新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

箱根湿生花園と箱根美術館2015.5.30~31.

2015-05-31 | 公園・庭園

昨日、今日と友人と箱根に行ってきた。大涌谷の状況は分からないが、その後のいろいろな地震や噴火でニュースには余りでなくなっている。ロープウェイは運行停止しているが、ケーブルカーは早雲山までは動いていると書かれていて、ロープウェイで行くようなところには代行バスが規制区間を除いて走っているとのこと。

まあ、親も安定しているし、多分大丈夫だろうということで予定通り出かけることにした。

ロマンスカーで午後には箱根湯本に。

バスに乗り換えて、緑豊かな中を走り、湿生花園入り口の仙石案内所で下りる。

結構かんかん照りで暑いが風は気持ち良かった。

シニア割引ができていて、割引料金で入れた。今はヒマラヤの青いケシ展が開かれていた。以前よりも青いケシは増えていて、シロバナやピンクの花も見られた。

   

食虫植物

園内では青いケシの他、かなりいろいろな花が楽しめたが、特にサンショウバラとかオオヤマレンゲ、灌木などの樹木の花とチョウジソウやあやめ、ニッコウキスゲなどの草花などを楽しむことができた。

休憩所前のニッコウキスゲ

サンショウバラ

オオヤマレンゲ

クサタチバナ

カンボク(葉っぱがもみじみたい)

うぐいすかぐらの実

池のところにはアサザが沢山咲いていた。日に光って見えにくいが。

ほとりのチョウジソウ

コウホネ

ハマナス

コハマナス

イブキトラノオの群生

池のほとりの終わりかけのアヤメかカキツバタ?どっち?

ウツギかな?

行き止まりの所に入りこんだら、キジのオスがいて、色は目立たなく映ったが、何とか写真取れました。

   

入口の園内案内書に気付かず、持たずに入ったら、湿原保存地区に入るところが見つからず、入り口近くに戻って逆走してたどり着いた。どこでどう間違ったのかな?そういえば湿原の写真撮らなかったのかな?見当たらない。

あやめかカキツバタの群生

ベニコウホネ

ヤグルマソウの花

シモツケソウやシモツケもつぼみをつけていたが写真なし。

サンショウバラはあちこちで咲いていた。可愛いですね。

ハコネウツギはピンボケになってしまった。

入口近くのツチアケビ

秋に赤い実の付いたものは見たことあったけど、新芽は初めて。

後湿原保存地区から出てきたら、今度はメスのキジらしい鳥が草むらにいたのだが、写真を撮ることはできなかった。

空の雲が今日も放射状に広がって、なんだか地震雲かなと思ったが、この間のはまぐれ当たりだろうと思って、多分地震なんか起こらないだろうと思っていた。

入口近くの風景。雲の写真は撮らなかった。

展示室のヒマラヤの青いケシ(陽射しがない分、まだきれいだった)

  

展示室近くのカスミソウとキバナクリンソウ。クリンソウが終わっていたので、キバナが見れて嬉しい。

 

まだつぼみのカルミア

その後、外にでてソフトクリームでも食べようと言っていたのだが、箱根施設バスが待機していたので慌てて乗り込んだ。

箱根美術館に寄るので、陶磁器と苔庭を見に行こうという予定だったのだ。

それでバスに乗り込んで、ガラスの森美術館とか星の王子様美術館とかポーラ美術館とかを通って強羅の公園上にある箱根美術館で下りて寄ってみた。

ここもネット割引券を用意しておいたのだが、シニア割引ができていてその方が安かった。

美術館入り口付近から新緑のもみじの苔庭を見る

石組のさつき

こあじさい

竹庭(そういえば雲が放射状に映ってました)

展示館の陶磁器を見たのだが、ザックで行ったので大荷物を預かってくださったので助かった。施設としては大きい荷物が展示品に当たって、大切な陶磁器が壊れることが心配だったのだろう。

相当に年代物の器や大きなツボとか小さなツボお皿などに、埴輪も飾られていた。古伊万里には古久谷様式と言う作品もあって珍しかった。

それから、外に出たら、普段公開していないという石楽園という傾斜地に岩を配したお庭を見られるというので、そちらに回った。そこは私も初めてだった。

岩に配された小ぶりの皐月に花が咲いて彩っている。

  

     

山の方を見上げると噴煙を上げている崩落地が見えたが、それは大涌谷?小涌谷かな?

