映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画「ジュディ 虹の彼方に」

2020年03月11日 | 日記

 

   

 「オズの魔法使」で知られるハリウッド黄金期のミュージカル女優ジュディ・ガーランド

 が、47歳の若さで急逝する半年前の1968年冬に行ったロンドン公演の日々を描いた伝記

 ドラマです。

 「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのレニー・ゼルウィガーが、ジュディの奔放

 で愛すべき女性像と、その圧倒的なカリスマ性で人々を惹きつける姿を見事に演じきり、

 今年のアカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞など数多くの映画賞で主演女優賞を

 受賞しました。

 1968年。かつてミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨したジュディは、度

 重なる遅刻や無断欠勤によって映画出演のオファーが途絶え、巡業ショーで生計を立てる

 日々を送っていました。住む家もなく借金も膨らむばかりの彼女は、幼い娘や息子との幸

 せな生活のため、起死回生をかけてロンドン公演へと旅立ちますが・・・。

 共演はフィン・ウィットロック、ジェシー・バックリー、マイケル・ガンボンなど。監督は

 「トゥルー・ストーリー」のルパート・グールドです。

 

 ミュージカル映画が大好きな私は、当然ながらジュディ・ガーランドのファンでもありまし

 たので、早速見てきました。痛々しいほど落ちぶれた彼女の物語ですが、食らいつくような

 感じで見ました。

 まずレニー・ゼルウィガーがどれだけジュディに近づけたかですが、場面によっては驚くほ

 ど似ているし、ジュディになり切っての熱演は主演女優賞が当然の思いです。ただ残念なの

 は脚本と演出が期待したほどでなく、最後の頃のジュディだけではなく、黄金期に君臨した

 彼女の挿話をもっと取り入れて上手く描くことにより、現在の物語が生きたのではないかと、

 不満です。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする