物語の舞台は17世紀。世界一有名な宮殿といわれるベルサイユ宮殿の庭園
建設家として抜擢された女性庭師と、歴史上の人物の秘められた恋を描いた
もので、「愛を読むひと」「タイタニック」のケイト・ウィンスレット主演作品です。
「ハリー・ポッター」シリーズで知られるイギリスの名優アラン・リックマンの監督
第2作に当りますが、監督自身もルイ14世役で出演もしています。
俳優出身の監督は、演技面での演出は中々いいのですが、全体な構成や状
況描写が弱いという傾向がありますが、この作品も然りで脚本が弱いままで終
始しています。申し訳ないけど残念作としか言えません。