ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




いやー、凄かったです

 

あちらから出てくる音、こちらから出てくる音、

全てが、ロック、でした。

とにかくどんな曲でも全員がドライブしまくってて、

時にゴキゲンにつんのめってて、時に渋すぎるほどレイドバックしてて

 

スタジオでICHIROさんと久しぶりの再会、・・・昨年8月7日のセッション以来でした。「よろしくね」と手を差し出す姿が、いつも相変わらず男っぽくてかっこいいっす。

今日は、いきなりベースのTOKIEさん、そしてドラムスの中村達也さんとのセッションからはじまりました。

ICHIROさんはやはり相変わらず、物凄いパワーのあるトーンで、素晴らしいピッチとリズムと流れるようなフレーズ繰り出してこられるのですが、

このリズム隊のお二方が、もう、なんと言いますか、・・・最高!なんてものではなく。

「うっひょー!かっこいー!そうそう、ロックって、こういうものだよなー。」

と、まるで、あの日本一大好きなラーメン屋の定食を食べている時のように(いらんですかね、この例えは)、

最初から、最後の最後まで、ひたすら感心しながら演奏してしまったという。

 

初めましてのミュージシャン同士や、まあ、よく知ったメンバーでも、スタジオでの肩慣らしなどでやる、ワンコードでのセッションからして、未体験のものでしたよ。

TOKIEさんはグイングイン身体を揺らして、「一度経験すると忘れられない」と言われるTOKIEさん独特の美しいラインと女性とは思えないようなビシっとしたアタックでグルーブしまくるし、達也さんは、ドラムが壊れるんじゃないかってくらいのパワーと、見たことがないような独創的なフレージングで叫びながら叩いてるし。ICHIROさんも、“本当にロックなフレーズがどこまでも尽きないで弾ける”方だなあ、といつも感心します。

いやー、面白かったです

この録音もあるんですけど、これはもう、お墓まで持って行きたい、プライベートな宝物ですねー。

 

そして、小2時間ほどで、あっという間にこのセッションのリハーサルはまとまり、

それからはICHROさんのツアーのレギュラーメンバーのオガンさんこと小笠原義弘さん、ドラムスのヤスくんこと工藤恭彦さんと、ご一緒させて頂きました。

このお二方とも初めましてだったのですが、こちらもすんごいんですよ。とにかく、今日のメンバーの音は、全員、太い。極太麺のこってりラーメンですよ(だから、いらないのか、これは)。

バンドとしても、さすが、ICHIROさんと二十数本の全国ツアーを駆け回っている途中ということもあって、まとまりも半端じゃなかったです。

いやー、こちらも最高に楽しかったです

 

明後日は、チャボさん、タイジさんも登場され、フルメンバーのリハーサルになるそうです。

うーん、リハーサルなのに、既に焼肉とお寿司とラーメンの食べ放題に行く気分(だからー(笑))。

 

9月4日、渋谷クアトロでは、

ミニモーグ弾きたおします。

ピアノも弾き倒します。

オルガンも弾き倒します。

沢山食べて、元気でお会いしましょう

 

しかし今日のリハーサル・スタジオね、実はちょうど一週間前は、まさにこの部屋でトミちゃんのゲネプロをしていたんですよ

スタジオの中の景色の違いも、とっても面白かったです。

どっちも、最高の景色なんですけれども

 

ではー。



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