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新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

上野公園の花見2025.3.26

2025-03-30 | 公園・庭園

26日は親しい友人に花見に誘われた。断ると機嫌が悪くなるので、申し訳ないけれど前約をキャンセルさせていただいて、上野公園に出かけた。

花見のお目当ては、お酒と食べ物だったらしい。

何か屋台も出ているらしかったのだが、ちゃんと調べていなくて、場所が分からなかったので、駅構内の売店で歩きながらでも食べられるような食料を買い求め、お酒も購入して、まずは枝垂れ桜が満開というのでそちらに向かった。

階段を上がって、桜の方に行くと、屋台が並んでいて、何だここで買えばよかったかな?と思ったが全体的にはお高いから、駅で買っておいて良かったかも。

幸いテーブルが空いて、そこに座った。仕事帰りの山友はまだ昼食前だったそうだ。私は早昼を少なめに食べて来たのだった。

一応テーブルを拭いて、買い求めたものを並べた。私は前日安かった極小の筍を手抜きで煮て来たので、それを出した。実が生る方の山椒も枯れたかと思っていたら、新芽が出ていたので、それを少し入れて来た。

簡単に食べられるようにとおにぎりとかお稲荷さんとか買い求めて、それを頂く。おつまみの生ハムチーズや国士舘の焼き鳥があったので買い求めたものを頂く。私はペットボトルのキャップに清酒をお相伴で頂いた。友人はしっかりグラスを持参なさっていた。焼き鳥は大昔相撲に連れて行ってもらった時に食べたのと変わらない味―と自分が思っただけかな。

かなり良い気分になったところで、何か屋台で買おうかということになり、和牛のサイコロステーキが目に入ってそれを買い求めたが、予想より高くてビックリ。でも3人ずれの外国人の男性が、先に注文なさっていた。一人はもう一品高い方も注文したいらしかったが、店の人は英語が分からないようなので、簡単に伝えた。

順番に焼いていたが、外人に出したのは、かなりレアっぽかったので、私は少しミディアムくらいに焼いて頂いた。香りは良い。

外国人用の3人前(もやしチョッピリ)

それでテーブルに持って行った。少し前にドイツ人の学生が、日本に5日間滞在予定というのでどこに行くかと聞いたら、東京で5日間過ごすという。東京でも5日間色々見るところがあるとのこと。上野も2回目だそうだ。何か買い求めていらして食べていたが、茶色っぽい丸いものだったが、何か私には分からなかった。サイコロステーキを少しだけお分けしたら、召し上がった。

和牛のサイコロステーキの焼き立ては、チョッピリだったが美味しかった。肉を自分で焼いても、なかなか焼き立ては食べられない。

他にもいろいろな店が出ていたが、満腹なので購入は見合わせた。買い求めたお酒も全部飲み終わったところで、少し千鳥足気味の友人を支えながら、お花見に移動。あでやかな色合いの大振りの桜がほぼ満開できれいだった。

その後日当たりの良い広場のソメイヨシノも結構咲いていて、その広場、まだ座るスペースがあった。

寛永寺のあたりでUターンして、やや下の道を通ったが、花付きはやや少なかった。

その後、駅でお茶を頂き、帰宅。私は少し酔いが回っていたのか、乗換駅でホームを間違えたり、反対ホームの電車についての放送を聞き違えて、乗るべき電車を逃してしまったりで、さんざんだったが、何とか夕食の準備の時間までに帰り着くことができた。

暖かくて、桜は2分咲きくらいかしらと思いましたが、5分咲き位には咲いていて、楽しいお花見になりました。今日あたり満開だったかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

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市民庭園の花2025.3

2025-03-25 | 公園・庭園

昨日、通りがかった市民庭園のお宅の枝垂れ桜が満開できれいだった。光の関係で、写真はいまいち。次の利用者さんの時間が迫っていたので、角度を変えて撮ることができなかった。

その少し前にはもう一つの市民庭園に寄った。桜は一輪程度咲きだしていただけだったが、サンシュユとトサミズキの黄色があでやか。ハクモクレンも2本手入れされた形で咲いていた。日当たりのよい所のボケはもう終わり気味だったが、日陰の方のボケは見ごろだった。

