CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  八月の動乱

2013-03-03 20:46:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
今週も重々しい、今後崩すための山を積み上げた
そんな風にも見える、よい回でありました

八月の政変についてのそれでありました
毎回、幕末物をみていて、この単語と
長州派が一掃されたという事実というか、結果みたいなのを
なんとなし覚えているものの
実際どういうことか、また、半年もしたら
忘れてしまいそうではありますが
今回しかと見せてもらいました
合ってたのか知らないが、そうか、
大和御幸のそれが、長州派の策略だったのか

そんなきな臭すぎるそれを描きつつも、
孝明天皇が圧倒的なというか、もう、何を言っても会津会津と
すっかり入れ込んでしまっておりまして、
またそれを真に受けてというか、実際そうなんだけど
過分の感銘によって、一層の勤勉を誓ってしまうような
ステキすぎる会津、ああ、あれが愚直というそれなんだろうか
新選組くらいの、うがった部分から見えていたそれの
なんというか憧れとか、少しさめてしまうというか
それこれが全て凝縮されているようで
実にすばらしいことでありますね
別段なにと思ってなかったような気がするのに
気づいたら、すっかり会津びいきであります
もともとそうだったけど、
あんだけ帝贔屓があるなら、そりゃ、仕方ないよななどなど

政治的な悲喜劇を描きつつも、
それがよいことよりも、悪い方向へのはずみになっているような
暗澹とした雰囲気が嫌で仕方ありませんが、
実際そうなのでありまして、国許シーンも、
なんだかんだ、その状況を苦しく思いつつ、
されど、忠義を尽くそうといったメッセージが伝わって
息が詰まるようであります
何もかもがはかない、重い、硬い、だからよい

八重さんがどうなるかという話のくだりは
ちょっと、八重が落ち込むというところが
ピンとこなかったものの
あの、両親の落胆ぷりがあまりにも見事すぎて
お家の一大事だったという感じが
ほのぼの面白くてよかったとも思うのでありました
あとは、蟄居両名が、なんだかんだ
忠義の機会をまっているというのも
ステキでありながら、悲惨さが際立ちますねと
来週も楽しみなのでありました

ちょっと、新選組のかかわり方が唐突すぎるように見えるんだが
まぁ、仕方ありませんな