新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

杉並区の太田黒公園-もみじのライトアップ

2014-11-30 | 公園・庭園

今日は友人に誘われて、杉並区の太田黒公園のもみじのライトアップを見に行った。

大体こっちかなと歩いて行ったが、友人が地図で確かめてくれたので間違わずに行けたが、地図がなかったら多分反対方向に歩いて行ってしまったかも。荻窪駅南口からやや高円寺よりの方向に斜めに10分歩いたところにあった。

最初鮮やかな銀杏の並木のてっぺんが見えて、きれいね、と言ったらそこが入り口だった。

銀杏並木になっていて、見事な黄金色が15メートルくらいだろうか、続く。

    

その先に流れに沿ってもみじが植えられていて、暮れゆく光の中に赤いもみじが見えてきた。

 

日没からライトアップと言うがまだの様子。座って待っている人々も多くて、私たちはライトアップまでの間に、資料館の方に行って見た。

大田黒公園は、音楽評論家の故太田黒元雄氏の邸宅を寄贈された杉並区が公園として無料開放しているそうで池を中心にした回遊式庭園とのことだ。一角には資料館があり、そこは邸宅だったところなのかな?アンティーク調の広い居間がガラス越しに見えたが、暖炉とか、古い貫録のあるグランドピアノが置かれていた。

 

回り込むと、お茶室があって、抹茶とお菓子を頂けるようになっていて、召し上がっていらっしゃる方もいらしたが、私たちは、友人がすでに他でお抹茶を頂いて来たというので、止めて待っていたら、カウントダウンでライトアップが始まった。ライトに照らしだされたモミジは色鮮やかできれい!

芝生広場で6時半からミニコンサートも行われるというけれど、ちょっと時間がありすぎる。

それで、もう一度一周してもみじを堪能してから駅に戻り、軽食を頂いて、帰宅した。雨がちょっと心配だったが、傘を持たないまま来たので、降られずに済んだ。楽しいひと時でした。

 

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紅葉の高尾山から南高尾(-東高尾)山陵

2014-11-24 | ハイキング・登山

今日は起きてみたら曇り。晴れていたら箱根美術館くらいに行きたかったのだが、この天気ではね。しかし運動不足気味なので、トレーニングとして高尾山にでも行って見ようと思って、親の昼食の準備などしてから出発。

こんな天気なら多少は空いているかもしれないと期待して出かけたのだが、なんと着いた時には日差しが射し始めて、駅前はすごい人。

ぞろぞろとケーブル駅の方に移動したら、ケーブルカーは長蛇の列。あきらめて登山用の靴でもない人たちがぞろぞろと稲荷山や6号路の方に歩いていく。そのあたりの紅葉は見事。(写真にその鮮やかな色が出せない。後で自動にしたら、いくらかきれいに写せることが分かったが。)

   

 

今日は私は紅葉がきれいだろうと稲荷山コースからに決めていたが、まあ、ぞろぞろと続いていく。子供連れもワンちゃん連れもいる。しかし中高年は平日に行かれる人が多いせいか意外に少ない。若い人が多い。

そのワンちゃん、時々立ち止まって崖の方を見る。私もそちらを覗くと意外にきれいな紅葉の木が見えたりするのでおかしかった。ちゃんと見ているのかしらね?

     

展望台からの紅葉の山

  

  

途中で40代くらいの外国人の女性が携帯を渡して出てくれというので、出てみたが、相手は日本人だったが事情が分からないらしく、会話にならなかった。どうも頂上で待ち合わせていたらしい。ともかくも頂上までは30分と言うが聞き取れないのか、次に別の外国人がでたので、サーティミニッツと言うのだが、どこの人なのか?英語も通じないみたいだった。でもその女性達、時間がかかるということは分かったみたいで、走り出した。その方たちには頂上下の階段まで会わなかったので、走り続けたのかもしれない。すごい体力だ。

 

 

何の鞘の実? 

