映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

正月雑感

2017年01月04日 | 日記

 

    今日くらいになるとお正月気分が消えかかります。自分のことを書くのは恥ずかしい
    のですが、去年から体調を崩していたこと、家内も同様で介護を受けていて少々寂し
    い元旦だったのですが、それでも家内は元旦だけ戻ってきたし、次男が娘を連れて帰
    してお雑煮を作ってくれ、長男が手配してくれたお節を皆で食べて正月気分を充分に
    味わいました。
    今年は私も家内も出来るだけ早く回復して普段の生活に戻りたいし、私もやりたい事
    を山ほど残しているので頑張りたいと思っています。

    初詣は例年、太宰府天満宮~櫛田神社~筥崎宮と回っていたのですが、今年は私一
    人でもと思ったものの結局は自宅から歩いて10分の平尾八幡宮のみ。これでは手厚
    い神の加護は無いかも知れません。(笑)

    このブログで続けている「大映関連の思い出」ですが、正直言って去年で止めようと思
    いました。でももう少し掘り下げたいし、当時の8㎜フイルムの発見などもあり、まだ暫
    くは続けようと思い直しています。こんな調子で少々頼りない新年の私ですが、精一杯
    頑張りますので宜しくお願いします。
    上の写真は発見された8㎜フイルムから転写した坪内ミキ子、藤村志保、私のスナップ。
    下は一人で寂しい今年の初詣です。

     
 





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映画 「ヒトラーの忘れもの」

2017年01月04日 | 日記

    改めて新春のお慶びを申し上げます。このブログは本日より新スタートしますので、
    宜しくお付き合いください。
    今年の映画感想第1号は、正月2日に見たドイツ・デンマーク合作「ヒトラーの忘れも
    の」を敢えてアップしました。去年見ていた「湾生回家」「海賊とよばれた男」「ローグ・
    ワン」は引き続き書かせていただきますのでお許しください。

   

    「ヒトラーの忘れもの」は第2次世界大戦直後のデンマークを舞台に、海岸沿いに残
    された無数のドイツ地雷撤去を強制される、敗残ドイツ軍少年兵たちの過酷な運命を
    史実に基づいて描いた作品です。
    彼らを指揮するデンマーク人軍曹はナチスに激しい憎しみを抱きながらも、無垢な少
    年たちが次々と命を落とすのを見て良心の呵責にさいなまれるようになって行き・・・。

    2015年の第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、映画祭では「地雷
    と少年兵」のタイトルでした。監督はこれが第3作目のマーチン・サントフリートで、軍曹
    役のローラン・モラーと少年兵役のルイス・ホフマンが最優秀男優賞を受賞しています。

    まず内容的にはお正月に上映されるような華やかな娯楽作品ではないのですが、福岡
    のKBCシネマでは1/2公開でした。
    とにもかくにも素晴らしい良心作です。全編息詰まる感じで見ましたが、戦争が終わっ
    たのに帰国させず、地雷処理に当たらせた事実に慄然としますし、日本兵のシベリヤ
    残留も同様だったのでしょう。そしてこの作品では、鬼のような軍曹が少しづつ変化して
    行くのが見ものです。映像も素晴らしいし、作品的にもよく纏まっていて感動必至です。




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