新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

片瀬江の島2012.5.24.

2012-05-24 | ウォーキング

今日は、週2日休みになったと伝えた友人が今日は自分も休みだから、江の島に行かないか?とのお誘い。収入も減ったからちょっと控えたい気分もしたが、ずっと前から何回かお誘いを受けていたので、行くことにした。

電車は直行の急行がないみたいだったので、各駅、急行、各駅を乗り継いで小田急の片瀬江の島へ。「江の島」で路線検索したら、飛んでもない岐阜の方だったかのコースが出てきてしまった。それで「片瀬江の島」にしたら、無事検索ができた。

あいにく富士山はかすんで見えなかった。江の島へのトンネルをくぐり歩道を歩いていたら、小さい遊覧船が今にも出そう。岩屋洞行きの船だった。400円というので、乗り込んだ。もう甲板は人がいっぱいだったが、詰めてもらって座ることができた。平日だが、小中学生が結構いた。何か行事で休みなのかな?

                 

岩屋洞って、小さい時、来たことあったかしら?来たような気もする。遠足で来たのかもしれない。パンフレットによると昭和46年に閉鎖され、平成5年に整備されて再開されたとあった。

                    

気持のよい海風の中、10分足らずで船着場に着いた。そのあたりの岩棚では、釣りをしている人たちがたくさんいた。何か釣れているのかな?

                       

岩屋の入場料は500円。友人は一度見たというので、外で待つとのことで、一人で入場。中は第一岩屋と第二岩屋に別れていた。第一の方の途中でローソクを渡される。天井は低くぶつかりそうになる。ところどころに仏像などの石像が置かれている。二股で左に行くと、涅槃像に見える石があった。その先は富士山に通じているとか?右側は江島神社発祥の地とかかれていて、小さな祠があった。

    

                  

海の見える出口近くに戻って今度は第二岩屋へ。奥には龍神の像が置かれていた。

        

                        

                      

船着場の方に戻ると上に登る階段があった。そのあたり、稚児が淵と書かれていた。稚児の悲話でもありそうだ。結構階段が続いていて疲れた。そのあたりには茶屋があって、シラス丼などの文字が。。。

私たちは恋人の鐘だったかの置かれた丘に向かった。途中リスが木の実を食べていた。何かにぎやかな色が見えると思ったのは、色とりどりのお守りなどが結んであるところだった。

    

                   

       

                       

そのあたりの樹木は形が面白かった。シャリンバイの白い花が満開。

          

                                      

丘を一周してサムエル・コッキング苑前にでた。入り口からちらっと中の花の様子を見たが、入場せず、横の広場の大道芸に見入ってしまった。若者が一人パーフォーマンスしていたが、結構見ごたえがあった。

   

          

それから少し下りると江の島の町の方が一望できた。

               

        

                   

     

さらに神社の参道を下りていくと、茶店が並ぶようになる。友人はシラスせんべいを売っている人と知り合いになったとかで、その方がいらしたので、あいさつした。それで新しい店の情報を手に入れて、その店に向かった。

その店はヨットハーバーの方にあって、混んでいた。小さな店だった。それでしばらく待ってから入った。生シラス定食かなり美味しかった。

道端のヒオウギ

   公園のトベラの花(良い香り)

       

それから、ウッドデッキと友人が言っていた、灯台の堤防のところにでて、しばらく釣り人の釣果をみていたが、あまり釣れているようには見えなかった。でも置いてある入れ物を覗いたら、少し魚が入っている人もいた。

そのあと、スパの上のレストランでお茶を頂き、タコせんべいを買いに坂を少し登って行った。この間テレビで見たものだ。少し並んでいたので、先ほどは買わなかったのだ。今も少し並んでいたが、思ったよりは早く頂けた。たこに粉をまぶして圧縮してせんべいにするものだったが、ぱりぱりと美味しかった。

それから駅に向かったが、弁天橋のところで海を見ていたら、30センチくらいの魚があちらこちらで飛び跳ねていた。ボラかな?トビウオの飛び方とは違うみたいだったけど。

       

帰りは各駅しかないみたいだったので、停まっていた特急に乗った。新百合まで500円だった。海風はさわやかだったのだが、昼ごろの日差しは強く、日光疲れを感じていたので、すぐに熟睡。友人が下りる駅で目が覚めた。

ちょっと疲れたけど、江の島をほぼ一周して知らない所も見られて面白かった。しかし平日だというのに、子供たちを含めて結構人出があって驚いた。

 