トサミズキと後ろはサンシュユ

サンシュユ(山茱萸)

ハクモクレン

タツナミソウはさすがにまだだったが、スミレが咲いていた。

ボケ

こちらは椿が多くて、乙女椿の大木には花が沢山。もう一つの方の乙女椿は形が良かった。その他シロバナや赤、紅白などが見られた。

カエデの新緑もきれいだった。もう少ししたら桜が満開になりますね。

裏手の蕗の花(薹が立ってしまった)

自宅の雪柳 実生の小さな苗を頂いたのが大きくなりました。

ハクモクレン アッという間に散り始め、弱い風があり、今日は道路掃除を4~5回しました。

話は変わりますが、数日前、自転車の後輪タイヤがつるつるだし、ブレーキに効きが急に悪くなって危ないので、自転車屋さんによって取り換えて頂いたが、待っている間、近くのファミレスに入った。注文の品がロボットで運ばれてきたが、なんと最初に頼んでいない白いご飯が運ばれてきた。

近くにいらしたウェイターの方に話をして、そのロボットは別の席に移動した。その後私の注文の品が無事に届いた。まだまだですね。

 

 

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家族信託制度2025.3

2025-03-19 | 介護

この前、成人後見人制度について記事を書いたが、それらの煩雑さや制度的な難しさなどから、平成19年に家族信託制度ができているそうだ。

以前証券会社のメルマガでそんな言葉を聞いたような気がしたが、興味が無かったので、スルーしてきていた。

今回、認知症が進んで介護施設に入るのに、お金がないから家を売ってお金を作ろうとしても、既に認知症ということが分かると売買契約もできなくなるわけで、現金が無ければ、にっちもサッチモ行かなくなるという事が良く分かった。

そういう場合に備えて用意されたのが家族信託契約だそうだ。

法定成人後見人の場合は、後見人に選定された人に、報酬を毎月、亡くなるまで払わないとならないから、長寿だと相当な金額になりそう。その上監督人がつけられたらさらに上乗せになる。任意成人後見人でも、家族を選んだ場合には、原則監督人をつけないとならないらしいから、毎月一定額の報酬を支払わないとならないわけで大変。

家族信託の場合も、契約を取り交わすには、専門家を通さないと、なかなか難しそうだし、その方が安全らしいのだが、それなりに報酬が必要で、公正証書を作らないと安心できないそうなので、その費用も掛かる。(公正証書は、成人後見人の場合も必要だけれど)

ただ、通常は最初に一括で支払うので、その人の寿命には関係しないだろう。証券会社のサイトによると、信託財産の金額で専門家への報酬は20万から100万円(信託財産の1%とのこと)だそうだ。

自分の財産の管理を特定の家族に委託する契約だから、委託する人(通常は親)は、委託者でもあり、不動産収入など得ていたら、利益も受けるので受益者でもある。委託された家族は受託者となる。

受託者は、不動産や預金とか証券などの管理と処分ができるよう、信託財産を預かる。それを公正証書で、契約するようだ。財産の処分には、相続時に誰に相続させるかも記載できるらしいから遺言書も兼ねる形のようだ。

不動産は登記上、信託財産として、受託者(普通は子供)の名前が登記されるそうだが、売買したり、贈与したわけではないので、税金はあくまでも委託者(普通は親)にかかるそうだ。委託者の不動産が、共有財産の場合は少しややこしくなるようだ。(いずれにしても登記費用が掛かる訳)

ともかくも、認知症になっても、預金の引き出しなどは出来るし、万が一の場合は財産の売却も受託者を通してできるから、任意後見人を選ぶよりは、家族信託契約をしておいた方が良さそうだ。

ただ、デメリットとして、制度ができてまだ日が浅いので、この制度に精通している弁護士や、税理士、司法書士、行政書士などを選ぶのに信頼できるところを選ぶ必要があるそうだ。比較的安い費用でサポートをしてくれるサービスもあるらしい。その場合は一時金の他に毎月少額の報酬をはらうようだった。

