新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

井の頭恩寵公園

2013-11-10 | 公園・庭園

今日は病院に紙おむつを届けるために早めに出かける必要があったが、家族の車で孫と行くことにした。子供はお見舞いはできないけれど。

近所に24時間営業のスーパーでパンツ型ではない紙おむつを買おうと思ったが売っていなかった。もう9時過ぎだったので、病院に併設されているコンビニに行ったら、売っていた。クリーニング屋の大きなビニール袋を持参しておいたのでそれに入れて病室まで歩いた。(この前、入れ物がなくて、かなり持ち運びに苦労したから)

親は寝ていたが起こして少し話をした。熱は下がっているみたいだった。

それから家族と交代して、孫を遊ばせる。なるべく外の庭で遊んだ方が安全(感染など)だから、外を歩いたが、しばらく行くと中庭があって、落ち葉が落ちていた。

孫は落ち葉を拾っては私に渡して、ありがと、と片言で言う。その遊びをなかなかやめようとしない。そろそろ面会も終わる頃かなと思って戻ろうとするのが動かないので抱き上げた。

やっと合流していたら、別の家族が来るという。それで後で合流してランチでもと思っていたが、私たちはちょっと時間があったので、井の頭公園に向かった。

井の頭公園の駐車場を探して行ったのだが、大回りして駐車。

すぐ横から、恩寵公園の武蔵野の雑木林が広がる。欅から黄葉がはらはらと落ちてくる。孫が不思議そうに見ている。

それからたくさん敷き詰められた落ち葉の上を、これまた珍しい感触を確かめるように歩く。子供にとっては楽しい道だ。

どんぐりもたくさん落ちていて、もう少し大きなお子さんを連れた母親がビニール袋に集めていた。何に使うのかしら?細長かったのは椎の実なのかしら?

井の頭自然文化園の方に抜ける道の角にガレットやクレープの店があって、そこで軽食を頂いた。ガラス越しに見える雑木林の風情が楽しい。風が吹くと、枯葉がサーっと舞い上がる。このあたり気持ちいいですね。その店、ワンちゃん連れの人が次々入ってきたが、皆おとなしいしつけの良いワンちゃんたちでした。

その後別の家族と合流するために家電店に行き、しばらく遊んでから、帰宅した。

 

 

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紅葉の日光鳴虫山

2013-11-03 | ハイキング・登山

今日は連休だし、紅葉狩りに行こうと、昨晩深夜に新宿発のスペーシアの空席照会したら、遅い時間なら空きが残っていた。それでつい申し込んでしまった。

8時57分だったかの出発で、着くのは11時5分だ。早めに出て、一台前の特急の空きがないか聞いてみようと思っていたのだが、家族の食事の用意などしていたら、遅くなってしまって、みどりの窓口で券を買わないとならないのでギリギリ。しかもホームが6番線で一番南口側で遠いのだ。走るようにホームに行って、数分前だったのでおにぎり2個だけ購入。お茶は持参して行った。

     

予定ではバスで湯の湖まで行って湯滝まで歩くか、逆にして、バスで戻ろうと思っていたので、ハイキングスタイルだが軽装だ。全く渋滞のことなど頭になかった。

スペーシアは、栗橋までJRの線路を通り、そこで運転手も交替したらしい。そこからは東武線を走ったようだ。

乗り継ぎのバスの接続時間が1分だったので、終点の手前で降り口に陣取って着いたら走った。ただ車窓から渋滞の車の列が見えていた。ちょっと気がかり。車内放送でも渋滞のことに触れていた。

窓口でバスの切符を買おうとしたら、中禅寺湖まででも現在4時間位以上かかっているので、日帰りの方はやめた方が良いと言われてしまう。

それでタクシー乗り場に行って見たがやはり渋滞はどうにもならないみたい。声をかけたのに乗らないのも悪いと思って、鳴虫山登山口まで行ってもらった。ワンメーター。タクシーは空いた道を行ってくれた。

登山口には数組のハイカーがいたので、安心。ただ、看板にクマ出没のポスターが貼られていた。一応熊鈴を用意。

天王山神社

 

                

大谷川と渋滞の車の車道

神主山までは簡単だった。

          

                    

その後は木の根が張った階段状の登山道のアップダウンにこんなに大変だったかなと思いながら、登る。途中親子連れや若い女性群団を追い抜く。彼女たち、やまびこが聞こえるかと、ヤッホーを繰り返して、最後は大合唱。やまびこが響いていた。私も声を出したかったが、彼女たちのそばではちょっと恥ずかしくてできなかった。残念!

