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新しい日本脳炎ワクチンができました(第11巻第8号通巻146号)

2009年08月11日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

新しい日本脳炎ワクチンができました(2009年8月)

わが国では、3歳を過ぎたら日本脳炎ワクチンを接種することになっています。平成175月に厚生労働省より「勧奨(日本脳炎ワクチン接種を推奨すること)を見合わせるように」との通達が出され、接種を受けるお子さんが少なくなっていました。平成216月より新しいワクチンが接種できるようになりました。今月は日本脳炎ワクチンの特集です。

Q1:日本脳炎とはどんな病気ですか?


A1:日本脳炎ウィルスによっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の病気です。
人から人にうつることはなく、ウィルスを持った豚を刺した蚊(コガタアカイエカ)が人を刺すことにより感染します。

Q2:日本脳炎の症状はどのようなものでしょうか?

A2:日本脳炎ウィルスに感染したすべての人が発症するわけではりません。
感染した人のうち100人~1000人に1人程度の割合で症状がでます。高熱、頭痛、嘔吐などで発症し、意識障害やけいれんを起こします。脳炎を発症した場合には2040%が死亡するといわれています。
日本脳炎ウィルスに対する薬剤はありませんので、ワクチン接種を受けて予防することが大切です。

詳しいことはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」第11巻第8号通巻146号をご覧ください。

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