   

サンキライの実

  

ノブドウの葉

  

キジョラン

   

シキミの実

私は木の実とか紅葉のきれいな葉とかに見とれながらのんびりと登って行った  。頂上直下の階段(聞かれた人に階段はないと思うと言ってしまったが、ありました。頂上は混みあって良そうなので、私は階段を登らず、もみじ台方面への巻道へ。

もみじ台あたりのもみじはすっかり紅葉して見事だった。

今日はなめこ汁を食べようと茶屋に寄った。ハラハラと赤いモミジの葉が落ちてきて、風情がある。しかしみそ汁なんてすぐ出来ると思っていたら、15分くらい待たされた。順番待ちの人がたくさんいたのだ。

  

やっと運ばれたみそ汁とおにぎりを食べてから一丁平方面に移動。大分穂が開いたススキの間の階段を登り、階段を下りて行ったが、その先に大垂水峠へのしっかりした道標があった。地図もある。

  

銀杏の黄色

アザミの咲き残り

   

今日は地図もパンフレットも何も持っていなかったが、この道なら大丈夫そう。実は高尾山口あたりから見えた南高尾山陵の紅葉もとてもきれいだった。

それでその道に入って行った。最初の内は細い道で、誰もいなかった。こんなところでイノシシでも出たらと、ストックを用心のために出した。

しばらく心細く歩いていると後ろに人の気配が。振り向くと黒い服の若い男性が。それで先に行ってもらうことにした。しかし足が速くてどんどん引き離され、姿が捉えられなくなった。その後反対側から一人見えた。細い道ですれ違うのも大変だが、その方の方が端に寄ってくださった。

杉の木が多くて暗い道をしばらく歩いていくと、広い道に出会う。

トラックが止まっていたが人は見えなかった。さっきの地図では右に行くとあるので右に行った。林道をしばらく行くと左右に道が分かれていて、左は学習館を経て大垂水峠、右が大垂水峠に直行らしい。

私は右に行くと大垂水峠方面の細い道があったのでそちらをたどって行った。

細い道が続くが、だんだんに車の音が聞こえてきた。意外に道路に近いのかな?それから間もなく鉄階段があり、見慣れた大垂水峠の陸橋が見えてきた。こちら側に登ってくる人もいた。もみじ台から40分くらいでたどり着いた。

甲州街道-高尾側

甲州街道-相模湖側

陸橋の端で何か記入している人が居たが、経過時間でもメモっていたのかな?バス停の方に行ったので、バスの時間が近いのかも。

陸橋を渡って登りだすが、こんなにきつかったっけ。結構急坂がある。先ほど出したストックが役に立った。

それに大洞山も遠かった。たまに下ってくる人もいて、バスの時間でもあるのかなと思った。

大洞山にたどり着くと、しばらくは尾根道がつづく。なかなか紅葉がきれい。山桜の大木のさくらもみじもきれいだ。

 

しかし南高尾がアップダウンが多いことは経験していたのだが、これほど多かったかしらね。まあ、高尾山に登って大垂水峠に出たので、2時間半くらい歩いた後だから以前よりは辛く感じるのだろう。

でも、歩くうちにリュック掛のベンチがあったな、とかここは日本スミレが咲いていたところだわ 、とか思い出しながら歩く。

ツリバナの木

梅の木平・三沢峠への標識

アップダウンを繰り返して、やっと津久井湖の眺望が見渡せる展望の良いところに出た。幼いお子さん背負子に乗せてやってきていたご夫婦がいらして、お子さんが可愛らしかった。西日に霞んで紅葉の色合いもあまり見えない。

富士山は見えなかったけど。

もう2時を過ぎていて、彼らも急ぎ足で大垂水方面に出発なさった。私も反対側に急いで向かう。まあ階段が続いて大変。疲れすぎないように出来るだけ、巻道を行くようにした。

  

城山湖が樹間から見え始めて、かなりしっかりした階段を登ったり下ったりしてやっと城山の展望台へ。

城山湖の周囲の紅葉がきれい。東屋に数人の方がいらしたが、すぐ下の城山湖の方の駐車場からいらしたのかもしれない。

歩いていくと、何も持たずに下りてくる方々がいらした。やっぱり城山湖の方からいらっしゃった方だろう。

草戸山まで37分と書かれていて、平らなところでは走ったが、急斜面もあって、どうしても時間短縮はできず、やっと草戸山の休憩所に着いた。持参のみかんだけ食べた。

松見平休憩所の展望台からの景色。この煙突は何かと思って後で調べたら、今は老朽化で使われていない、館清掃工場の煙突らしい。

梅の木平に戻る方法もあったのだが、距離は大差ないので、草戸峠から四辻から高尾山口へのコースを取ることにした。これがなかなかの曲者だった。4時ごろには高尾山口に着くかなと思ったけれど、アップダウンがきつくて、大変。草戸山には多少の人が居るかなと思ったが、数人でトレイルランニングの人たちだった。