 

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畦が丸2012.5.20.-詳報

2012-05-22 | ハイキング・登山

バスは山北の駅に寄り、大野山登山口を通って、谷峨の駅にもより、河内川沿いの細い道路を辿って行く。神縄で玄倉の方に曲がって、丹沢湖ビジターセンターに寄った。

もちろん誰も乗らず、また神縄に戻って今度は丹沢湖を渡り、中川を通り、大滝橋バス停に。中川では、ぶなの湯の看板が見えた。またところどころにキャンプ場がある。大滝橋にも大滝キャンプ場があって、車が止まっていた。バス停の横の方には畦が丸への道標があった。林道になっている。

    

大滝川沿いをあるくとゲートがあった。

                         

ゲートの横を通る。砂利道を歩いていると黒い蝶が飛んでいた。ギフチョウ?時期が違いすぎる。皆が進んでいるのに私は蝶々がとまるのを待って撮影。

ミスジアゲハだった。

少し先の道路わきにはカンアオイもあって、虫食いになっていたが、この辺にはギフチョウ出るのかしら?それともミスジアゲハも卵を産み付けるのかしら?

道路沿いには、ハコネウツギの花。やや終わりかけ。

横の川は細い沢になって行く。道端の黄色の花はジバシリ?

   

今度は清楚な白いウツギの花。バイカウツギかな?

広葉樹林が続き、新緑がきれい。

 

                 

ところどころ沢が見える                 沢を渡る橋

            

             

道路沿いの紫のキランソウ。

この道は東海自然歩道だが、いよいよ登山道らしくなってくると結構急なところもある。

ヤマクワガタソウ      カタバミ

   

マスキ嵐沢道標     鎖のある登山道         道標

      

ヤマツツジが一本咲いていた。

      

鎖が張ってある所もあった。やっとひと上りすると、ベンチのある休憩所があった。 

       

若者が1人休んでいたので、シロヤシオの花のことを聞いたら、少しは咲いているとのこと。良かった。頑張ろう。少ししたら一軒家避難小屋があった。トイレも水場もない。横に沢はあるが。

鎖のある場所       ニリンソウ         鬼石沢           一軒家避難小屋

         

  

友人の一人が珍しい花を見つけてくれた。オニクらしい。ちょっと終わりかけだが。

    

途中の苔むした倒木の上に大きなベージュ色のキノコも友人が見つけてくれた。20~30センチもありそう。

やっとミツバツツジが見られた。

 

                     

階段が続く。だんだん笹が出てきた。

           

 木の根元にキノコとスミレが。

大きな倒木のところで小休止。リーダーがティッシュか何かなと見たものは、ギンリョウソウだった。ちょうど良い咲き加減で美しい。中の青みがかった部分も見える。

ミツバツツジが増えてきた。

           

細い尾根道               馬酔木の新芽も美しい。

  

また階段だ。

登りきると小屋が見えた。畦が丸避難小屋だ。トイレもあるという。内部には大きなストーブがあり、素敵。

  

濃いミツバツツジがあった。紫ヤシオかもしれないと思ったが、三つ葉ツツジは葉が3枚でヤシオツツジは5枚だそうだ。3枚のようだ。咲き始めは濃い色なのだろう。

人声が聞こえて、間もなく頂上だった。眺望はない。予定を30分くらいは過ぎていた。団体がテーブルで宴会中。私たちは横の平らなところにシートを広げた。

  

いろいろと持ち寄りの食材を頂く。どれもおいしくいただいた。一人参加者が減ったのをお知らせしていなかった方がいらして、食料豊富だった。重いものをすみません。

ゆっくりコーヒーまで頂いて、後片付け。帰りのバスの時間を気になさっていたリーダーは出発を急ぎたかったようだが。。。

シートもたたんでしまい、いざ下山。下山路には滝が2つ見られるそうだから、その時間も考えないと。ということでやや急ぐ。もう2時過ぎだったかな。私は重装備の膝サポーターをつける。内側のサポーターを忘れてしまったから。

そこから先の善六のタワまでの尾根道にはシロヤシオが咲いているという西丹沢自然教室の情報があった通り、シロヤシオが見られだした。しかし残念ながら花着きが少ない木が多かった。

            

                           

シロヤシオとミツバツツジ

しかし下山路(というか西沢側の登山道)は階段が多く、参る。

   

この辺はブナの森だそうだがイタヤカエデかハウチワカエデか分からないが新芽がきれい。花のついたものも見られた。

またあちこちの緑の枝先にシロヤシオやミツバツツジも見える。

                        

ちょっと展望が開けたところから反対側の山も見えた。新緑がきれい。

                        

階段状の登山道が続く。

  

杉の林が見えてきて、その合間に見える新緑がまぶしい。このあたりが善六のタワというところだったのかな?

