新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

明王峠から陣馬山

2014-01-26 | ハイキング・登山

今日はもともと山仲間とのハイキング予定だったのだが、天気予報が悪かったので中止にしてしまった。

夜寝るのが遅くなって朝も7時半ごろ起きた。えっ!快晴?天窓から見えたのは青空。雨戸を開けたら少しは雲があったけど、晴れ。そういえば昨晩結構雨が降っていたから、晴れたのかな?

くやしい!

それで親の食事や家族の分を用意してから、山の用意を簡単にして出かけた。暖かい。

やっぱり360度の展望がある陣馬山に行きたいな!

それで高尾駅で降りた。実は娘からゆずってもらった携帯でバスの時間を調べようとしたのだが、どうしてもうまく行かず、あきらめたので、バスがあるかどうか分からない。時間が遅いから1時間に一本かも。そうしたら小仏かな?

まずはバス停に向かって時刻表を見たら、34分発車。5分後だ。ラッキー!

それで売店でおにぎりを買い、自販機でお茶を買った。行きがけに買った暖かい紅茶はすでに半分飲んでしまっていた。

バスで陣馬高原下へ。約35分くらいかな。乗っているのも10人程度。皆、車道コースの方に向かって行った。

私は車道歩きが嫌で、またまた明王峠コースに向かう。小川にかかる橋のそばには除雪された雪の残骸がまだ残っていた。これなら山の上にも雪がのこっているかも、と昨日から暖かいので融けてしまっただろうと思っていたのだが、ちょっと期待した。

こちらのコースは人っ子一人いなくて、そういえば熊鈴も忘れてしまったし、暖かいから目を覚ましてくるかも、と思って小枝を拾い、たたきながら登って行った。

マス釣り場には管理の方が仕事をなさっていたが、冬季休業中と書かれていた。

山道に入ったが、雪の気配は全くなかった。日差しのある場所では暑くて次々上着を取り、最後は長袖シャツ一枚になった。

ずんずんと歩いて、底沢峠にはちょうど1時間で着いた。

ここからは関東ふれあいの道だし、陣馬高尾縦走路だから人通りも多いと思ったのだが、天気予報のせいか、それほどの人出はなかった。たまにハイカーやトレランの人たちに会うくらい。

しかしところどころひどいぬかるみになっていて、少し時間がかかる。滑って転んだら真っ黒になってしまう。

杉の枯葉や小枝などを敷きながら歩いた。

明王峠の無人の茶屋には、大勢の外国人の一団が食事をしながら談笑していた。ベンチもハイカーが食事中。私も空いているベンチで正月に使わなかった干し柿とお茶を頂いて小休止。

   

富士山は見えない。

お昼は陣馬山山頂で食べようと、すぐに出発。

広い縦走路を歩くが日差しが入る所はぬかるんでいる。15センチくらいの霜柱の塊があった。(写真なし)

登山道を外れない方が良いと思いつつ、あまりにひどいと端の乾いた方に行かざるを得なかった。防火用水を覗きこんだらまだ10センチくらいの厚みの氷が見えた。暖かいと言っても全部融けるほどではないみたい。

やっと陣馬山頂についた。残念ながら富士山は殆ど見えないが周囲の山々はよく見えていた。珍しく白い馬の所に人がいなかった。青空に映える。

    

テーブルが一つ空いていたので、座っておにぎりを取り出した。周囲は殆どが若者で、中高年は少ない。一昔前は殆どが中高年だったのに、今はすっかり若者にとって代わられてしまったみたい。

じっとしているとさすがに寒くなりフリースを着たがまだ寒いのでダウンの上着を着込んだ。

周りは暖かい日差しの下、バーナーでカップラーメンを食べたりコーヒーを入れたりゆっくり楽しむ人たちが多かった。

白い馬のところで、若いご夫婦に写真を撮って頂き、代わりにお二人の写真を撮って差し上げた。

すそ野が見える富士山

     奥多摩方面か

     