また、相続税対策はこの制度ではできないそうだ。

身体監護権はないそうで、介護施設への入居契約そのもののを行うことはできないそうだ。ただ現実には本人が契約できないばあい、家族が契約を進められることが多いようだ。心配な場合は任意後見人制度と併用する方法もあるそうだ。

なんだか大変そうだが、複数の相続人の内、1人を受託者とする場合には、相続争いが起こらないように、委託者が認知症になっていない時に契約したことを証明できるように、公正証書作成直後に、認知症ではないという診断を受けた方が良いのだそうだ。

兄弟姉妹などがいる場合には、よく話し合っておいた方が良さそうですね。それでも、兄弟の経済状況や家族状況が変わったりしたら、トラブルが起きる可能性はありますね。

なお、認知症になっていない親のお金を子供が代理で引き出すことは可能だそうだ。代理人に委任するという証明に一筆親に書いてもらっておいた方が良いらしい。

認知症が銀行に分かると凍結されるから原則引き出せなくなるが、最近、銀行協会は少し、融通性を持たせるようになってきているそうで、どうしても入院や施設入居にお金が必要というような場合には、銀行に相談することも可能らしい。ただ、銀行によっては対応に差があるようだ。

 

 

 

 

 

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成人後見人制度について2025.3

2025-03-17 | 介護

この間、成人後見人制度について、人から聞いた話では、とても問題が多い制度だとのことだった。

自分は、親の銀行口座の代理人登録を早いうちに行ったので、日常の買い物とか親が生活上必要なお金をがあったら、自由に降ろせたので、成人後見人制度についての勉強はしてこなかった。

詳細は厚生労働省のサイトに細かく記載されていて、動画による説明もあった。本人の財産を守るという観点から制度ができているそうだ。だから必要以上に余計なものは買えなくなったりもするらしい。財産の処分などは出来ないそうだ。

家族が申請したら、当然家族が後見人になれるものだとも、思っていたが、法定成人後見人の場合は、審査に依り、家族が選ばれる率はなんと26%に過ぎないということが分かった。弁護士や司法書士が選任される方がはるかに多いそうだ。そしてその選任者には報酬が必要になる。さらに監督者というものもあってそれもつける場合はさらにその監督者にも報酬を支払うそうなのだ。

その報酬というのが馬鹿にならないようなのだ。

なお、一度選任された後見人を不服としても、異議申し立てすることができず、選任された人を変えてもらうことができないと出ていた。一部には悪徳後見人もいて、事件になることもあるようなのだが。

その他、仕事が限られる、補佐とか補助とかの後見人もあるらしい。

一般の人でも講習を受けて、後見人になる方法があるらしい。ある程度財産管理の知識も必要だとのこと。家族がなれないのは、家族の生活状況とか、そういう知識に欠けている場合かもしれない。親の財産状況を正確につかんでいないとならないみたい。

任意後見人制度というのもあり、これは本人がまだ認知症とか体調的に動ける内に、自分が選んだ家族を後見人にする契約を行うもので、後期高齢者になったあたりで、信頼できる家族になってもらう方が安全のようだった。ただ、兄弟がいたりする場合は、兄弟間で了解を取っておくほうがトラブル防止になりそうだ。

契約自体は公正証書を作る必要があるそうで、判断能力などが無くなってきた時に、裁判所に申し立てをして、後見人になるそうだが、ただ、驚くべきことは、全件、後見監督人を選任しないとならないそうで、任意後見監督人に報酬を支払う必要があるということ。まあ、後見人になった家族などが好き勝手に財産を使ってしまうことを防ぐために必要なのかもしれない。

もう認知症の判定を受けていたり、明らかに認知症の症状がある場合には、任意後見制度の利用は出来ず、法定後見人をつけるしかないそうだ。

法定後見人への報酬は、基本報酬として(財産の額などに応じて)2~6万円、特別な仕事をしてもらった場合には基本報酬の50%以内で支払う必要も出てくるそう、成人後見人監督者が選ばれた時は月3万円(こちらも財産の額などに拠るらしいが)程度とのこと。後見人を監督する業務だが、裁判所が決めるようだ。家族の自由はないわけ。

