CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

その他の先週末テレビ映画

2007-02-28 08:45:13 | ドラマ映画テレビ感想
まぁ、ひどいくくりだこと

自分でもそう思うところでありますが
ともあれ、金曜日夜の隠し剣鬼の爪、
土曜日夜のローレライの二本であります

まず鬼の爪ですが
これは実際見たというほど見ておらず
美の壷が終わった後にようやく気づいた体たらくだったので
なんか、気づいたら背中を見せて油断させてから
斬り付けるという必殺技伝授の画面でありました
もう、なんだ、この映画について
なんか話はとんでもなく面白いらしいのでありますが
ほとんどわからずじまいでありました

練習風景で、何度か必殺技を見せておりましたが
あの動きが、いちいちゲームっぽくてステキねと
思ったりなんだったりであります
具体的に言うと、一歩、一歩と詰め寄るにしたがって
構えが一段ずつ上がっていき、最終的に大上段となったところで
攻め手がする、する、とまた下がっていく
それを今度は誘われるように大上段が追いかける
で、ふつ、緊張が切れたときに飛び込むが
その間隙を縫って、反転しながら懐に踏み込み、斬る
そんなところ
見ていて、お遊戯みたいだと思いましたが
実際のところ、あれは、とてもなだらかに
流水みたくしてきまっているのかもしれないと
勝手に補完するところであります

理屈というか、見ていて、ああ、と思うのだが
もう一つ、がっつり食いつくような殺陣ではありませんでした
が、さておき、そしてなにやら決闘をすることとなりまして
どっかで見たことある旭将軍様(古いな)と対決
錆付いた刀だが、それをするり
すぐにかわして、ひたひた、殺陣の開始でありました
こちらも、片方が殺したくないという風体だったので
もう一つ、迫力にかけたと
勝手に思ってしまったのであります
必殺技が炸裂するところも、なんだかなという具合で
しいて言うなら、前日の夜
柄に縄巻いている姿がかっこよかったと
そんなお話でありました

いや、最初から見てたらまったく違う感想なんだろうが・・・
ともあれ、その後、たぶん最後に偉いさん相手に使った
魔物の仕業といわれたあれが、隠し剣鬼の爪なんでしょうが
遠間で見るカメラアングルがステキで
あの一瞬が、本当、素晴らしいと思えたのでありました
その前の怒りを我慢するシーンからの連続が
いかにも時代劇という具合で
時代劇の鉄板は、こうでなくてはならんなどと
自分好みを確認した次第

で、次

ローレライでありますが
こちらが、驚くほどつまらなかった
いや、面白かったような気もするのだが
小説をあまりにもはしょりすぎてて残念
ただただ、ピエール瀧がかっこいい
それにつきるのでありました

つっこみどころ満載でありましたが
映画版は清永がまったく要らなんだなと
思ってしまったのでありますが
あれは、平蔵やんの役者さんだったんでしょうか
犬死だと、感じてしまったのが悔やまれるところ
小説はもそっとかっこいいというか、重要な
友情を示す役のはずなんだがな

感じたというか、得したと思ったのは
小説を読んでおいたおかげで
唐突なシーンも全部理解できたところでありましょうか
どうやら、テレビ放映ということで
小説版を切り刻んだ映画版を、さらに切り刻んでいたそうなのだが
なんか全部わかったのでよし
そんな具合でありました

男ばっかり数十人ずっと特務についているのに
そこに、あんな女の子がまじってたら
とんでもないことになるだろうに・・・
下世話なことを感じつつ
ピエール瀧によって、日本は救われたという
その事実だけがステキでありました
最後のシーンは、どうせなら
小説と同じく、撤退しながら撃沈される、
それにして欲しかったのでありますが
まぁ、どっちでもよいか

そんな具合で、さっぱりやる気ないなら
書くなという内容の感想文となってしまいましたが
週末映画三昧を堪能したのでありましたとさ