 

草戸峠からは高尾山方面の紅葉の山がきれいで、このためにここまで来たのだわ、と思ったけれど、その後、途中一か所、拓殖大のフェンス沿いに高尾まで続く道と高尾山口駅方面と書かれた道が分かれ、以前ここで間違えたのだろうと思った。

清掃工場の煙突を調べていて分かったことだが、前に拓大フェンス横にずっと続いてもみじ台住宅団地の方に出たコースは拓大西尾根コースと言うらしい。春にはヤマツツジも咲いてきれいらしい。

今日私が通った三沢峠、草戸山から高尾までは東高尾山陵と言うそうだ。

それで四辻、高尾山口駅方面に進んだのだが、標識は四辻高尾方面とあり、四辻がなかなか出てこない。どこかで見逃してしまったのかしら?

途中であったトレイルランニングの男性に確かめたら、こっちで大丈夫と言われた。その後若い男性が歩いて来たので聞いたら、高尾から登って来たとのことで、1時間は経っていないという。四辻には気づかなかったという。もう見逃していたとしたら、高尾まで歩くしかない、と覚悟を決めた。

7~8回のなかなかきついアップダウンのあと下りて行った先が少し広くなっていて、道標が見えた。男性が一人立っていた。

四辻と書かれていた。あーあ良かった。このまま高尾まで行かないとならないかと思った。その男性は外国人の仲間といたが先に走ってきたとのことで、仲間を見なかったか?と聞かれた。外国人の男女は見なかったので、そう答えた。そういえば、以前私たちが間違えた二股のところがあったと伝えた。遅れているだけならいいけれど。別の道に行ってしまった可能性もありますね。上手く出会えると良いですね。日没が近いから心配。携帯とか持っていないのかな?

高尾山口駅への分かれ道を少し下りてきたところ。日当たりが悪いせいか紅葉は見えませんね。

私は、ともかくも高尾山口への細い道に下りだした。後300Mですよと言われてほっとした。

しかし、すっかり膝がやられて、最初の内の急な所ではかなりしんどかった。少し斜度が緩んで何とか楽になった。ちょうど高尾山方面の山に日が落ち始め、前方の黄葉の木々が美しい。一瞬楽しんで、やっと民家の横に降りついた。

いつものお饅頭屋さんに入ってお抹茶かコーヒーとお饅頭を食べようとしたら、今はお茶もコーヒーもやっていないとのこと。お饅頭を買って、置いてあるお茶を飲んでくださいと言われ、お饅頭を頂き(100円)、熱い麦茶を頂いて、休憩。靴ひもを緩めて、足を楽にして休んだ。

駅に戻り、特急に乗って帰宅。今日は歩きすぎたせいか、熟睡して最寄駅を寝過ごし、新宿へ。買い物でもして帰ろうかと思ったが、足も痛いし、すぐ隣の各駅停車の電車に乗って後戻って帰宅した。

紅葉は美しかったが、歩きすぎてしまった1日でした。明日は大丈夫かな?

追記:そうそう、ヤブコウジの実がたくさんついているあたりで、花ヌスビトがいた。中年と言ってもやや若いかな、の女性二人で、不織紙の袋から植物がはみ出ていた。一人は目の前でヤブコウジを抜いたので、取ってはいけないでしょう、と言ったのだが、その先のおばさんはとぼけて、どっちに行ったら良いかしら?と言うので、私には分からないと言ったのだが、そのあたりの道は一本しかなかったのだ。

こういう人たちがいるから、大切な植物がなくなってしまうのですね。迷子にでもなれば?などと思ったけれど、多分プロだろうし地元の人なのだろうから、迷子になることなんてないだろう。

私の方が迷子になりそうだった。今日はヘッドライトも持っていなかったし、ミニライトと携帯の明かりが頼りと言う状態だったのだ。

どんな時でも冬場はヘッドライトくらいは持たないとね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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晩秋の荒船山(写真つき)

2014-11-09 | ハイキング・登山

先週天気予報が悪くて延期した荒船山登山、今日も天気予報はよくなかったのだが、行くことになった。さてはて、親が不安定だけど、どうするかな?迷いながらも準備して、同居の息子に見てもらうよう頼み、弟にも遊びに来てもらうように頼んだ。