石楽園から苔庭に降りていくとお茶室が2棟あった。

もう夕方で雨戸を締め始めていたが、そのお茶室だろうか?苔庭を見ながら抹茶が頂けると言うのだが、申し込まなかった。案内の写真を後から見たら、なかなかの景色を見ながらを楽しめたみたいで、飲めば良かったかなと思った。

   

      

赤いもみじも交じっている。

  

 

それにしても苔の手入れは大変だろうと友人と話し合った。

それから売店の方でソフトクリーム食べられないかと寄ってみたが、レストランは4時まででラストオーダーは終わっていた。持参のペットボトルで喉を潤してから、ケーブルカーで強羅まで降りようかと思って駅の時間を見たら結構待たないとならなかった。

それで反対側に出たついでに、そのまま歩いて行こうということになった。

道々のカルミアとシャクナゲ(石楠花は終わりかけ)

    

反対側に降りていく道路があったので降りかけたが、どうも駐車場地区のようで下まで行って道路に出るのかどうか分からないので、近くで清掃をなさっていた女性に聞いたら、降りれますと説明してくださった。

それで急な坂道を下りていき、門の左側の通路をでて言われたように道路を歩くと強羅駅の裏側に出た。

美味しいと言われている豆腐屋さんの前を通り、パイプのけむりというホテルの横を通って、宮城野に向けて歩き出した。

確か急な階段を通ると近道だったが、近道の標識があったのに、道路を歩いてしまい、途中の工事の方に近道をお聞きして、途中からその階段に入って下りて行った。かなりの急階段だ。

宮城野橋を通って、目的地に向かったが、以前の記憶で歩いたら、あれっ!この辺のはずだが、見当たらない。ハイカーが反対側から歩いてくるし、間違ったのかしら?それで友人が老人ホームの方に聞いてくださり、最初の通りで間違いないことを確認し、さらに若い女性が通ったので聞いたら、すぐ先だとおっしゃる。

それで進んだら20メートルくらい先にちゃんと標識があって、目的地にたどり着いた。もうちょっと進めば良かったのにね。

宿からの景色(早雲山方面?)

温泉で汗を流し、食事を終えた後、くつろいでいたら地震があった。テレビを見たら震源は小笠原で結構強い地震みたいだったが、箱根町は震度2だったらしい。びっくりしたが、そう長くは続かなくてほっとした。

それから、送風機の音がうるさかったり、風が当たって気になったり、布団が暑かったりで、なかなか寝付けず、困っていたら深夜にまた地震。てっきり余震だと思っていたのだが、今日調べたら、その地震は余震ではなく、静岡東部だった。こちらも震度2だったみたい。

地震雲、当たってしまいました。

宿の方に地震の事を聞いたら、地元が震源だと前触れもなく揺れるが、震源が遠いと地鳴りのような前触れがあるので、すぐに分かるとのこと。まったく騒ぎにはなっていなかったのだ。

翌日は、ゆっくり目に出て、早川遊歩道と言うことを歩いて、宮の下まで出た。川のの轟音を聞きながら緑の中のアップダウンコースはなかなか面白かった。落ち葉の感触が柔らかい。

小さな滝、横の階段は濡れていて涼しい。

大きなヘビイチゴ?

宮ノ下近くの工事の場所のあたりにでた。宮ノ下がそんなに近いとは思わずに歩いていた。 橋を渡る。

工事現場を通り抜けて歩いていくと崖の上にイワタバコの葉が沢山。白いつぼみがいくつか見えた。

祠があった。

ウツギの花の蜜を吸うアサギマダラ

宿の方は1時間半くらいかかると、私たちを心配してくださったが、私たちは1時間程度でついてしまった。暑くて疲れたがあっけなかった。もう少し川沿いを歩くのかと思っていた。橋のところからそのまま進行方向に行くと、もっと下の湯本付近の堂ヶ島まで行けるらしい。こちらも1時間程度の散策路だったらしい。

宮ノ下でもソフトクリームの看板をみて食べたかったが、電車の時間を見ようと駅を覗いたら、湯本行きの電車が止まっていたので、またもやソフトクリームは諦めて、電車に乗り込んだ。

途中アジサイの花は高度を下げるにつき色づいて来ていた。やはり今年は早いみたい。暑い日が続けば1週間後でも見ごろかもしれない。

箱根湯本でも青いロマンスカーが止まっていて、乗りこめたので、すいすいと帰宅できた、つもりだった。。。

実は最寄駅の自転車置き場で自転車のロックをお金を払って外したはずなのだが、なんとロックが外れなくなってしまったのだ。

それで業者に電話したら、機械でロックを外したから外れるはずと言うのが、いくらやっても外せない。

また電話すると係りが向かうという。連絡を待っていたら、奥に行ったために受信機能の衰えた私の携帯では受信できず留守電。また電話したのだが、30分後に係りの人が来ると言うので、暑いし喫茶店で待つことにした。30分して駐輪場に行って見たら、まだ到着していなくて、さらに5分くらい待った。