これらの費用が払えないような場合は、自治体に低所得者向けの補助もあるらしい。法テラスでの相談もあるようだ。また家庭裁判所に申し立てして、費用負担の減免もできるそうだ。

それにしても大変ですね。

あるケースでは、銀行に本人が通帳を持って払い出しをしようとしたけれど、おかしなことを話すために認知症と判断されて口座が凍結されて、下ろせなくなったばかりか、口座振替も凍結されて、できなくなったために、本人が使う光熱費なども家族の口座から引き落とすことになったそうだ。法廷後見人制度を利用すると、本当に裁判所の許可がないと何もできないらしく、報告義務(本人が使う日常の買物のレシートなどが必要らしい)が煩雑だそうなので、また、兄弟がいて調整も難しいのか、あるいは、法定後見人に支払うだけのお金がないか、で兄弟の1人が全てその方の生活費を出しているのだそうだ。そのためか、かなり慎ましい生活をなさっているとか。

なんだか悲惨ですね。

考えてみたら、私の場合は銀行にそもそもお金がないから、認知症になったら、自転車操業もできなくなるから、同居の家族が光熱費などの引落を引き受けてもらうしかないかも。こう毎月山に行ったりしたら、貯金は無理ですね。なけなしのお金で寄付したりしてしまうし。他人のことより自分のことを考えるべきですね。

高齢者が良く取り寄せているお弁当、一食800円位の場合が多いからその負担だけでも大変。デイサービスを利用しても、お昼の食事代は別。デイサービスの事業所によるけれど、やっぱり800円~1000円位らしい。中には2食取っている方もいらっしゃる。

テレビで納豆とご飯と玉ねぎで命つないでいらっしゃる方がいらした。うどんとちくわと庭の三つ葉やセリ、ユキノシタの葉っぱなどでも生きていけるかな?水仙やヒガンバナの球根や葉っぱを食べないようにしないとね。有毒だから。

 

 

 

 

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伊豆山稜歩道(達磨山高原レストハウスから小達磨山)であられ!2025.3.15

2025-03-16 | ハイキング・登山

15日の土曜日、天気予報が目まぐるしく変わり、金曜日の予報で朝から雨なら中止しようと思っていたのだが、何とか曇りで決行した。JRの鈍行で、熱海・三島と経て、伊豆箱根鉄道で修善寺に。ラッピング列車は窓の外に網目の地に絵が描かれていて、外の景色がいまいち見にくかった。晴れていたらそんなに気にならないのかもしれないが。

ともあれ、修善寺からバスで、達磨山高原レストハウスに出た。途中修善寺温泉、修善寺梅林、虹の郷、ゴルフ場を経て、レストハウスのある駐車場に着いた。

展望台からの景色はなかなかのもの。かすかに富士山も見えた。写真撮ったが、ボケボケだった。下は帰りに撮ったみぞれで霞んだ淡島方面・。

展望台からは、沼津の内浦湾、淡島とか、左手には愛鷹山の向こう側にかすかに雪に覆われた富士山も見えていた。晴れていたら最高なのだが、まあ、見えただけでも良いかな?