しばらく富士山くっきり見えないかなとゆっくりしていたが、ダメなので、白樺や楓の芽が赤くなっているのを愛でながら下山。帰りのバスの時間を確認するのを忘れてしまった。うまく行ったら相模湖側に降りようかなと思っていたから。

白樺の新芽と面白い枝打ちの痕

   

 ちょっと北側から見た山頂の光景(入道雲みたい)

   

相模湖に降りるには明王峠まで戻らないとならないし、山頂から下りるのは陣馬の湯の方から藤野に向かうのだが、こちらも車道歩きが長いし、時間的に無理そうなので、いつもの新ハイキングコースで帰ろうと思った。

しかし、分岐の細い道のぬかるみがひどくて、一瞬迷ったが、ストックを出していたので、そのまま進んだ。

すぐに和田峠から登ってくる広い道に合流。親子連れが降りようとしていた。しばらくは広くて快適だが、陣馬高原下への道は細いひどいぬかるみで、これは子供連れには無理だろうと思っていたら、その方達の声は離れて行ったので、和田峠に降りるようだった。

杉林に入ると道は乾いていて、いつもの黄色の又と言う目印があり、何回か通っているのでどんどん下りて行った。やっぱり人気がないので、今度は口笛を吹きながら。途中一人男性が登ってきた。

そういえば前に愛用の手ぬぐいを飛ばして失くしたことを思い出して、アジサイの小道に入ったあたりを探したが、さすがに半年くらいたっているので見つからなかった。

川沿いになり、左手には陣馬街道が見えてきて、車道に合流。しかし車道歩き15分程度だったと思うが、また股関節が痛くなり始めた。痛くならない歩き方ってあるのかしらね?今度調べてみよう。ところどころに除雪の雪が残っていたので、そこで靴底をきれいにした。

やっと人家が見えてきて、茶屋の先のバス停を見たら、なんと3分前にバスは出てしまった後だった。フーッ!一時間も待たないとならないわ。

お茶屋さんで餡パンを買い求め休ませていただく。キノコ汁でも食べようかとお願いしたのだが、今日はキノコが切れているとか。トトロ汁は苦手なので、暖房の効いた室内でソフトクリームを頂いた。去年は採れたてブルーベリーをつけて頂いたのだが、今はない。

茶屋のご主人が少し相手をしてくださって、花の写真はご主人が取られたのかとお聞きしたら、陣馬山に毎日のように登って2000回登っている方が撮った写真だとか。

余り相手をしていただくのも悪いので外に出た。

バス停前のベンチに座ると日差しが暖かく快適だった。隣の若い方が気楽に話し相手をしてくださる。今日はお子さんと来るはずだったが、嫌がったので一人でいらしたとか。高尾山からの縦走で、9時半にでて3時ごろには下りついたので、さすがに若い方は違うと思った。泥んこのぬかるみが嫌で新ハイキングコースを取らず、和田峠への階段を経て、車道から下りてきたそうだ。ストックはお持ちではないようだった。

和田峠から車道を歩いたら、私は足が痛くてたまらなくなっただろうから、私の場合は新ハイキングコースで良かった。

バスでは熟睡。電車でも熟睡。毎度のことながら、よく最寄駅で目が覚めるものだ。久しぶりの山で少し疲れたが、少しは運動になっただろう。でも今日も、結構甘いものを食べてしまったなー。

 

 

 

 

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新春の高尾山2014.1.5.