来ていろいろやってみたが、その係りもどうにもできなくて、今後は分解しないと外せないから工具を持ってくるという。工具くらい最初から持ってきておいてよ!暑いし寝不足で疲れているしでイライラが募る。

結局1時間半待っても外せないので、私は歩いて帰ることにした。自転車は時間を見て取りに行くからと話して暑い中、帰宅した。

家に帰り着いたら留守電が入っていて、さらに10分後くらいには外せたらしいが、これから引き取りに行くことなんて無理!それに明日取りに行ける時間を伝えたのに、何で電話してくるのだろうか?

まあ駐輪場ではロックをかけずに保管して盗まれたりすることも考えて、保管するので、そのやり方とかの説明が必要らしい。

せっかく早く帰宅できるつもりがすっかり遅くなってしまった。ガッカリ。

でも楽しい2日間でした。ずっこけた私に同行してくださった友人に感謝します。

 

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檜洞丸から石棚山、箒沢周回コース2015.5.9.詳報

2015-05-09 | ハイキング・登山

今日は天気予報がいまいちだったが、雨にはならなかったので、西丹沢の檜洞丸へ登った。時期的にシロヤシオには少し早いのだったが、東国三つ葉ツツジが咲いているという情報があった。親しい友人のグループで総勢6人。

遠方の方もいらっしゃるし、時間を少しでも短縮するということで、新松田からジャンボタクシーを予約していたのだが、遅刻なさる方もいらして、出発が遅れ、タクシーが出たのは8時45分過ぎ。細い道でタクシーは制限時速を守り、結局8時25分発のバスと同時に、西丹沢自然教室前に着いた。カメラを探すが出てこない。帰宅してみたらザックの底に入っていた。残念!写真は携帯で撮りました。

登山届を出したり、準備運動をしたり、ぱらぱらと降り出した雨にレインウェアを着たりしていたら、さらに予定よりも遅れてしまった。石棚山コースは道迷いが多いと出ていたので、聞いてみたら、昨年に迷いやすいところはロープなどが設置されて、心配ないとのこと。一安心。これから(9時30分ごろの)出発でも別に時間がかかって大変とも注意されなかったので、問題なさそうと、出発した。

ツツジ新道登山口(登山口までは確かに5分で来ますね。)

沢状の登山道の初め

幸い雨はひどくならずやんで来て、着込んだレインウェアのズボンが暑くて、途中で脱いだりして、またまた予定時間が遅れた。道々の新緑はきれいだったが、山藤の花はもう終わりかけ、道々のミツマタも花柄ばかりだったが、ヤマツツジはきれい。

堰堤の流れ

ゴーラ沢出会の沢の水量はそれほど多くはなく、幸い誰も濡れて困るほど靴が浸かった人はいなかった。ただ、向こう側でも以前沢を渡ったことを忘れていて、そちらの方が水量が多くて緊張した。

先行のグループが渡り切った渡渉部

階段、鎖と嶮しい道が続いたが、何とか皆のペースに合わせて登ることができた。

下の方のトウゴクミツバツツジは萎れた花びらが落ちていて、ほとんど終わっていた。

ギンリョウソウがどこかにあったはずだが見当たらない。地面がからからに乾いているので、出てこないのかしらと話していたら、展望台の手前だったか、ロープが張られた場所に、ギンリョウソウを見ることができた。おおきいい群落はもう枯れかけ。近くの一本を写すことができた。

結構岩場の多い道をひたすら登って行くと展望台に出た。雲の中に富士山の雪の頂上部が見えた。

展望園地からの富士山は携帯写真では分かりませんね。左したの木の上に見えていたのですが。

そこからまた登ると花をつけたトウゴクミツバツツジがちらほらみられ、ごくわずかだがシロヤシオの花も見られた。山頂に近づくにつれてつぼみばかりになった。山頂付近の花は後、1,2週間後が満開だろうか?