                  

杉の間の狭い道(馬酔木のトンネルも)         崩落して細くなった尾根道

   

杉の急斜面                              白いマルバスミレ

  

急斜面をジグザグに下りていくと水の音が聞こえ、沢が見えてきた。2方向からの沢が合わさる部分に出た。 

        

 

                沢の横にかかる梯子

                

鹿害調査のフェンスの中は緑の下草が茂っていた。あまり草がないところは鹿害にあっているということですね。鹿害防止の為だろうかロープを張った杉が見られた。

 

                          

その後次々に沢を渡り返す。

  

タネツケバナだろうか、葉がちょっと違うようだが、ミニ花畑が湿った岩の一角にあった。  

                        オククルマムグラらしい白い花

                        

 

本棚との分岐。いよいよ滝が見られる。

     

分岐から5分程度で本棚の滝に出た。2本の滝の間に小さなもう一つの滝も。雨の後なら3本はっきり見られそう。

  

分岐まで戻りさらに下山。というかひたすら長ーい橋を渡り、また渡る。  セントウソウ?

        

                  

下棚への分岐に出た。

     

             

                            渡渉部

                           

下棚の滝。

2連の木橋

堰堤を登り、下りまた河原を歩く。

              

     

                        

     

                                     

     

                      

ついに緑の吊橋にでた。

     

 橋から下流を見る

  

              キャンプ場方向

              

西丹沢自然教室の緑の屋根が見えた。目の前がバス停だ。良かった!

 

バスの発車まで20分程度あったが、人が並んでいたので、そちらに荷物を置き。自然教室のお手洗い(水洗)に向かった。水道の水は飲めないと書かれていたが、顔を洗った。

臨時バスがでて路線バスより約5分早く出た。意外に座席が多くて、全員座れた。5分後のバスを待つ人もいらした。まだ檜洞丸方面から下山してくる人たちの姿が道路の向こうに見えた。

私たちは温泉付き往復切符を買ってきたので、中川のバス停で降りて、ぶなの湯に。帰りは途中まで乗り降り自由だから、切符忘れないようにしないとね。

ぶなの湯は坂の下。定期バスに間に合うように湯上りで登ってくる若い人たちのグループがあった。帰りは大変そうだ。

お風呂は女性は今日は小さな方だったが、時間が遅いせいか、空いていたのでのんびりできた。

休憩室が2階にあるが、食堂はないので、残りの行動食を食べ、置いてあるお茶を遠慮なくいただいて最終バスを待った。次の最終バスまで2時間近くも間があいていたので、かなりゆっくりできた。アルコール類は置いていない。

ぶなの湯への道。急坂だが、時間に余裕があったので、ゆっくり登り、それほど疲れなかった。

とっぷり暮れた中をバスで熟睡。急行を待って新松田から帰宅した。帰りは10時近くになってしまったが、充実した一日だった。 

滝子山と同様東側も西側も渓流が流れていて、水が多いから畦が丸という名前になったのかしらね。本棚、下棚とも滝として見事だった。このコース、谷底の渡渉部が多いので、増水時には注意が必要だそうだ。広葉樹林が続くので、紅葉シーズンも素晴らしいだろうな。                            

       

 

 

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

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畦が丸2012.5.20.-速報

2012-05-20 | ハイキング・登山

今日は仲間とハイキングに出かけた。家族にはいろいろ迷惑をかけてしまったけど。

シロヤシオがそろそろ咲く頃かなということで、檜洞丸の隣の畦が丸に行くことになったのだ。あいにく2名は都合がつかなくなったが、4人で電車で出かけた。

コースは新松田から富士急湘南バス西丹沢自然教室行きで大滝橋下車、登山コースに入り、大滝沢沿いに東海自然歩道コースを辿り、一軒家避難小屋を経て、畦が丸避難小屋(トイレあり、使用の紙類は持ち帰り、手洗いなし)のすぐ先に頂上があった。見晴らしはないが気持ちの良い新緑の中での昼食となる。

