映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ホテル・ムンバイ」

2019年10月09日 | 日記

  

   2008年の勃発したインド・ムンバイでの同時多発テロで、テロリストに占拠され
   たタージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出劇を映画化した作品です。
   2008年11月、インドを代表する五つ星ホテルが500人以上の宿泊客と従業員
   を人質にテロリストによって占拠されます。宿泊客を逃がすために、プロとして
   の誇りをかけてホテルに残ったホテルマンたち。部屋に取り残された赤ちゃん
   を救出するため、決死の覚悟で銃弾の中へと向かう父と母。テロリストたちに
   支配される極限の状況下で、特殊部隊の到着まで数日という過酷な現実を前
   に、人々の誇りと愛に満ちあふれた脱出劇が描かれています。
   デブ・パテルが宿泊客を守ろうとするホテルマン役を演じるほか、アーミー・ハ
   マーがアメリカ人旅行客役で出演。監督はこれまでも数多くの短編作品を手が
   け、本作が長編初監督作となるオーストラリア出身のアンソニー・マラスです。

   迫力万点り力作です。インドのムンバイで実際に起こったテロ事件を基にして
   作られた作品ですが、まるで正確な記録映画みたいに真実味がありますし、登
   場人物も上手く中に溶け込み、劇的な要素を深めています。後日見たインド映
   画「シークレット・スーパースター」も同じムンバイの街が重要な役割を果たして
   いますが、併せて見ると更に興味が倍加されます。お薦めの一本でした。




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