シロヤシオもちらほら咲いていたが、うまく写真には写らなかったみたい。

崖の横に見られたビロードのような葉の植物。

足元にはエイザンスミレの花が見られ始めた。(ちょっとピンボケ)

 

オオカメノキの白さが目立つ。

ツマトリソウも咲いていて、ところどころ群落になってた。

鉄梯子

頑張って階段の連続と岩場を登って行く。しかしここからも長く感じる。

足元にはミツバツチグリが群落になって咲いていた。白いスミレも混在していた。

 

シロヤシオの花少ないが咲いていた。

木道の続くバイケイソウの原に出た。霧が出てきて幻想的。あとちょっとだ。

木道の間の面白いブナ?の木

それから石棚山の分岐を確認してさらにゆるやかに登ると頂上に出た。出発は遅かったが、ほぼ標準時間でたどり着けた。

太陽光パネルが見えてきて頂上はもう一登り。

頂上の祠(大分ボケボケです)

地味な頂上の標識

昼食は30分の予定だったが、少しオーバー。青が岳山荘のトイレにも寄ったので、さらに遅れて2時過ぎに出発。

頂上のマメザクラはもうほとんど散っていた。

食事をする頃には霧が晴れてきた。

青が岳山荘

青が岳山荘近くからの展望(表丹沢大倉尾根方面)

 トントンと石棚山分岐に降りる。下りは快調。富士山のすそ野の方が見えているみたい。

結構崩落地がある。

そこからも木の階段や木道の連続。結構アップダウンがあったけれど、気持ちの良い広葉樹林の新緑の中を下って行った。シロヤシオも咲いていてが、こちらのコースももう少し後ならもっとツツジの花が見られそうだった。

しばらくは熊笹の峰を思わせる草原が続く。途中ユーシンロッジへの分岐があり、テーブルとベンチも置かれていた。しかし同角山陵を通るユーシンロッジへの道は険しいらしい。

キクザキイチゲの咲き残り。触ったら花びらが落ちてしまった。

ミヤマカタバミ

階段を掘られた倒木を渡る。

間もなくテシロの頭の標識。気持ちの良い新緑のブナ林が広がる。

石棚山までのアップダウンは大したことはない。ネコノメソウとかスミレ、ところどころのシロヤシオなどを楽しみながら歩いた。

     

丸太の階段が続く。(ブレ)

石棚山はピークとは思えない所だった。

しばらくはそれほどハードではなかった。玄倉への分岐。

ところが石棚山を過ぎてからヤブサワノ頭を経て板小屋ノ頭からは急坂に梯子や鎖場もあると書かれていたけれど、ここまで大変とは思わなかった。これまでで一番のハードコースだったのだ。子供連れでも時間をかけて下りられたというブログもあったので、まあ何とかなるだろうと思ったのだが。

迷いやすいところに貼られたロープ

迷いやすいと書かれていた場所は確かにロープが張られたりして問題なく下りられたけれど、とても子供を連れてくるようなコースではないと思った。まあ、何とか全員けがはなく下山できたけれど、大変でした。

落ち葉が厚く積もって岩が見えなかったり、滑り易かったり。写真を撮る余裕もなかった。

大分下りたところに鎖場があった。それは砂地の階段状の登山道がしばらく続くが、滑ってしまってロープに頼らないととても下りられそうになかった。

結局5時10分のバスには10分ほど遅れて河原にたどり着いた。あと10分程度だが、もちろん乗れず、2時間後のバスでは遅すぎる。それで携帯を調べたら幸いソフトバンクは何とか電波が届いていた。それで行き乗ったジャンボタクシーの運転手さんに頂いたタクシーの電話番号に電話して予約しようとしたが、受付の方はジャンボタクシーは予約していないと無理だという。でも行きのタクシーの運転手さんが、ここに電話したら来ますと言ったからと申し入れたら、その運転手さんに連絡を取ってくださって、後で迎えに来てくださることになって助かった。

河原のルートは迷いやすいということもあったが新しく標識も置かれていて、右岸をしばらく歩いて行った。しかし、まだまだ上り下りもあり、先が切れ落ちていて右折しないと危ないところにはロープが張られていた。

この後、堰堤があり、4段の隙間の多い鉄梯子を下りた。それほど怖くはなかったけれど。しばらく歩くとその後一回渡渉部があったが問題はなかった。

堰堤から流れた滝

やっとキャンプ場の建物が見えてきたときにはほっとした。もう5時半ごろだったから。まだヘッドランプをつけるほどではなかった。

箒沢の大石キャンプ場を通り橋を渡る。

箒沢公園橋のバスに停の縁石に腰を下ろして、だんだん暗くなってくる中皆でタクシーが来てくださるのをひたすら待っていた。バスで帰るよりも一人千円以上の持ち出しになったけれど、ジャンボタクシーが来てくれたので、本当に良かった。

ハードコースお疲れ様でした。皆さまありがとうございました。登り3時間、下り3時間半の行程になってしまいました。これだったら犬越路周回の方が楽だったかもと思いました。秩父イワザクラも見られただろうし。石棚山の方には全く見当たらなかったのです。

(9日)今日は遅くなったので、写真(と言っても携帯写真ですが)は明日以降になります。

(10日)母の日の行事やら、写真を転送するのに時間がかかってブログアップは遅くなりました。下手な写真ですが。。。

 

 

 

 

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南高尾山陵2015.5.