大滝橋から頂上までの間には、ヤマツツジ、ミツバツツジは見られたが、シロヤシオには気づかなかった。

頂上から善六のタワを言うところにかけての尾根道にはシロヤシオや東国ミツバツツジがあったが、今年は花月が悪いらしい。特にシロヤシオはたまにたくさん花の咲いている木もあったが、ちらほら咲きでつぼみも少なかったから、早いというわけでもなさそう。

おととしの檜洞丸のシロヤシオに比べるとちょっと物足りなかった。来合わせた若者が、いつか来たときは満開でシロヤシオのトンネルだったのに!とがっかりしていた。

まあ、とにかく見られたのだからぜいたくは言えませんね。

しかし、このあたりは広葉樹が多くて、杉林が少ない。本当に見事な新緑のオンパレードだった。

善六のタワという標識は見当たらなかったので、その位置ははっきりしなかったが、尾根道から西沢の谷に下りていくあたりのことだったのかしらね。

西沢への道は階段が特に多くて、結構膝に来たが、私は重装備のサポーターをつけたので、何とか痛くならずに済んだ。

沢の底にたどり着くと今度は沢を渡る木の橋が次々に現れた。しばらくすると本棚の滝の分岐に出た。

ザックを置いて、そこから5分程度で滝の見られる地点に出たが、なかなか立派な滝だった。特に左の大きな滝(落差は40メートル以上あるのかな?)の水量は豊富で見ごたえがあったが、中央部や右側にも細い滝があって、いったいどこからこの水が流れてくるのかしらと不思議だった。

またしばらく川を右に左に渡りながら下りていくと、下棚の滝への分岐がある。相当に足に疲れの出た人たちはそのまま進み、私はまたザックをおいてリーダーについて見に行った。ちょっと滑りやすいざらついたところもあったがセーフ。

下棚の滝も落差30メートルくらいはあるだろうか。こちらもなかなか見ごたえがあった。途中の苔むした崖にはイワタバコの葉がたくさん見られたので、もう少し後なら花が見られるかもしれない。

戻って先に進んだら先行した方がテーブルのところで休憩していた。軽く行動食を食べて、出発。バスの時間が気になるので、少し頑張って歩く。相変わらず、右に左に沢を渡っていったいどれほどの木橋を渡ったことか!

途中で若者二人ががカメラだけ手にして滝を見に行くと言ってすれ違ったが、もう4時半に近かった。「暗くなるから気を付けてね」と声をかけたが彼らは懐中電灯くらい持っていたのかしら?沢は暗く、大きな岩も多いから大丈夫かしら?無事戻れたかな?

やっと広い河原に出てほっとしてもまだ橋があった。その上堰堤の脇の階段を上って下りてを2回繰り返したので、疲れた足には堪えた。

最後の吊橋のところに出た。緑の鉄製の吊橋を渡ったら、そこは、西丹沢自然教室の裏手だった。バス停がすぐ前にある。自然教室には水洗のお手洗いもあったし、水道で顔も洗えた(この水は飲めないとのこと)。

バスの停留所には人が並んでいたので私たちも並んだが、臨時バスが定時のバスの10分前くらいにでて、ほとんどの人が座れた。

私たちはぶなの湯の温泉入場券付の往復乗車券(2200円)を購入して行ったので、中川で下車してぶなの湯に寄った。時間が遅いせいか他に下車した人は少なかったし、お風呂も空いていた。

ここはアルコール類を置いてなくて、食堂もない。休憩室は持ち可なので、御菓子類を広げて、最終バスを待った。帰りは山の方は乗り降り自由なので、便利。最終バスが2時間近く後だったので、帰宅は大分遅くなった。

うーん、明日は足が痛くなりそうだ。同行の皆様いろいろありがとうございました。

 

 

 

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鎌倉大仏コース・天園コースハイキング2012.5.5.