前夜も親は医者を呼んでほしいと言ったりしてばたばた。お医者様に夜遅く、電話をしたら、さすがに、ブドウ糖をなめさせましたか?とおっしゃり、まだだったのでブドウ糖をなめさせて、様子を見たら落ち着いてきた。

朝、起きたらすぐに飴をなめ、水を飲むように書置きして、いろいろおかず類を冷蔵庫に入れて出発。

コースは、最短で登れる荒船不動尊からの登山コースにした。順調なら休憩を入れないで1時間半で艫岩まで行けるようだ。それなら雨が降り出す前に下山できるだろうと思ったのだ。しかし朝の天気予報を見たら、昨日の予報よりは悪くなっていた。幸い出発時にはまだ降っていなかった。良かった!

あいにくの天気予報のために道路はすいすい。ナビに従い上信越道から下仁田ICで下りて、荒船の湯方面へ。そのあたりの紅葉がきれいだったのだが、朝は寒くて窓が開けられず、あまり見られなかった。雨もぽつぽつ。

その先のトンネルをいくつか越え、神津牧場や荒船風穴(世界遺産だそうだ)への道を分け、そのまま峠の茶屋を過ぎて長いトンネルを抜けたあたりの内山大橋と言うところに荒船不動尊への道があるかと思ったら、分かれ道はなくそのまま初谷温泉への分かれ道を見てそのまま進んでしまったので、慌ててUターンして初谷温泉入り口にあった看板を見たら、その先すぐに細い道が右に別れていた。しかし登山口は通れませんと書かれていて、不安になった。

くねくねした細い道を進んでいくと荒船不動尊の駐車場らしきものがあった。落ち葉に敷き詰められた駐車場には一台の車が止まっていた。なんだかほっとする。

駐車場のあたり(ほとんど紅葉は終わっている)

      

駐車場の横から登り道があり、車も通れそうだったが、そこは参拝者のみ利用できるとあった。ちょっと急だ。少し登ると荒船不動尊の社が見えた。地味なお不動様だ。

お手洗いがあったので利用させていただき、代表一人がお参りをして道中の安全を祈願。

庫裏の横の方から登山道が始まるがゆるやかな道だ。

 

しばらく行くと丸太を使った砂防ダムがいくつか続く。

道は沢沿いに何回も沢を渡る。ところどころ木の橋や滑りやすい鉄板の橋もあった。

道々、内山峠方面から艫岩を経て登って来たであろう一団が降りて行った。あと数組の人が降りてきた。鉄板の橋は滑りやすいですよ、と教えてくださった。

鉄板の橋(滑り止めの板がついている)

1時間ほどかかって、星尾峠に着いた。

星尾峠から経塚(行塚)山分岐まではすぐだった。階段がたくさんあったけど。

雨が降ったり止んだりしていたので、行塚山へは行かないで艫岩に向かった。

頂上台地は殆ど平らで、熊笹の間の登山道を歩く。途中には祠や碑が立っていた。いくつかのツツジ類の葉が黄葉して残っていた。雨は止まない。

 

やがて避難小屋の屋根が見え、たくさんのハイカーが東屋で食事をしていた。

その先に艫岩展望台があった。何人かが雲海の中のわずかに見える山々を見ていたが、雲海は真っ白だった。

               

それで食事を採ることにした。じっとしていると寒いがテーブルの柱についていた温度計は10度を示していたが、何台かのバーナーがついていたからかもしれない。

食事のあと、再度艫岩の方に行ったら、大分雲が晴れていて、紅葉の山々が薄くなった雲の間に見えていて、なかなか素晴らしかった。しかし晴れていたら、もっとすごかっただろう。

   

       

           

                 

                         

帰り道のモミジの葉

帰りはピストンで1時間半くらいで不動尊に戻った。内山峠からの団体さんを待つ小型バスが2台駐車場に停まっていたが、あの細い道をよく通れるものだと感心した。

車窓からの荒船山

     

初谷(しょや)温泉と言うのもあったが、どうも日帰り入浴はしていないみたいで、私たちはインターチェンジへの道の途中にある荒船の湯に寄って正解だった。天候のせいかかなり空いていて、ゆくりすることができた。

荒船の湯のドウダンツツジがきれいだった。

  