      

      

だんだんにアカヤシオや楓の紅葉が見られるようになり、ブナとかミズナラ(多分)の黄葉にアクセントを添えるようになる。女峰山と男体山の中腹あたりの紅葉は少し終わりかけの感じだが、きれいに見える。途中12時を過ぎたところでおにぎりを一個食べる。お茶が500㏄一本だけに柿の小さな切ったものが3切れと小さいミカン一個が水分補給のものだから、飲みすぎないようにしないとね。水は控えめに飲んだ。

なおも何回も上り下りを繰り返して、杉が多いところが最後だったかなと思って頑張ると頂上だった。相変わらず朽ちかけた展望台があった。

          

  

そこでもう一つのおにぎりを食べて柿を食べて下山開始。元来た道を戻ろうかと思っていたのだが、次々皆さん含満淵目指して下りるので、私もそちらに降りた。こちらの黄葉の方が日当たりが良いせいかきれいだった気がする。

           

        

ちょうど頂上に着いた若い女子軍団、なんとショルダーバックのウォーキングシューズ程度の方々もいらっしゃるので、遅くても2時には下山するように言っておいたが、元来た道に降りるだろうと、含満淵の方は荒れたコースだと伝えることはしなかったので、ちょっと気がかり。

降り口のあたりの黄葉、紅葉は実にきれいで気持ちが良かったが、コースの段差が大きく、ストックも持ってこなかったので、注意が必要だった。ただ、途中時々は子供連れとか若いハイカーなどもいて、追い抜いて行ったのだが、前後に人がいると思うと心強い。

      

                        

合峰

      

              

ちょっと荒れた山道             独標

    

ロープが張られた荒れた山道

    

西日が当たりだして、紅葉がきれいに見える。

   

こちらのコースには2か所カラマツ林もあって、黄色に輝いていた。その先に男体山などが見える。

               

だんだんに杉林が増え、急な荒れた階段も現れ、そのうちに下の方から水の流れの音も聞こえてきた。

    

やっと開けたところに降りついた。そのあたり笹薮が茂っていて、ちょっと怖い。発電所もすぐだけれど、熊でも隠れていたらと、また鈴を鳴らしながら歩く。しかしまゆみの木が多くて、ピンクの実がきれいだった。

マユミの実

              

            

道路を渡って、やっとやしおの湯と含満淵との分岐に出た。温泉に行ってもバスの具合も分からないので、含満淵に向かう。

道路沿いの楓

含満淵の青い水のあたりの黄葉が映え、予想通り素敵だった。赤いベレーのお地蔵さんも黄葉に映える。

        

         

                

                       

しばらくそのあたりの景色を楽しんで、広場の方に行ったら、ソフトクリームの文字が目に入った。つられてその茶屋に吸い込まれてしまった。ソフトクリームを頼んだ上に、他の方が頼んでいたそば団子が美味しそうで、ついそば団子も頼んでしまった。サンショウの粉が添えられた味噌だれの付いた団子とソフトクリームを代わりばんこに食べ、満足して駅の方に向かう。

前に来たときは駅まで歩いたのかしら?記憶がなかったが、歩いているうちに思い出した。春のアカヤシオの花の時には、私が東照宮を見に行こうとして、他の方は足の具合が悪くて茶屋で休んでいて、最後は合流してタクシーで駅に出たのだったが、かなりの距離のような気がした。

東照宮、今日は間に合うかな、お茶屋さんの話では3時半までだとのことで、もう半だった。二荒山神社の拝観所に行ったらもう閉まっていた。庭園のライトアップは5時からとあり、ちょっと時間が空きすぎ。

諦めかけたのだが、人が裏の駐車場の方に行っていて、そのあたりのもみじがきれいだったので、ついて行ったら、横手に東照宮入り口があった。それで行って見たら、拝観受付していたので、入場できた。

小学生時代の遠足以来の見ざる言わざる聞かざるの3猿を見てから奥の方の眠り猫を見て(その先の家康公の墓所はもう入れなかったが)本堂の方に行ったが、靴を脱ぐのが面倒で、本道の参拝は省略。

              

                        

しかし、鳴き竜は体験したことがなかったので、靴を脱いで列に並んだ。時々拍子木の音がしていたが、鳴き竜の声ってどんなかしら?想像では怖そうに唸るような声なのかなと思っていた。カメラを向けたら親子連れに禁止だと注意された。確かに大きく書かれていた。録音と撮影は禁止だと。