2015-05-04 | ハイキング・登山

今日は友人のグループに参加させていただいて、南高尾山陵に行ってきた。高尾山の喧騒を避け、人混みとは無縁の静かな山を楽しむことができた。ヤマツツジが満開に近く、草花もいろいろ見られた。

朝は曇っていたので、今日は日焼けしないで済むかなと思って出かけた。出発が遅かったので、この分だと夕方は雨かしら、と覚悟して傘と雨具もザックに入れた。

今まで使っていた簡単なザックの背負いひもがほつれてきて、何回か縫って補強して使ってきたのだが、いよいよ心配で、買い替えたザックを使ってみた。

まあ、近場と言うことで、あまり荷物を入れなかったので、軽くて良かった。ストックも持たなかったし、バタバタ準備したので、カメラも忘れてしまったので、アップするのは携帯のカメラ。でもガラケーだし、スマホの写真ほどよく映りません。

高尾駅集合でバスを待っていると時間が遅くなりすぎるということでタクシーを利用。バスより費用は大分かかったけれど、渋滞していたので、バスだったら相当に遅くなったと思う。圏央道の入り口ができて、その信号のところで渋滞していたのだった。圏央道ができてこちら側に来たことがなかったのでびっくりした。

大垂水峠からいつもの甲州街道を渡る陸橋を歩き出す。友人が植物に詳しいので、花を探しながら登る。残念ながら富士山の方向には厚い雲がかかっていて見えなかった。

ウツギが沢山咲いていた。

時折、ジュウニヒトエの花が見られた。大分背が伸びたものもあったけど。

ミツバツチグリもそこここに。

大洞山の案内板の下に咲いていた山オダマキ

ツクバネウツギ(ピンボケでした)

巻道を通らず中沢峠の手前のピークに登ると、思いの他、ヤマツツジが多い。

中沢峠(展望があるけれど)登らずやり過ごした。

津久井湖の展望地では展望の写真がメモリーがいっぱいで保存できなかった。展望地の脇に群落があったタツナミソウ。途中にも数株見つかったが。実は津久井湖と山並みに気を取られて、まったく気づかなかったが、通りがかった方がこの花の名前わかりますかと聞いてくださって、初めて気づいたのだった。

草戸山近くにあった紫蘭のつぼみ。自生なのかな?

草戸山の櫓から見た新緑の景色

友人が草むらの青いホタルカズラを見つけてくれた。私だったら見逃してしまっただろう。目が良いですね。最初名前を忘れていたが、植物図鑑を持ち歩いていらっしゃる方がいらしたので、あれこれ調べてくださった。

その後、城山湖の展望地の東屋では草笛ならぬ包装などのプラスティックシートで音を出している方がいらして、次々演奏?していらっしゃった。

その後、近くを歩いていた地元の方が、展望の良いところがあるからと細い道を案内してくださった。秘密基地のような場所に、ハンモックを吊るして、のんびりしている方々がいらした。良いですね。

今日はいろいろな人にいろいろなことを教えていただいた一日だった。

その後高尾山口に直接出るため、アップダウンが続く南陵のコースをたどった。

    

10回以上ものきついアップダウンの末、やっと四辻に出て、高尾山口の蕎麦屋の横に出た。もう水もなくなった。今日はお天気が良くなり暑くなったのでペットボトル600CC一本では足りなかったです。

私たちは有〇堂を覗いてみたら、この間はコーヒーとかお抹茶とか扱わなくなっていたが、今日はコーヒーだけは扱っていたので、アイスコーヒーを注文。お饅頭付で400円で休憩することができた。珈琲最近は体調に影響が出るけれど、明日は休みだから良いかな?

一休みして、遅ればせながらの整理体操をして駅の方に移動。子供たちでにぎわう高尾山口駅前の川

途中、タツナミソウの群落を教えてくださった方が、城山の方でキンランの群落があったと教えてくださって、あら、明日見に行こうかしらと話していたのだったが、なんとこちら側にもたった一株だがキンランが見つかった。殆どの人は見逃しているみたいだったけど。どうぞ盗掘されませんように。

今日は楽しい一日を過ごすことができました。お誘いくださった方と同行してくださった方々に感謝します。

 

 

 

 

 

 

 

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