映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「猿の惑星:聖戦記」

2017年10月26日 | 日記

  

    映画史に残る秀逸なラストで著名な「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記
    (ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」に続くシリーズ第3弾です。
    高度な知能を得た猿と人類が全面戦争に突入してから2年が経ち、猿たちを率い
    るシーザーは森の奥深くの砦に身を潜めていましたが、ある晩、人間たちの奇襲を
    受けて妻と長男の命を奪われてしまいます。
    敵の冷酷非道なリーダー、大佐への復讐を誓ったシーザーは仲間たちを新しい隠
    れ場所へ向かわせ、自らは3少数の仲間を連れて大佐を倒す旅に。道中で出会っ
    た口のきけない人間の少女ノバや動物園出身のチンパンジー、バッド・エイプも加
    わり、一行はついに大佐のいる人間たちの基地にたどり着きますが・・・。

    「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのゴラム役で知られるアンディー・サーキスが前
    2作に続いて猿のシーザー役をパフォーマンスキャプチャーで演じています。大佐
    役は「ハンガー・ゲーム」シリーズのウッディ・ハレルソン。監督は第2作を担当した
    「クローバーフィールド HAKAISHA」のマット・リーブスです。

    あのショッキングなラストで話題になった第一作を、内容的に上回る筈はなく、どん
    どん新鮮味・面白みが希薄となっています。物語も全く陳腐で、どこかで見た集団脱
    獄ストーリーで興味半減ですが、それでも相変わらずの特殊メイクや、猿の集団演
    技と言うか演出だけは褒めたいと思います。
    随分前からハリウッドも新企画が不足しているなと感じていましたが、この作品を見
    ていてそれが顕著です。期待外れもいいところの猿の惑星でした。


    PS: 年に一度の「大映会」と、南美川洋子関連のイベント出席のため、明日から
      上京します。新しいブログは30日(月)からになると思いますが、楽しいご報告
      が出来ると思いますのでご期待ください。



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