帰りは渋滞が断続的にあったが、いつもよりはかなり早く帰宅できて良かった。まあ親も無事だった。皆さんいろいろありがとうございました。

 

 

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小仏峠から景信山そして高尾山へ(写真つき)

2014-11-03 | ハイキング・登山

今日は好天につられて、友人と一緒に高尾山方面に向かった。親は血糖値を下げる薬をやめたし、好天だから多分大丈夫だろう。子供がいてくれるので安心だし。

高尾から小仏峠バス停で降りて、小仏方面に向かう。いつも登るちょっと急な景信山の登山口をやり過ごし、少し奥まで車道を進むと、林道のような小仏方面への道があった。

  

タラの木の種のあと スモークツリーの様。

こちらはコースが緩くて、余り息も切れずに登ることができた。日陰なので、今日のように日差しがたっぷりの日には涼しくて良い。

小仏峠の茶屋と景信山の茶屋との中間あたりに分岐にでて、景信山に向かった。

山のように雲が見える。

ウラジロノキの実?

景信山と小仏城山の間の分岐に出て、もう少し近いかと思ったが一度下ってまた登りとなる。景信山の手前のオヤマノボクチ。写真を撮っている人が居たので、私もまた写真に撮った。

直前にミツマタの小さなつぼみが見られた。

気持よく登り、景色を楽しんだ。北側の展望が素晴らしいが、南から富士山どこかに見えないかしら?と思って見たのだが見つからない。しかし友人がここで昼食としましょうと言ったところから、真正面に裾の方が見えている富士山が見えた。残念ながら半分は雲に隠れていて、休憩の間、どんどん雲がかかった。

景信山の茶屋のあたりにはセンボンヤリの秋の花の綿毛がたくさん黄金色に輝いていた。

うっすらと雲の下に裾を見せていた富士山

北側の道標

北側の展望

    

          

ここのなめこ汁はみそ汁だった。量を控えめにしていただいたが、とても美味しく感じた。帰りがけにお土産(山椒味噌)を少し買った。(帰宅してサトイモをゆでてこの山椒味噌をつけて食べたらおいしかった。)てんぷらも珍しいものが多かったみたいなのだが、節約モードで頼まなかった。

それから予定では急な登り口の方へ降りようと言っていたのだが、なんといっても色づき始めた木々の様子や草花の様子と、ちょっと冷たいくらいの風が日差しの中で気持ち良く、このまま下りるのはもったいないということになり、小仏城址まで足を延ばすことにした。

茶屋を見上げると楓が見事。

  

それから後戻って小仏バス停に降りるのも悔しいので、そのまま高尾山まで足を延ばすことに。

日陰沢林道方面と一丁平方面との分岐

一丁平への道

途中の赤い面白い形の種はセンニンソウの種だった。

エビヅルの実(なんと食べられるらしい)

       

奥高尾の尾根道

   

   ユウガギク

     

一丁平で展望を楽しみ(富士山は全く雲の中で見えなかったが、ススキがきれいだった。

南側の巻道を通ったら、うるしが多くて色鮮やか。なかなか気持のよい道だった。

ウルシの紅葉の先の大山

小さな実をつけたヤブコウジがたくさん見られて、カラタチバナが百両だったら、これは一両かなと私が行ったら、友人が一両は可哀想だから十両かなと話しながら歩いていたのだが、後で調べたら本当にヤブコウジは十両ともいうそうだ。

モミジ平の近くでは色づきの良いもみじもある。

巻道の終わりごろにはコウヤボウキの群落があった。

山頂下に出て、どこから帰ろうかと思って、結局山頂への階段を登り、大変な人出の山頂に出た。アジア系の外国人の団体が楓の下で記念撮影していた。

山頂の特に色鮮やかなカエデ

黒い雲が空に出てきたので、その後2時過ぎなら下りの通行可と出ていた6号路から、一目散に下山。おかげさまで、日の暮れる前に帰宅できた。

色づき始めではあるが、ところどころしっかり紅葉した木もあって、楽しむことができた。友人はおかず持参で高尾駅でおにぎりとパンを買った私とは大違い。美味しいおかずとフルーツを頂戴した。御馳走様でした。

まあ、親も大丈夫だったそうで、安心したが、私は結構くたくた。帰宅してからはゴロゴロ寝てしまった。

 

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目黒自然教育園2014.11.2.

