信長の棺 作:加藤廣
少し古い本でありますが読みました
久しぶりに時代小説が読みたいと思って
テレビとかになって、話題だったと思い返して
なんとなし読んだのであります
感想としては、ああ、まぁ、なぁ
と、煮え切らない具合でありました
ミステリーみたいなのが、私にはあわないんじゃないかなと
改めて思った次第でありました
時代ミステリーで、本能寺の変について
それこれと信長公記の作者太田牛一という人を主人公にして
色々解き明かしてみたというお話で
なるほどと読んだのでありましたが
正直、そんな、話題になるほど面白いとは思わない
私の性格が歪んだせいだろうとも思えるところ
ともかくミステリーとして
あれこれ謎をといていくのでありますが
どうも、解けるところが都合よいし
唐突に白昼夢を見て、合点がいくとか
なんか、ちょっとしたオカルトか?そういうものなのかと
首をかしげてしまい没頭できず
これもまた、読む前に評判をどこかで聞いていたのがいけなかったのか
どうしても斜に構えてしまって、なかなか
面白いと思えずに読んだのが失敗だったように思うのでありました
合戦が出てくるわけでもないし、
大きな殺陣があるのでもない
ただただ、講釈が続いて、それの明かし合いがあるだけに見えて
どうにも、爽快感とか、運動性とか、躍動感とか
そういうのから遠かったように思われます
じっくりとっくり読む人向けなのかもしれぬ
中身については、また、折り悪いというか
今の自分が好きな人がことごとく悪人となっており、
利休やら、茶の湯やら、立杭焼についてやらが
悪し様というか、立杭焼は、当時見る目がないから
評判にならなかったが、後々、小堀遠州が評価したとかなんとかで、
その経路辿ったら、やっぱり利休じゃねぇかとも
思ったり思わなかったりで、なんか
どうもいけません
自分も、見聞きしたわけでない、漫画知識で反感を覚えるようでは
どうにもこうにもだなと思うところ
また、恥ずかしいことに信長公記を読んでないので
なんとも言えないのですが、太田牛一の作家としての姿勢が
どうも共感できず、フラストレーションがたまった次第
なぜだ、肩入れするのはかまわんが、あった事実を書かないのは
物書きとしてダメなんじゃないのか、というか
お前、何したいんだよとか、ともかく共感できませなんだ
そのくせ、若い女とよろしい関係になったりと
なんというか、なんだおまえ主人公だからかっと
嫉妬にかられてしまったのも悲しいお話でありますが
ともかく、あまりよいなぁとは思わなかったのであります
そうなってくると、邪推してしまい
どうも、日経出身でそれなりのコンサルだかなんだかをやって
一世を風靡したような経歴が書いてあるし
これは、出版業界とか、なんか、コネがあって
うまいことメディアミックスしてみただけなんじゃないか
そういう、脚本のある小説なんじゃねぇかと
いらぬことを考えてしまった次第
ともかく、自分にはあわなかったと
散々喧伝しつつも、ちゃんと読んだのでありましたとさ
しかし、中途半端にドラマとかで見てしまってたから
なんか、もう一つどころか、どうにも読み方が偏っていけません
小説は小説として読まないといけないし
違う媒体で見るのは、楽しめない体なんだと
自分のあり方も考えたのでありましたとさ
少し古い本でありますが読みました
久しぶりに時代小説が読みたいと思って
テレビとかになって、話題だったと思い返して
なんとなし読んだのであります
感想としては、ああ、まぁ、なぁ
と、煮え切らない具合でありました
ミステリーみたいなのが、私にはあわないんじゃないかなと
改めて思った次第でありました
時代ミステリーで、本能寺の変について
それこれと信長公記の作者太田牛一という人を主人公にして
色々解き明かしてみたというお話で
なるほどと読んだのでありましたが
正直、そんな、話題になるほど面白いとは思わない
私の性格が歪んだせいだろうとも思えるところ
ともかくミステリーとして
あれこれ謎をといていくのでありますが
どうも、解けるところが都合よいし
唐突に白昼夢を見て、合点がいくとか
なんか、ちょっとしたオカルトか?そういうものなのかと
首をかしげてしまい没頭できず
これもまた、読む前に評判をどこかで聞いていたのがいけなかったのか
どうしても斜に構えてしまって、なかなか
面白いと思えずに読んだのが失敗だったように思うのでありました
合戦が出てくるわけでもないし、
大きな殺陣があるのでもない
ただただ、講釈が続いて、それの明かし合いがあるだけに見えて
どうにも、爽快感とか、運動性とか、躍動感とか
そういうのから遠かったように思われます
じっくりとっくり読む人向けなのかもしれぬ
中身については、また、折り悪いというか
今の自分が好きな人がことごとく悪人となっており、
利休やら、茶の湯やら、立杭焼についてやらが
悪し様というか、立杭焼は、当時見る目がないから
評判にならなかったが、後々、小堀遠州が評価したとかなんとかで、
その経路辿ったら、やっぱり利休じゃねぇかとも
思ったり思わなかったりで、なんか
どうもいけません
自分も、見聞きしたわけでない、漫画知識で反感を覚えるようでは
どうにもこうにもだなと思うところ
また、恥ずかしいことに信長公記を読んでないので
なんとも言えないのですが、太田牛一の作家としての姿勢が
どうも共感できず、フラストレーションがたまった次第
なぜだ、肩入れするのはかまわんが、あった事実を書かないのは
物書きとしてダメなんじゃないのか、というか
お前、何したいんだよとか、ともかく共感できませなんだ
そのくせ、若い女とよろしい関係になったりと
なんというか、なんだおまえ主人公だからかっと
嫉妬にかられてしまったのも悲しいお話でありますが
ともかく、あまりよいなぁとは思わなかったのであります
そうなってくると、邪推してしまい
どうも、日経出身でそれなりのコンサルだかなんだかをやって
一世を風靡したような経歴が書いてあるし
これは、出版業界とか、なんか、コネがあって
うまいことメディアミックスしてみただけなんじゃないか
そういう、脚本のある小説なんじゃねぇかと
いらぬことを考えてしまった次第
ともかく、自分にはあわなかったと
散々喧伝しつつも、ちゃんと読んだのでありましたとさ
しかし、中途半端にドラマとかで見てしまってたから
なんか、もう一つどころか、どうにも読み方が偏っていけません
小説は小説として読まないといけないし
違う媒体で見るのは、楽しめない体なんだと
自分のあり方も考えたのでありましたとさ