2012-05-05 | ハイキング・登山

今日は、、膝を痛めた方の足慣らしとして鎌倉ハイキングに出かけた。連休後半のやっと晴れた一日。鎌倉は人出が予想されたのだが、これほどとは思わなかった。午後になった天園ハイキングは渋滞地帯もあり、帰りの駅までの小町通りの人混み(実は小町通りの一つ先の通りを通ったつもりで、小町通りを歩いてしまっていた。)に予定があって帰りを急いでいらした友人は、スムースに進めず、時間がかかってしまった。暑かったし、申し訳ないことをしました。

なるべく涼しい人の少ないうちにと思って、7時過ぎの小田急で藤沢へ。路線情報で調べたつもりだったが、もっと直行する急行があったみたい。路線検索の設定の方法が良くなかったらしい。

江ノ電もすんなり乗れて、鎌倉高校あたりからは、たくさんのサーファーが海に出ているのが良く見えた。

長谷には9時ごろ着いた。もうかんかん照りになって暑い。私は江ノ電の駅でお箸を調達すべく、おにぎりを一個買ったのだが、友人たちは買わずに乗った。お稲荷さんが見当たらなかったためかもしれない。長谷に着いたが、弁当を売っているような店はなかった。まだ早いし北鎌倉においなりさんの店があるということで、そのままハイキングコースに向かう。

大仏を外側からちょっと覗いた。あいにく松の木が邪魔して、目の部分は隠れてしまった。やさしい目なのですが。

それからそのままトンネル横のハイキングコースに入る。整備されたのは良いような悪いような?何しろ階段が続く。昨日の雨でかなりぬかるんでいて滑りやすい。

    

ここにも関東タンポポ

  

やっと尾根道にでてぬかるんだ道を歩く。たまに反対方向からの人が来る程度で空いていて、風は涼しい。

   

樹(いつき)ガーデンの矢印があって、まだ一度も見たことがないので行って見ようかなと思ったが、戻っていらした方が、まだ開いていなかったとおっしゃるので止めた。そのあたりから樹間に青い海が見えた。

うぐいすや他の鳥のさえずりを聞きながら、淡々と軽いアップダウンを繰り返して、民家の間を通り、源氏山公園に着いた。銭洗い弁天は行かなくて良いというので、源頼朝像を見ていこうと右手に少し入った。広場になっていて、右端には桜並木が続いていた。

    

  民家の並ぶあたり

              

       

化粧坂切通

昔むかし友人たちと来てお弁当を食べたのはここだったわ、と思った。桜が見事だったのだが、その後どういうわけか見つけられなかったのだった。桜の反対側に頼朝像があった。

      

カエデの木の下なら虫もいないだろうと思ってベンチに腰かけて軽食を頂いた。私は早昼にしても良いかなと思ったのだが、まだ10時半だったので昼食には早いという。

食べていると、尺取虫が細い糸にぶら下がって落ちてくる。風に揺れて衣類に触ってついてしまって、慌てて取ったが、それがまた他の人に付いたりしないかと心配した。

それで早々に退散して、葛原岡神社の方に向かう。その横から葛原岡コースとなり北鎌倉に近い浄智寺横に出るのだ。

  

絶景ポイントとある富士山が見えるという標識があった。

横の日野俊基の墓を見学して、神社には寄らずにハイキングコースに向かう。お墓の裏手にはキノコがびっしり。

   

このころから北鎌倉の方から登ってくる人たちが多くなる。道はぬかるんでどろどろで、緊張するし、渋滞気味ですいすいは歩けない。子供連れも多くて、小さなお子さんが皆頑張っていた。

やっと浄智寺についた。ここも入り口だけ見る。横に天柱峰碑というものが立っていた。

明月院への道を見たが、北鎌倉駅で弁当を買おうということで、かんかん照りの人混みの連なる道路沿いの歩道を駅に向かう。

やっと駅に着いて、お弁当屋さんを見つけたのだが、あいにく予約で1時半にならないと弁当が用意できないと言われる。そのあたりコンビニもなく、お菓子屋さんや喫茶店、食事どころはあったのだが、弁当を売っている店は見当たらなかった。

それで天園の茶屋まで行けば、食事もとれるということで頑張って行こう、ということになってしまった。というか私がそう思ってしまった。その時点では、夕方用事がある方も何とか間に合うかなと思ったのだった。

円覚寺には寄らずに線路の東側を歩いて、先ほど浄智寺から直進すると合流する地点まで戻った。ガイドさんが立っていらしたので、明月院裏手から天園ハイキングコースに出る道を聞いた。

途中の紅花栃の木と花

  

まだアジサイには早い明月院の横を通って裏手に行くと、右に入る道があるという。それが結構遠回りだった。数人の先行のハイカーがいらしたので、路が間違ってはいないようだ。

小さな目立たない道標をみて右に入った。ハイキングコースの矢印のあたりにこのまままっすぐ進むとマジックで書かれていて、少し直進したのだが、来合わせたハイカーの方に伺ったら、この先からも行けるが、道標に従って行けばコースがあるとのこと。

