今日は、友人のお誘いもあって、高尾の桜保存林に出かけた。4月1日まで新型コロナ禍で閉園していたが、2日から開園したとのこと。ソメイヨシノなどはもう終わっているが、八重桜や里桜は満開だろう、ということで出かけたのだ。
高尾の駅から歩く道々も桜の街路樹になっていて、うこんとか御衣黄なども並んでいた。風がちょっと冷たい。
入口近くの若いサトザクラ
チケット売り場で入場券を購入。シニア割はない。
建物の向こうの八重桜
中央棟は解放されていなかった。その手前に高尾の有喜堂のおこわ弁当とか和菓子とかが売られていた。今日はサンドイッチ作ってきたので、後でお土産に買おうかな?
アルコール消毒して、歩きだす。
林の間の薄暗い道だが、ヤマルリソウとかフデリンドウ、スミレはタチツボスミレばかりだった。
分岐に到着したが、いつも歩く道は通行止めになっていたので、まずは見晴らし台の方に向かった。舗装されていた。
見晴らし台までの道は舗装されていた。
先客が何人も東屋にいらしたので、私たちは横のベンチで水のみ休憩。気持ちの良い展望です。
そばの木は穂が粗いから、イヌザクラかしら。葉の形から、もしかしたらアオダモかも。
それからしばらく歩くと、いつも昼食をとったりする段々になった休憩スペースに着いた。
横の2本ある大きな八重ベニ枝垂れ桜はもう少し終わりかけだったが、てっぺんの方はまだきれいだった。
そこから奥の方に移動したら、がけ崩れの斜面を修復したところがあった。2019年の台風の爪痕はすごかったようです。実際にはかなりの斜度です。
工事のために一部伐採されたのか、立派な桜の枝が切り取られていました。
脇の方に咲いていた大きな花びらの桜。ミクルマガエシだったかしら?その横の東屋で昼食にした。
東屋の横のきれいなボタン桜。白山オオデマリ。以前よりも少し小さくなってしまっていた。
休憩してから、さらに奥の方のサトザクラ園の方に向かう。途中の枝垂れ桜はすっかり葉桜になっていた。いつも見るミツマタもすっかり終わり。こちらもがけ崩れの後が見られた。
普巌象は葉が赤いですね。
サトザクラ園には関東タンポポがたくさん咲いていた。ガクが反り返らないのと花びらが少し楚々としていますね。
丘を下りてきた、日当たりの良いところにつくしがどっさり。もう終わりかけでしたが。
途中のがけに赤い穂先のようなものがついた、センボンヤリらしい葉の植物があった。アカバナのセンボンヤリというものもあるらしい。こちらも肝心なつぼみがぼけました。
それから元の分かれ道について、子供たちが小川を見ているので私たちも観察。何とメダカがいました。写真には写っているかどうか?クレソンに花がついていました。
ネコノメソウ
それから朝は通らなかった道をたどった。セントウソウもある
セントウソウとは葉が違う草も見られた。葉の形からツルカノコソウらしい。
キブシ雄花かめ花かは分かりませんが、
ハナイカダのつぼみ
中央の建物の裏側についた。その横の土手の斜面に華奢なジロボウエンコグサが咲いていた。
それとピンクがかった小さな花が少し遠いところに咲いていてなんだろうと思った。私の携帯では抑うつせずに、これは友人の写真です。案内の係りの方にお聞きしたら別の知っている方にお聞きして、ホタルカズラだと教えていただいた。野川公園で見たホタルカズラとは色が全然違っていた。
そのあたりには、色が違うスミレもあり、葉のないスミレもあった。
ボケていますが、これはやっぱりタチツボスミレかしら?
こちらは葉がありません。
チゴユリも咲き始めていました。ホウチャクソウと一緒に。
和菓子を買って、帰りの途に。
帰りの道々のヒメオドリコソウ
民家の西洋マンサク。もっと赤い花もありました。
さて高尾についたら、京王線が人身事故で、最寄り駅にはたどり着けないとか。友人はJRでおかえりになることになりました。私はまだ時間が早いから、片倉城跡公園のヤマブキソウを見に行くことにしました。