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↑ 「陽気な殿様」左から坪内ミキ子、市川雷蔵、高田美和
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今回の主人公は坪内ミキ子さんです。以前にアップした渚まゆみの項の中で、
一緒に撮った写真があったため坪内ミキ子のことに触れていて、今回は少し
Wる部分がありますがお許しください。
彼女のお父さんである坪内士行は坪内逍遥のお兄さんの子ですので逍遙と
は血が繋がっていることになります。
またお母さんは宝塚一期生の元トップ娘役・雲井浪子ですから、坪内ミキ子は
毛並が抜群のお嬢さんです。
しかもお父さんは一時、逍遥に養子縁組をしていたこともあり、我々宣伝部は
デビュー当時ミキ子さんを逍遥の孫として宣伝しました。
彼女のもともとの希望はお母さんの影響もあって宝塚に入ることでしたが、お
母さんが大反対したこともあって断念。早稲田大学を卒業、縁があって大映
に入社、市川雷蔵の「陽気な殿様」(1962年、監督・森一生)がデビュー作品
で時代劇を中心に活躍しました。
私は撮影所で会ったり、キャンペーンなどで何度か一緒に仕事をしましたが、
まず人柄がいいこと、そして明るくお茶目でさえあったな彼女・・・が当時の私
の印象です。
彼女の結婚相手は我々と同じ宣伝部出身で、後に大映レコード室長をやった
桜井正伍氏で、お二人の新婚旅行は九州でした。
大映倒産後もテレビを中心に活動、更に総務庁の青少年問題審議会委員や
更生保護事業振興財団の評議員など、幅広い活動を展開していました。
桜井正伍氏とはその後も度々会う機会があり、最近は去年の「本郷功次郎
を偲ぶ会」でしたが、その時の彼の話によると、相変わらず奥さんのミキ子さ
んは藤村志保や雷蔵夫人と仲良しで、「三人は毎日のように電話をしたり会
ったりしていますよ」ということでした。
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↑ キャンペーンで渚まゆみ、坪内ミキ子、そして若かりし頃の私です。
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↑ 新婚旅行中のお二人、長崎にて・・・。
大映セットもふんだんに使われ、雷蔵さんのコミカルな役、一変して天知茂との厳しい表情、決闘の場所も良かったです。それと、荒木忍のカッポレ、上手でした。流石、役者さんです。こんな方が最近おられませんね。
坪内ミキ子さん雷蔵さんの奥様とも親しいとお聞きしましたが・・・?
いつもお立ち寄りいただき感謝です。
随分長いこと、大映のことばかり書いていますが、少しばかり
衣替えしようとも思っています。これからも宜しくお願いします。
雷蔵も勝ちゃんも役柄の巾が広く、どちらもコミカルな役までこなせたのが
強味だったと思います。
坪内ミキ子さんの旦那に先日会った時の話によると、ミキ子さん、雷蔵夫人の恭子さん、
それに藤村のお志保さんは余程気が合うのでしょうね、毎日のように連絡を取り合っています・・・と
言ってましたよ。
大好きな、高田美和さん
お綺麗ですねぇぇ
三越劇場「明治一代女」
立川談四楼の独演会と御蕎麦を食しながらの懇親会
毎日、愉しんだので孫孝行で、しばし長男宅で家政婦もどきをやって、帰宅してみれば、けんさんのブログが私を待っていてくれました。
仲良き事は良い事ですよね。お三人共にお幸せですよね。
毎日でもお話できる良き友に恵まれて、、、
私も幸せ、けんさんのブロクがあるから、、、
色々とお疲れさまでした。
bunnさんのお便りから、人生を謳歌されているご様子が伺えて、
とても素晴らしいことと思わせていただいています。
お正月気分も消えて、私ももう少し頑張ろうと思っている今日この頃です。
そして今年の旅行は何処にしようか?と、早々と考えています・・・。
ちゃんとした時代劇が大元にあるので、崩しても違和感がなかったのだと思えます。
原作を読んで、こんな話だったっけ?と思ってしまいました。
こういう楽しい話だと、底抜けの笑顔になる市川雷蔵さんがやっぱり、いいですね。
最近の時代劇と作り方が根本的に違うことを、お判り下さっての
ご意見ですね。その通りだと私も思います。
森一生監督作品は、当たり外れがありますが、この作品は中々良かった
と私も思っています・・・。