ところが明月院の裏からのコースは結構ハードで、階段が多く、滑りやすく、建長寺からの天園コースに合流するまでに結構時間がかかった。合流点のすぐ横には勝上献展望台という絶景ポイントがあった。ここも今まで見逃していた場所だ。もしかしたら建長寺まで歩いたことがなかったのかも。途中で下りたりしていたから。もしかしたら建長寺に出て、拝観料300円払ったほうが近かったかもしれない。

その展望台からは大島から富士山、箱根方面まで見渡せた。しばらく写真を撮ったりしてまた、時間がかかった。

  

          

                            

覚園寺への分岐のところで、覚園寺まで1.2キロ。ここから下りようかとも思ったのだが、天園(茶屋)まで1.2キロとの表示。多少アップダウンあっても20分くらいかなと思ったのだが、30分以上かかった。

午後になったこともあって、コースはラッシュに近くて、擦れ違いに時間がかかり、思ったよりも茶屋まで時間がかかったのだ。それに記憶違いで大平山の手前という印象だったのに、その先だった。

    

後から考えたら、北鎌倉あたりで食事処に入って食事をすれば良かったのだが。

茶屋では何か購入すれば、持ち込みの食事もOKという表示が書かれていて、私はアイスを購入し、弁当を広げた。持ち寄りでいろいろ食べ、お腹いっぱいになった。ビールを飲んだ人もいる。まだ先が長かったのだが。

    

駅までの一番近いコースとして獅子舞の谷に下りた。

獅子舞は大きな楓が広がって紅葉がきれいだったところだから、もちろん新緑もきれいだ。

沢沿いでハイキングコースにも水が流れていて、相当に滑りやすかったから、どうしても慎重になる。前の人も転びかけた。それでなかなか追い抜けない。

  

ハイキング道が広くなるまでは一列に下りて行った。

下になると渓流伝いになって、水量も豊富で、どこかの深山の渓流を思わせた。涼しい。幸い誰も転ぶことなく下りついて、道路に出た。またかんかん照りの道を鎌倉宮に向けて歩く。

鎌倉宮あたりでタクシー拾えればと期待したが、タクシーは迎車が一台通って行ったきり、その後は一台もなかった。人を乗せた人力車が来たが、空の車は来ないし。それに1人3000円くらいかかるだろう。どっちみち、道路も渋滞していて、自動車でも早くは通れないだろうと、近くの店の人に言われた。

記憶を頼りに、また人に聞きながら、梅の時に訪れた荏柄天神社の前を通り、小学校の横を通り、鶴岡八幡宮の中を横切った。中では弓道の試合か何かが行われているらしく、人だかりがしていた。またボタンの花の祭りも行われていた。例の倒れた大銀杏の新芽がその後どうなったかも気になったが、目もくれずに一路駅に向けて歩いた。

ところが大通りも若宮大路も人が多かったし、小町通りも人混みがすごいだろうと、一本先の道に入ったつもりが、なんと入った道が小町通りだった。途中で気づいた。友人が大通りの左側を通った方が早いと言ったのだが、そっちまで戻る道もなかなかなく、また大回りになってそれも大変そうで、私は突き進んでしまった。

しかし駅に近づくほど混みあって、人をかき分け進んだので、周りの人に取っては迷惑だったことだろう。

ともかくも何とか駅前広場に出た。それで急ぐ仲間の方には、JRの電車に向かっていただいたが、発車間際だった電車に乗れたかしら?座れただろうか?用事の時間に間に合ったかしら?

まあ、いくら心配してもどうしようもないので、私たちは駅の先の喫茶店に入って一息つき、江ノ電に乗ろうと駅の北口に回った。

そこで乗車待ちの列が、ロータリーを半周して並んでいて、最後尾に着いたものの、聞いたら1時間待ちという。フリーパスは一度使ったら、残り分の払い戻しができないというので、JRで大船から藤沢に出て、小田急に乗ることにした。

JRの方は入場制限はなく、座れないまでも乗車はスムーズにでき、乗り換えて藤沢へ。

ところがこちらでも各駅に乗ろうとしていたのだが、急行の方が早いのではないか、始発だから座れるしと思って急行の方に並んだのだが、なんと電車は、江の島から来たらしく、座席は埋まっていて、座れなかった。