登山口が分からず、レストハウスの方に伺った。チラシも頂いた。結構早い所要時間だけれど。。。

教えて頂いた通り、車道の脇の歩道を先に進んだ脇に階段状の登山道があった。金冠山・達磨山方面と書かれていた。

取り掛かり口が階段状で結構急なので、観光客の一団が躊躇なさっていた。ストックもないと滑りそう。

私達は相変わらずザックが重く、ストックを取り出した。

しばらく階段だったが、樹林帯を抜けると、芝生のなだらかな道に変わった。芝生って自生しているのか人工的に植えたものなのか?どうなんでしょう。

一部岩が出ている所もあったが、大方は緩やかだった。そのうち金冠山へ直進するルートの横に左に入るコンクリートの道があって、そちらは達磨山、舩原峠方面だった。

緩やかなコンクリート道を進む。左手の海側の展望が良い。多分沼津方面の海だろう。

少し下ると道路に出た。戸田峠らしいが、登山道はどこかしら?道路の反対側に大きな看板があった。

そのわきに階段があり、上ると登山道になった。戸田峠の看板の手前は駐車場になっていて、バス停があり、自転車の人が横で休憩されていた。バス停に雨除けなどはない。

登山道に入ると左右は笹になっていて、展望が開ける。

戸田港が小さく見えていたのが、進むにつれて大きくはっきり見えてきた。気持ちのよい稜線から、丸太の階段が続くようになる。早朝に登られた方々が数組戻ってきて、階段ばかりだとおっしゃっていた。

確かに終わったと思うと別の階段があり、さらに急階段になったりした。滑って転ぶと大変だから慎重に登る。右手だけでなく、左手にも海が見えるが樹木が邪魔。ギザギザの山が沼津アルプスかな?

金冠山のあたりと、達磨山の向こうの方にマメザクラがあると地図に書かれていたが、残念ながらこちらの方にはマメザクラは見られなかった。レストハウスあたりでは咲いていた馬酔木もつぼみばかり。

もう12時は過ぎていて、やっと小達磨山に到着したのは12時半ごろ。小達磨山はこんもりと木々に囲まれた小さい山頂で、すぐに下る階段と、その先に道路とそのさらに先に草原状の達磨山が見えていた。

私は気づかなかったが、今日の予報は3時頃から雨だそうだ。距離を見ると、30分では山頂に着きそうにない。下るということは帰りは登りになるし。往復1時間としても、帰りのバスには30分の余裕しかない。ちょっと黒い雲も見えてきたので、ここは撤退することにした。観光の地図では近そうに書かれているのだが、それは元気のよい軽装の若者時間だろう。重装備?の高齢者はそこまで早く歩けない。そちらに向かう若者の一団もいらっしゃった。

稜線上は風も強く、思った以上に寒かった。慎重に登って来た階段を下りていくと、周囲の展望の良さに驚く。左に駿河湾、正面に愛鷹山、残念ながらすっかり雲に覆われて、富士山は見えないが晴れていたらくっきり見えるだろう。右手の方は、内浦湾の方らしい。晴れていたら!と改めて思った。このコース、舩原峠から戸田峠バスか達磨山高原レストハウスバス停に向かう方が景色が良いようだ。

愛鷹山方面(富士山は見えなくなっていた)左右は海の景色だが、写真がボケた。

それから稜線上の緩やかな道を辿り、戸田峠に出たが、風をよけられるようなところが少なく、弁当を頂くのはもう少し先になった。コンクリートの道を緩やかに登る。結構きつい。

やっと金冠山の分岐に着いた。そちらに登るのも魅力的だったが、やはり時間が気になって登らず、何分気温も下がってきているようで、風も強く寒いからもう少し先まで歩いた。

芝生の道の途中で、岩が所々出ている所は、左右に木が茂っているところはいくらか風がないので、そこで遅めの昼食にした。今日はインスタントライスと私はインスタントパスタ。ライスはどうも量が多くて余るので、私はパスタにした。パスタの方が3分で戻るし。食べられるようになるまでザックの中で保温。その間に持参のおかずを頂いた。野菜と果物少しも頂いた。結構満腹になって、片づけて出発。じっとしていたので寒くなる。登りで脱いだフリースを着込む。指先もかじかんで、いらないかなと思いつつそのまま入れて置いた防寒手袋をつけた。すぐには温まらなかった。バッカスチョコがあったのに忘れていた。少しは温まったかもしれないのにね。

歩き出すとすぐに雨が降り出した。最初は大したことないと思っていたが、段々本格的に降りだしたので、レインウェアの上だけ着込んだ。よく見たら白っぽくて粒状。あられだった。サラサラという音もする。あられだからズボンは大丈夫かなと思った。しかし、そのうち豪雨があられになったように激しく降った。アッという間に地面が白っぽくなった。