2014-01-05 | ハイキング・登山

今日は朝から子守を頼まれたと思っていたが、午後でよいとのこと。ちょっと出遅れたが、太りすぎなので高尾山に行ってくることにした。しかし2時半ごろには帰らないと。

普段着に山のフリースとズボンをはきかえて、普段のコート(毎度のことだが)を羽織って、急いで出かけた。ラッキーなことに駅で来たのが高尾山口行きの準特急。この時間は空いていて楽々座ることができた。

11時ごろに高尾山口について、おにぎりを買い求め、歩き出す。時間がないけれど、取りあえずは最短コースで登ろうと、ケーブルカー沿いの道を歩く。途中八百屋さんが出店を出していたので枯露柿を購入。おまけにおみかんを一つ頂いた。みかん持参するのを忘れて、一個だけは買えないな、と思っていたところだったのでありがたかった。

病院脇を通り横の登山口から琵琶滝コースとの合流点を目指す。もう降りてくる人も多い。

合流点で熱くなったのでコートを脱ぎ、琵琶滝コースをたどる。登る人と下りてくる人が半々くらいで、ほどほどの人数。

途中また熱くなったのでフリーズも脱いだ。

しばらく本格的には登っていない買ったので足がだるくなってきたが、淡々と登り霞台へ出た。大勢の人たちが休んでいた。女子高生の一団が写真撮影で賑やか。

タコ杉に向かう途中、赤い実を見て何かと言っている人たちがいて、教えてあげたかったのだが、とっさに名前が出てこなかった。まゆみの実だった。

また喉を潤してから、参道をたどる。今日も時間がないが、案内看板の時間を見たら、4号路を通っても山頂までの時間は同じ40分だったので4号路を歩いた。土の道の方が気持ちいいですものね。

吊橋では親子が楽しそうにわたっていた。

ベンチのあるところで一休み。枯露柿を頂いた。

途中の大きな綿毛は何の植物の綿毛かしらね。

それから三叉路らしいところで道を間違えたらしく、また木の階段の続く道となり、配水所の近くの参道に出た。時間的には最短コースになったのかもしれない。

それで山頂に出た。東京都心の方は結構よく見えていたが、富士山は無理だろうなと思いつつ、そういう日でも見えることもあったので、少しの期待の下に見に行ったが、やはり見えなかった。丹沢方面は雪が積もっているみたい。

木の枝が切り払われて見晴らしがよくなっていた。

         

それから、もう一つの目的のシモバシラの氷花を見るためにもみじ台の方に向かって下りて、右手の分かれ道に入ったのだが、ほとんどシモバシラは見えなかった。人だかりがしているところに近づいたら、小さなシモバシラの氷花が見られた。

その先にも一つだけ細い氷花が見られたが、ピンボケだった。

群生地を見てみたがまったく見られなかった。まあ、昼なのだから融けてしまったのかもしれないが。そばにいらした方の話だと暮れにはたくさん咲いていたとかで、もう無理なのかもしれない。

それで分岐点に戻りベンチでおにぎりとみかんを食べて、最短距離は山頂に戻る道の様だったので階段を登って山頂に。それから一心に人混みをかき分けてケーブル駅に。2時ごろまでに帰るにはケーブルに乗るしかない。

途中赤い実?のたくさんついた木があったが何の木かしら?

天狗焼きをお土産に買いたいなと思ったが、かなりの列。これではケーブル数台は待たないと買えそうにないのであきらめて、ケーブルの券を買った。

ケーブル駅の北側には雪を少し乗せた奥多摩方面の山が見えた。

乗車の最後の列には遅れて、次のケーブルを待つ列の先頭になった。

一番先頭の椅子に座れたのだが、親子連れがそこに座ろうと話していたのでゆずって後ろ側の席に着いた。

急こう配をあっという間に下りた。途中モミジの葉がまだ黄色や茶色に枯れのこっていて結構きれいだった。

それから、お茶屋さんにも寄らずに、特急に乗り換えて、子守のために直行したのだが、赤ちゃんは寝ていて、急いだ甲斐もなかったのだが、まあ、いろいろ手伝うことはできて、最初の目的は達成したので良かった。

午前中は風もあり、寒かったが、昼ごろは穏やかで空気の冷たさはあったが、手袋もいらないくらい。ただ、普段着のTシャツは汗でぬれて冷たくなり、風邪をひきそうになった。やっぱり山用のTシャツに着替えて出かければ良かったな。帰りは手袋が必須だった。

まあ、少しは運動になったのだろう。帰ってから食後疲れて寝てしまった。

 

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