手軽に読めるエッセーという感じで、
もうちょっと有働的人生を見てみたいと思うくらい、
割と内面語りをさらりと撫でたといった本でありました
のっけから脇汗の話をもってくるあたり、
気合入ってるなとか思ってしまったんだが、
そんな面白話ばかりでもないし、脇汗に関するあれこれは、
どうも、書いてある通り、相当のあれこれを経験するに至ったようだから、
なんというかこなれているなと、独り身女のエッセーから逸脱しているというか、
ちょっとした専門家というか、ネタとして練り上げられている
そういう練度のようなものを感じる内容で
大変読みやすいし、ツボをおさえた面白さがあったんだが
うますぎるというか、整いすぎていると感じるほどであった
それくらい視聴者からの声とか、手紙とか、もろもろがあったんだろうなと
思うばかりである
若いころの失敗談みたいなのが、さほどに書かれていなかったのが
ちょっと残念ではあったものの、性格的にそういうのをひけらかすようなことが
恥ずかしいというか、やらない人なのかもと思いつつ読んだりしたのであった
でも、なんだかんだ、素でもないが、意図せず、あんまり深く考えてなくてパッと言っちゃったみたいな
そういう言動こそが魅力だよなと、改めて認識させられたのである
だから、アメリカ時代の相当に苦労してキャリアを積んでいた頃というのは
また違う魅力があったんじゃないか、そう思わされたりしたのである
そこを経てからの今というか、この頃というのでもあるんだろうが
こなれてきた感じを覚えるのであった
女性として考えるところも多くあり、
悩み多き人なんだなとも感じたわけだが、
書いた頃の年齢が、今の自分とあんまり変わらないというのに一番衝撃を受けて
そんなに年齢離れてないんだ、立派な人だなと
思ったりしたのであった
できれば、NHKで続けてほしかったなぁ