ずんずん降りて行ったら、車の音が聞こえ、まもなく道路が見えて、登山口に降り立つことができた。少しみぞれっぽくなっていた。

歩道を通り、レストハウスに駆け込んだ。

私はザックにレインカバーをつけ忘れてしまったので、ザックの上にあられというか雪っぽいものがたまっていたので、慌てて外に持って行って払った。スボンは少し湿ってしまっていたが、暖かいレストハウスの中でまもなく乾いたから良かった。

驚いたのはリーダーがソフトクリームを注文してしまったこと。こんなに寒いのに!まあ、室内が暖かかったから、食べることができた。

このコース、途中にトイレがない。私はトイレに駆け込んだが、レストハウスの方のトイレは、暖かく助かった。外にもあるが寒いだろう。(入っていないから分からない)

その後早く降り着いたので、さらにコーヒーとこんにゃくを頼んで、バスの到着を待った。ストックを畳んだり、お土産を見たり、荷物の整理をしたりしていたら、発車時間1分前で大慌ててバス停に駆け付けたが、運転手さんは雪の中で煙草を吸っていらっしゃって、すぐには発車しなかったので良かった。

その運転手さん、少し山登りに興味がおありだとかで、この辺の山の話などされていた。虹の郷の駐車場あたりから、晴れていたら富士山がばっちり見えるとのこと。ハイキングコースとしては、城山-葛城山―発端丈山とか沼津アルプスも良いとのことだった。

帰りはこのみぞれ模様では、何処にも寄る気持にならず、修善寺温泉で少しお客さんを乗せてから修善寺駅に直行。

スイカが使えないということで切符を買ったりしていたら、すぐに出る電車には間に合わず、列車で三島に出た。駅の脇の鯵ずしも魅力的だったが、暖かいものを食べたかったのでパスした。

土曜日で温泉などは高いので、三島に予約したビジネスホテルは駅の向こう側だが、伊豆箱根登山鉄道の改札を一度出ないとならなくて、そのままJRの通路を使うことができなかった。確か宿のアクセスを見たら、南口からシャトルバスが出ているというので、バス停を探して、来合わせた小型バスに乗り込もうと思ったら、降りて来た人たちが沢山いらっしゃる。もしかしたら、北側に余りお店がないのかもしれないと、運転手さんにお聞きしたら、余りないとのこと。それで乗り込む前に食事をしてしまおうということになった。

雨模様で寒いから余り歩きたくない。目の前には、アナゴ天丼の大きな看板が。本当はウナギの町のようだったので、鰻食べないなと思ったのだが、やはりそれなりのお値段のようで無理。それでアナゴに目が惹かれたのだった。両隣には餃子の店が。リーダーはそちらに興味を持たれたのだが、私の方は最近餃子づいていたので、アナゴの方に惹かれた。それで、お願いして、アナゴ丼の店に入ったのだったが、入ってみてお値段にびっくり。鰻よりはお安いけれど、なかなかのお値段。でも気が大きくなってしまって、私は注文してしまった。そういえば外にお値段出ていない店だった。リーダーはから揚げセットだが、結構なお値段。申し訳ないことをしました。他に天ざるとかハンバーグ定食など有っても皆同じ値段だった。

隣の餃子屋さんでもから揚げあったけれど、セット料金ではないからそのまま比較にはならないが、多分半分以下だろう。

アナゴは立派でアスパラの天ぷらと一緒に突っ立っていた。それが評判でもあるらしい。野菜天ぷらもいろいろ入っていた。ごはん少なめというのも忘れて、しっかり食べたので、少々胃もたれ気味。結局宿に入ってから胃腸薬のお世話になった。

バスが来たらしいというので外に出たが、勘違いだったらしく、もう少しギリギリまで店にいたらよかった。やっとバスが来て、北側に回り込んだ。裏の駐車場に着けて、雨に遭わずに中に入れた。

かなり混雑していて、チェックインの人たちが並んでいた。端末もあったが、ふさがっていたので、人の手でチェックインしていただいた。満室とのことで、無料朝食は混み合うだろうとのことだった。

