
もったいないおばけ
・・
。
子どもごころに、それなりにインパクトがあったのか・・・これはわかりませんが。
なんでもかんでも取って置くほうではないのですが、といって、まだ全然使えるのに捨ててしまう、というのも忍びない、という(要するに貧乏性(笑)?)なところがあります。
皆さんはいかがでしょうか
。
で、今回の引越しに伴って、色々と改めて整理をしておりましたところ、
結局、ここでの約3年の生活で、一度も触ってないもの、使ってないものが結構あることが判明しました。
使えるものだけど、使わないのなら、それは、どうなんだ。たんすの肥やしとは良く言ったものですが、肥やしになって、何かが咲くわけでもないし、食べられるわけでもないとしたら、
要するにそれは、単なる
「スペースの無駄使い」、
なのではないか、と。
服なんかもね、結局、「いつか着るかも」って思うだけで、着てないものって、結局、ずっと着ないんですよね(笑)。
なので、この際、思い切って。新品はともかく、特に、「これ、またいつか着るかも」は、「ここ一年着てないんだから、着ない」というくくりで、思い切ることにしました。
で、クローゼットの中に、それなりにキレイに包まれた(自分で包んだんですけど)、DVD&VHSのデュアルデッキがありました。
「これは、いつか使う」というか「いつか、使える」と思って、取っておいたんですね。
(普段は、ここに来た時にブルーレイ・プレイヤーを買ってしまいましたからそれでDVDも見れますし、テープものはS-VHSデッキを持っておりますので、そちら見ているんですね。)
で、「これも三年、触ってないのだから、処分しよう」と思ったのです。
でも使える。説明書も、リモコンもある。キチンと包んでいたのだから、見た目も全然きれい。
なので、捨てるのは憚られる(もったいないおばけが来るよー
)ということで、中古品買取業者さんへ持ち込むことにしたんです(いわゆる、“HARD OFF”さん)。
あと、一緒に、ずっと使っていたスキャナーも持ち込みました。これまた、先日プリンターが壊れたので購入したら、スキャナー機能が付いていたので、使わなくなっていたのです。全然使えるんですけれども。
そんなわけで、今朝、この二台を持ち込んで「お願いします」と。
待つこと10分。店内をぶらぶら。
「番号札〇番でお待ちのお客さま。買い取り査定が終りましたのでカウンターまでお越し下さい」
はいはい
。
すると。
「こちらのデッキ、100円でのお買取りになります。」
「はあ・・・
」
「スキャナーは、・・・残念ですが、お値段がつきませんので、お引取りのみになりますが、よろしいでしょうか?」
「・・・は、はあ。まあ、また、持って帰っても、もう使わないので・・・それでお願いします」
たんすの肥やし。そして、仕事部屋に堂々と居座っていた、でも、色々とお世話にもなった、これらの相棒たち。
・・・100円、かあ。
僕は、大事に持っていたんだがなあ。
モノの価値について、ちょっと考えてしまいました。
どうなるんだろう。
ジャンク品として、壊されたり、部品取りにされてしまうのも、忍びない。
でも、それなりに価格がついて店頭に並んでるのを見るのも、なんだかまた、切ない。
まあ、引っ越すのだから、行く末を確認することはないのでしょうけれどもね。
せめて、元気で、第二の人生(・・・機械生)をね。いままで、ありがとうね
。
ではー。