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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「去年の冬、きみと別れ」

2018年04月06日 | 日記
  
    

    巧みなストーリー・テリングで知られている芥川賞作家・中村文則のサスペンス小説
    を、「EXILE」「三代目J Soul Brothers」のパフォーマーで、「植物図鑑 運命の恋、ひろ
    いました」などで俳優としても人気の岩田剛典主演で実写映画化した作品です。
    婚約者との結婚を間近に控えた新進気鋭のルポライター耶雲恭介は、盲目の美女が
    巻き込まれた不可解な焼死事件と、容疑者の天才写真家・木原坂雄大について調べ
    はじめます。しかし真相を追ううちに木原塚が那雲の婚約者に興味を抱くなど、いつし
    か抜け出すことのできない深みに飲み込まれて行きます・・・。
    耶雲の婚約者役に「ピーチガール」の山本美月、事件の容疑者・木原坂役に斎藤工と
    いうキャスティング。監督は「犯人に告ぐ」の瀧本智行。

    最近見た邦画の中では良く出来ていて最後まで見せる作品です。最初から主人公が
    尋常ではない雰囲気で登場してくるので、すこし変だなと思いながら見始めましたが、
    この印象が進行につれ生きて来ます。それでも最後まで引きずり込まれて見終わりま
    した。いわゆる娯楽性は薄く、面白いとか感動したという点ではNOです。後味もあまり
    良くありません。しかしかなり良く纏まってはいるのです。準佳作ですね。




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2 コメント

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原作より読後感爽やかでした (天羽鈴)
2018-04-16 18:22:44
こんにちは。原作読んで、読後感悪かったのですが、映画は容疑者(斉藤工)の自己顕示欲がそれほど強くなくて、姉に比重があって、観たあと、切なさの方が増しました。(*^_^*)
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Unknown (中島けん)
2018-04-17 19:43:24
天羽鈴さん

私は原作を読んでいなかったのですが、映画を見るにはその方が
良かったと思っています。
大小はありますが、ラストはいずれにしても後味があまり良くありませんね。

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