エコノミープランだったので低層階。見晴らしも何もない部屋だったが、こんな雨では高層階も何も見えないだろう。

修善寺まででも3時間半くらいかかったので、結構疲れて、早めに休んだ。このホテル、炭酸水とかお茶とかのペットボトルは一律110円で良心的だった。

翌朝は早く目が覚めて、6:30に下に行ったら、もうすごい列だった。それでも何とか座れて、一通りおかずを取ってパンと頂いた。本格的なバイキングに比べたらおかずの数は少なかったし、食べ過ぎ気味なので、私としては控えめに頂いた。リーダーは牛乳がないのが残念だったようだ。

フロントに三嶋大社行きのバスが出ているかとお聞きしたが、出ていないというので、歩いて行こうかと、荷物を預けて、出かけたのだが、強風とみぞれで寒い。バスが無いのに、この風雨の中歩くのは大変ということで、駅前のタクシーに乗り込んでしまった。ワンメーターよりは少しかかったが、神社正門前につけて頂いた。想像したような鬱蒼とした森の中の神社ではなく、正門を入ると池が左右にあり、周りに枝垂れ桜が沢山植えられていて、つぼみが少し色づき始めていた。咲いたら見事だろう。

珍しいキンモクセイのご神木は天然記念物だそうだ。

まだ楼門や社務所、本堂など白装束に浅黄色や紫の袴の神職の方々が赤い袴の巫女さんが清掃をなさっていらして頭が下がりました。お参りをして社務所で準備中の巫女さんにお聞きしたら、8:30からですと言われて、寒い中待ったのだが、巫女さんたちも寒い中大変だろうと思った。暖房とか、あるのかな?

お守りなど求めてから、三嶋大社の蓬餅が神社のお土産として出ていたので買おうかと思ったが、12個入りで個別舗装していないし、保存期間4日とのことで、ちょっと量が多いので、その場でお茶とセットで頂けるというので、頂いた。餡は甘みが抑えられていて、餅は蓬の香りがして、なかなか美味しかった。隣の土産物屋さんも開いていて、少しお土産を購入した。昔伊豆でぐり茶というのを土産で買い求めたことがあったので、買い求めた。細く撚らないでクルっと丸めたようなお茶だったと思う。

それから店の方にバス停のことを伺い、表通りに出て探したら、神社の駐車場の向かい側にバス停があった。みぞれと強風の中、しばらく待たなければならなかったが、2分遅れで来て乗り込めた。駐車場の端に小ぶりの河津桜の並木があり。咲いていたが寒くて行かなかった。

駅でまたホテルのシャトルバスを利用して、ホテルに。ザックを引き取って、駅に。こちらもまだ強風で、何回も小型の折り畳み傘がひっくり返り、ちゃんと畳めなくなってしまった。リーダーもちゃんと止められなくなってしまった。被害甚大でした。

割とすぐに電車があるというので、土産物を見ることもなく、ホームに行ったのだが、三島駅は、北側に新幹線駅があり、その南側が東海道線で、階段をかなり降りて曲がるので、意外に時間がかかった。JRの通路は入場券あれば使えるけれど、通行が無料だとしても、シャトルバスを使うわけだなと思った。伊豆箱根鉄道の改札はさらに南側にあった。

三島はJR東海で、JR東日本と2社にまたがっているので、私は渋谷の改札でスイカが通らず、慌てた。お金足りなかったのかな?と思ったのだが、そうではなかったそうだ。駅員のいるところで無事に通れた。

今日は悪天候というのに、山手線は混雑していて、渋谷で乗り換えた。傘の波のスクランブル交差点の写真を外国人に真似て撮ってみた。

伊豆山稜歩道、達磨山とか金冠山とかの展望は晴れていたら素晴らしいようだ。ただ、結構アップダウンはあるし、階段階段で大変。途中にトイレとか休憩舎などはない。強風にさらされることも多いらしい。夏はカンカン照りの部分が多いみたいだから、春秋の天気の良い時にまた行ってみたいですね。

 

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