大和で席が空いて、立ったまま寝ようとしていた私は座らせていただいた。しかし電車は相模大野止まり。小田原からの急行に乗りついだが、また座ることはできなかった。また、新百合あたりで一つ席が空いて、年長者の私が座らせていただき、私は左右の他人の方に迷惑を掛けながら、新宿まで熟睡した。

実は昨晩また、お腹がごろごろして数時間しか寝られず、朝からぼーっとしていたからだ。いろいろご迷惑をおかけしましたが、同行者の皆様、ありがとうございました。強行軍申し訳ありませんでした。しかし疲れましたが、目に青葉の鎌倉は気持ちよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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三春の滝桜ツアー2012.5.1.

2012-05-01 | 旅行

今日は、休みの日だったので三春の滝桜ツアーに参加した。

実は都の東北復興支援の補助がでるというツアーに申し込んでいたのだが、どうもまだ咲いていないようだったので、キャンセルし、今年はあきらめようと思っていたら、開花が遅れたということで、28日が最終だったツアーが5月まで催行されるように変わっていた。

それで日程の都合の良い今日を申しこんだのだった。少し前に満開とテレビや新聞に出ていたので、まあ、何とかもつかなと期待したのだが。。。

朝新宿6時45分集合。連休の狭まだが、渋滞はどうかしら。ギリギリに来た参加者を待って出発。

私は昨夜、疲れていたので、夜飲むと良くないとわかっていた栄養剤を飲んでしまって、眠れなくなってしまった。あまり眠れないまま朝を迎えてしまったので、バスが走り始めてすぐに熟睡。

気づいたら、友部のサービスエリアで休憩。友部って何処かしら?地図をもらって、調べたら、常磐道の日立の近くだった。

それからは初めて走る道だったし、海岸に近いところもあるようだったので、地図と照らし合わせながら、目を凝らして外を眺めていた。あいにく座席は通路側だったが。道路はすいすい走れた。

日立のあたりはトンネルが多くかったが、たまに川があると菜の花が一面に広がって、きれいだった。

日立北のあたりは海が遠くに見えた。カメラの電池が少なかったので、写真は取らなかった。

あたりは丘陵地帯で、新緑がきれい。ところどころヤマザクラなども交じっていた。

北上して湯の岳サービスエリアが小名浜の近くになる。スパハワイアンズや、アクアマリンふくしまがあるようだ。

その先のいわきジャンクションから磐越自動車道に入った。直進したら、富岡町、大熊町、双葉町、そしてまだ繋がっていないのか、原発のせいでつながっていないのか分からないが、本来は南相馬の方につながる予定だったのですね。

バスは磐越道にはいり、新緑のきれいな丘陵地帯を行く。小野の近くになると、それほど大きくもない川沿いに桜並木が見えて、見ごろ。それが驚くほど長く続いているのだ。

後から入った三春のカメラやさんで聞いたら、小野の千本桜だろうという。バスの車窓から思わぬお花見ができた。そのあたり、川沿い以外にも桜が多くて、車窓から十分楽しむことができた。(後で調べたら、小野町の夏井川岸の夏井の千本桜というそうだ。観光客のために、念を入れて放射能の除染までしたそうだ。)

このツアーのバスは3台連ねていたらしい。それで、三春の町と滝桜と地蔵桜との三か所を時間をずらして回っていたようだ。私たちは、最初に三春町の役場前に到着。

枝垂桜やソメイヨシノが大い町のようだが、それらは大分散っていて、紅枝垂れが少し残っていた。若い紅枝垂れはまた十分にきれいだった。

添乗員さんがお城跡に上ると町が見渡せますよというので、急坂を登って行った。

頂上に出ると、本丸跡とか奥とかの広場になっていて、東屋もあったが、先客がいらした。

北西を見ると雪をいだいた山並みがうすぼんやり見えた。吾妻連峰あたりかしら。

その西を見ると磐梯山かなという山並みが見えた。南側の方は里山の向こうにも山並みがあり、あぶくま高原かなと思う。

このお城のあたりのタンポポは関東タンポポだった。

カメラを写そうと思ったら、電池が少ないという表示が出る。あれっと思って。ベンチで冊子を読んでみたら、最初はあまり充電していないから、3時間くらい充電するようにと書かれていた。あら、どうしましょう。