順番が来て畳の所に立って、聞いていたら、なんと拍子木の音に続いて竜の怖い顔をあたりから聞こえてきたのはまるで鈴を転がすような、リルリルリルルといった感じのきれいな音色だった。イメージと全く違うことにびっくり。これが聞こえたらよいことがあるようなことを話してくださっていた。また薬師如来は御簾の中で見られなかったが、干支にちなんだ仏像が並んでいるとのことで、さがそうかと思ったが人が多いので、全体にお参りしておいた。

きれいな音色の鳴き竜の鈴を親の土産に買い求めて、外に出たら、輪王寺御用達という大福もち(福徳餅)を売っていたので、珍しいので土産に購入。おまけにゆずもいただいた。本来は売り物みたいだったが(どういうわけか大根もあった)もう遅いのでおまけしてくれたようだ。

途中、さっきはもう拝観受付終了と言っていた二荒山神社の人が参拝を受け入れていると拡声器で話していた。渋滞で遅くにしか辿りつけなかった人たちのために参拝を再開したそうだ。しかし、本堂を見て回るのも面倒になって、その手前の庭園ライトアップの方が4時半だったが、もう入場できるというので拝見した。小さな池の周りにもみじが配されていて、見事に紅葉していて、ライトアップで見ごたえがあった。その庭園、小堀遠州の作とかで、シャクナゲとかボタンなども植えられていた。

ライトアップの庭園

      

           

                

近くの警備の方に駅に行くバスを聞いたら、83と言う市内循環バスのバス停を教えてくださったが、今日は渋滞でか運休とあった。

それで国道に向かって行ったら、トイレのそばにバス停(西参道)があった。幸い時刻表通りにバスが来た。待っていた一団に中禅寺湖の先の光徳牧場の方のホテルに泊まるという若者の一団があって、駅に向かう車も渋滞気味なので、反対側のバス停から乗れるのではないかと、話した。そしたら茶店に確かめに行ったようだ。それでその人たちは乗らなかったのだが、バスに乗ってみたら、私の後から山頂に来た、若い女子の一団が乗っていた。なんと、含満淵に降りたそうだ。運動部だから、体力はあったみたいだが、良く下りてきたものだ。なんと、彼らも乗らなかった人たちと同じホテルに泊まるようだった。

彼女たちも反対側からバスに乗ってもよさそうだったが、荷物を駅に置いてあるのだそうだ。幸いそれほどひどい渋滞でもなく、駅に着いたので良かったが、運転手さんの話では、昨年の連休の例では、駅前を午後4時に出たバスが湯の湖に着いたのが夜10時過ぎだったそうだ。一時間20分のコースが6時間かかったのだそうだ。

彼女たちはどうせ時間がかかるならハイキングでもして時間を過ごせば、少しは渋滞が解消されると読んだそうだが、実際には、運転手さんの話ではちょっと前の情報では中禅寺湖までも5時間くらいかかるとのことで逆にひどくなっているようだった。

彼女たち、無事に着いたかしら。遅い時間帯はホテルのそばまではバスが行かないので、暗い中歩かないとならないみたい。送迎バスでも出してくれるのかしらね?バスの本数も少ないだろうし大変ですね。いざとなったらタクシーと言う手もあるけれど、人数多いのでバスよりは高いと言っても2倍くらいだろうし、ホテルまで行ってくれるだろう。

私の方は往復乗車券を買っていたが、特急は6時まで満席で、駅員さんがこちらの各駅で乗り継ぐのは一番早いというので、各駅に飛び乗った。お茶も飲み干していて、水分なし。電車は満員で座れない。

しかしラッキーなことに次の駅かどこかで鬼怒川方面からの特急に乗り換える人が多くて、大部分の人が座れた。延々と乗り継いで各駅停車の旅をつづけ、最初の乗継2分程度のところで近くにあった自販機でお茶を買うことができた。本当は栗橋でJRに乗り換えないとならなかったようなのだが、うっかりそのまま終点の南栗橋で東武動物公園線に乗り換え、ひたすら乗り続けて半蔵門線となり、渋谷にでた。

九段下あたりで都営新宿線に出た方が早かったかもしれない。ともあれ切符が違うので、渋谷で駅員さんに話したが、差額の金額だけ徴収されたので助かった。

長かった旅もやっと9時前に終わった。途中お腹が空いて、東照宮のところで買い求めたずんだ餅の大福を頂いたが、なかなか美味しかった。それで結構腹持ちがして、家まで食べずに帰ることができた。

鈍行で帰ったし、バスにも東照宮から230円分だけ乗っただけ。予定よりは大分安く済み、充実した山旅になった。日光は遠いです。結構疲れているが、膝の痛みは出なかった。もう、筋肉痛は始まりつつあるが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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