2014-11-02 | 公園・庭園

今日起きたら抜けるような青空。ちょっと悔しかった。

昨晩購入したイワシの開きを料理するのを忘れたので、朝食の後、フライにした。それから鶏肉も料理しといた方が安全だったから料理していたら、空は曇ってきてしまった。

遠出はできないが、そういえば親戚のギャラリーで何か催し物をしている案内が来ていたので、それに行くついでに目黒の自然教育園に寄ることにした。

入口に行ってお金を払おうとしたら、シニアは無料とのこと。もちろん証明書がないとだめだけれど。ピンクのリボンをつけるように言われてつけた。シニアの印だと思ったが、ほとんどの人がつけていたので、子供以外、皆つけるのかしらね?出るときに帰すように言われた。

暖かいという予報だったが、汗ばむほどではなかった。入場門のそばに白い花が目立ったが、近づくとヨメナと言う標識が立っていた。路傍植物園と表示されているところは色々な植物に名前が書かれていた。

しろよめな                                 たいあざみ

 

今の見ごろ情報のチラシがあったのでそれを手に取って進む、道々目立っていたのが、からたちばなの赤い実だった。千両もあったが、このからたちばなの実は大きく華やか。百両とも言うそうだ。

千両、我が家では根付かなかったが、ここにはたくさんあった。万両もあったけどまだ色づいていなかった。

大木が続く道を進むと池があり、水生植物園に出る。

椎の木と赤かしの木

 

黒松、江戸時代の武家屋敷の名残だそうだ。

水生植物園の池

アザミの蜜を吸うモンキチョウ。

その先から、武蔵野植物園への小道がある。山道を感じさせる、森林浴。

進むと、湿原と小川があり、さらに少し登ると武蔵野植物園になった。

明るくなったところにはいくつかの花が咲いていた。」

アワコガネギク

鮮やかなのは台湾ホトトギスだそうだ。

松だったかしら?

水辺の向こうがこなら林とあるが、どれがこならか良く分からなかった。黄色く色づいたら良く分かるだろうが。

横の水路を覗き込んでいる人たちがいたので、私も覗いてみたら、水辺に茶色い動物が。

覗きこんだら狸のようだった。何かノロノロと動く。

ごそごそと石の間から登ってきて、散策路に出てきた。ちょっと小さいうえに足が不自由そうに見えた。どんぐりとかは森の小動物や虫のエサになるから取らないようにと出ていたけど、狸は何を食べているのかしら?

 若い女の子がまだしばらく見ていたけれど、私はそのまま順路の先に進んだ。左に曲がっているところには標識が立っていて、トラノオスズカケの説明があった。絶滅していたと思われたのが少し前に芽吹いて花も付けたのだそうだ。長い間休眠していた種が近くの大木が枯死して光が入るようになって目覚めたのだろうと書かれていた。種らしいものができていた。花は赤紫らしい。今度花の時期(初夏か夏?)に来てみよう。本来は九州や四国の植物らしい。絶滅危惧種になっているらしい。もともとこのあたりは高松藩の下屋敷があったので、四国から移植されたのではないかと、調べたら書かれていた。

その先の館跡

さらに進むと出口に近づいて、私は元の水生植物園の方に戻った。

のいばらの実

ノブドウと書かれていたが、まだ緑の実が一つずつついていた。

ユウガギク(少し紫がかっているのだが色が出なかった。)

エビヅルの実

色の濃いノハラアザミ        種も付いたツリフネソウ

 

カラスウリ

   

のだけの実

ヒメガマ

われもこう

ハゼの木

突然カラスが騒ぎ出して何事かと思ったが何も起こらなかった。

ムベの実

お茶の花(もう終わりかけが多かったけれど)

ホウチャクソウの実

此処は天然記念物なんですね。むやみにいじっては(手入れをしては)いけないようだ。記念碑も草に埋もれかけ。

ムラサキシキブ?それにしては実がぱらぱらだけど。出口で係りの人に聞いたら、ムラサキシキブだとおっしゃった。調べたら実がぎっしり付く家庭などで栽培されるムラサキシキブと呼ばれているものは本当はコムラサキらしい。

ムサシアブミの実(この花もまだ見たことがない)

カンアオイの花が咲いていると書かれていたのだが、行きがけには見つけられなかったのだが、帰りには近くの人が咲いていますよと教えてくださった。

花の少ない時期だったが、結構いろいろな花や実を楽しむことができた。

 

 

 

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