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ロタウィルスワクチンの助成が始まります(第18巻第4号通巻236号2016年4月)

2016年04月06日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

ロタウィルスワクチンの助成が始まります 6週~24

わが国でロタウィルスワクチンが導入されたのは2011年11月です。
おのクリニックでは2012年1月から接種を始めました。

2016年4月より松戸市の助成制度(接種費用の一部補助)が始まりました。

Q1:ロタウィルスによる胃腸炎はほかの胃腸炎とどのように違うのでしょうか。
A1:ロタウィルスによる胃腸炎はごくありふれた胃腸炎です。世界中の誰もが5才までには1回はかかるといわれています。
      胃腸炎の主症状の下痢と嘔吐が激しく、長引くことが多いと考えられています。
      また、初めてかかった時の症状がもっとも重くなります。
      小さな赤ちゃんは体力もなく回復力も未熟ですから、ロタウィルス胃腸炎にかかると
      体内の必要な水分・塩分が少なくなる「脱水状態」に陥りやすく、入院が必要になることもあります。
Q2:ロタウィルスワクチン(ロタリックス)を接種すればロタウィルスによる胃腸炎にかからないのでしょうか。
A2:ロタリックスはロタウィルスの病原性を弱めて毒性をなくした生ワクチンです。
      シロップの状態にしたワクチンを口から飲ませて接種する経口生ワクチンです。
     この生ワクチン(ロタリックス)を接種すると、症状が出ることなく「ロタウィルス胃腸炎にかかった記憶だけが残り」抗体ができます。
     4週間以上の間隔をあけて2回接種するとほぼ予防できると考えられており、その効果は3歳くらいまでは続くといわれています。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」第18巻第4号通巻236号(2016年4月1日発行)をご覧ください。
待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。
創刊号(1999年5月1日)から第236号(2016年4月1日)までのバックナンバーファイルを待合室の書棚においてあります。