渡された町の地図を見たら、カメラやさんがある。それでお城跡を下りて行き、メインストリートを歩いて行った。だいぶ先に、カメラやさんがあった。相談したら、たいていの電池の充電できる器具があるとのこと。恐る恐る、充電していただいた。おかげで少し充電され、警告が出なくなった。

ついでにカメラやさんが映した滝桜のポストカードなどを買い、さらに思い出して、液晶画面の擦過傷を防ぐシールがないかどうかを聞いたら、あるというので貼っていただいた。

それから近くのお蕎麦屋さんでお昼を食べた。一番早くできるのはざるそばというので、それを注文。結構お客さんが混んでいて、すぐには来なかったので、バスが出て行ってしまうと言ったら、急いでくださって、無事食べ、走って駐車場まで向かった。三春そばは、とても美味しかった。

しかし食べてすぐ走ったので、お腹が痛くなってしまった。

何とかバスに間に合い、いよいよ滝桜へ向かう。同じツアーの別のバスの人から、滝桜は葉桜だったという情報が入る。アラー、せっかく来たのに!

先ほどのカメラやさんの話では、この枝垂桜は、一晩で散ってしまったりするのだそうだ。だから昨日きれいでも、今日はどうかは分からないと言っていた。

それで滝桜まで行ったのだが、すでにバスの車窓から見えた桜は、赤茶けてしまって、とても桜咲くというものではなかった。

それでも入場料を払って、見学に行く。地下道を通って桜の丘の方に行けるようになっていた。

案内の人が、しきりに「葉桜になっています、ご了解ください」と声を上げていた。

確かに半分以上散っていたが、そばに行けばまだ花びらは残っていた。ただ花殻が茶色になっているために新緑の葉と合わさって、茶褐色になって見えるのだ。

しかし、堂々とした姿は、それでも立派なものだった。根元の幹も力強い。

                              

                  

丘の上に行くと、よく写真でみる桜が並んでいて、桜吹雪だった。そこからも雪を頂いた山並みが見えた。また近くのさくら湖もちらっと見えた。

     

         

                

                            

暑いので桜ソフトを頂き(おいしい)、福島復興のためにお土産を少量買い求め、次の地蔵枝垂れに向かう。滝桜の娘と言われていて樹齢は400年くらいだそうだ。

                                                                                                                                  

     

こちらは山影にあるせいか、まだ少しは花が多かったが、やはりもう終わりの姿。しかし周囲が第二の花見山を目指しているらしく、桃の花回廊が作られていて、あでやかなピンクからやさしいピンク、白と色とりどりの丘になっていた。下の方には菜の花も植えられていてなかなかきれいだった。

  

            

                                

  

                

                            

     

                  

                           

ヤマエンコグサ

  

        紫ケマン

            

   

                     

そこの売店にヤマブキソウがあったので買い求め、珍しいスミレも買い求めた。

その後、次の買い物スポットまでは、歩き疲れて熟睡。磐梯ドライブインで金箔カステラなるものの小さな箱を買って、郡山インターチェンジから東北道を一路東京へ。

直後から雨が降り出し、那須のあたりでは、かなりの雨だった。その後はまた熟睡し、羽生で起こされた。休憩のとき、玉こんにゃくがあったので、頂いて帰った。

今日は高速道順調で7時には新宿に着いた。今日は運転手さんは一人だったので、たまに心配したが、横に添乗員さんがいたから、まあ、大丈夫かなと思っていた。今日は臨時の日程だったからかな?走行距離は既定の範囲だったのからかしら?

まあ、何事もなく、無事に帰れて良かった。帰りもところどころヤマザクラなど楽しめたが、しかし桜ははかないものですね。

ところで、今日、添乗員の経験のある方に伺ったら、運転手の方が居眠りしそうな気配の時は、「次の休憩まであとどのくらいですか?」などと声をかけるのだそうだ。運転に触らない程度の世間話をしたりもするそうだ。

乗客もそういう声のかけ方なら、お互いに気まずくなることもないだろう。トイレに行きたいとか、吐きそうだから、車止めてもらえますか?などでも良いかもしれない。ただし深夜バスだと周囲の人に気を使って、なかなか話せないだろうな。難しいことだが、自分たちの安全を守ることが第一なのだ。結局は運転手の方やバス会社も守ることになるのだ。遠慮しない方が良いのかもしれない。

以前、私が乗ったバスがおかしかった時は、缶コーヒーと眠気覚ましのガムを差し入れしたのだったっけ。

 

 

 

 

 

 

 

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