新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

妙義山中間道ハイキング2012.11.25.

2012-11-26 | ハイキング・登山

今日(正確には昨日になるが)は天気予報から18日の予定を延ばして23日にしたが、さらに25日に伸ばした妙義山ハイキングに行ってきた。

天気予報通りの快晴。途中から、富士山もくっきり見え、さらに進むと浅間山が雪をかぶり、新潟や福島の冠雪した山々もちらっと見えた。

朝の妙義山(道の駅から)

妙義神社横の駐車場に車を停め、申し訳ないが、神社には寄らず、中間道登山口から登り始めた。

下は夕方の写真だが、人が少ないので熊鈴を出す。

   

 

最初は平らな道が多くて楽だったが、だんだん厳しくなる。

   

第一見晴らしからの山並み

中腹の大の文字のところまでは約1時間だそうだが、長い鎖もあるらしい。中級以上と書かれている。私たちは回避。

   

   

大黒の滝。上部に水がわずかに流れていて、黒く見えるが、岩盤は黒くは見えなかった。

    

鉄板の階段と橋

  

中間点にある本読みの僧の像、かわいいお供えが置かれていた。外国のお札も。

     

  

タルワキ沢出合。ここから白雲山、天狗岩に登れるらしいが上級者コースで危険らしい。

 

景色は最高。

    

東屋についた。

白雲山方面

       

小広場になっているが林の中に金鶏橋への分岐の標識があった。ここも上級コースとなっている。軽石が多くて滑りやすいそうだ。

私たちは羊羹を分けていただいて食べる。東屋ではラーメンで早昼の人たちもいらした。小休止の後は

岩稜帯らしくなる。

岩庇の道                岩の地衣類

 

鉄階段が続いて疲れる。小さい子供には無理だろうな。

急斜面を上ったり下りたりを繰り返し行く。

 

              

大砲岩への分岐に出た。

      

少し岩を登ってみると、その先に急な岩を下りる鎖場があった。鎖のところで渋滞しているし、ほぼ垂直な鎖が10メートルはないかもしれないが、厳しそう。私たちはやめたのだが、一人だけ荷物を置いて大砲岩の方へ向かった。

大砲岩への最初の鎖と岩の上のハイカー達(鎖場が何か所かあって、渋滞しているのが見えた)

   

私たちは、荒船山や、鹿岳方面の景色を楽しみながら、待ってから第4石門の休憩広場の東屋に向かった。待っている間に子供たちが大砲岩方面から戻ってきたので驚いた。

                

第四石門

大砲岩の若者たち

            

そのあたりは休憩広場になっていて東屋も大きく、外にもテーブルとベンチがたくさん設置されていて、にぎわっていた。 

                  

ちょうど昼になったので、持ち寄りの食事をした。今日は暖かくて、過ごしやすいが、日陰は寒くなる。

私は温めたおかずを受け取ろうと厚紙を差し出したら、燃え移ってしまって慌てた。足元にもって行って、砂をかけて消し止めたが、おかずに少し砂がかかったかも。今度からアルミの皿か何かを持って行こう。

しっかり食べてから、見晴らし台方面から中之岳神社方面への道が分かれていたが、私たちは第一石門方面に向かう。すぐに第3石門への分岐があったが、皆は行かないというので、私一人向かった。後でもう一人来たけど。第3石門の岩の先は切り立っていて、景色もあまりなかったので、すぐに引き返した。

トラバース気味の第3石門への道

石門から向こう側を見る。向こうの岩の方に見晴らし台があるみたい。こちら側からはいけない。

           

すぐに第一石門への直行ルートとの分岐がある。私は様子を見ようと第2石門へ向かったが、そこに待ち受けたのは、かなりの鎖場。此処が本当に関東ふれあいの道?でもせっかく来たのだからと突き進む。

  

若い人たちが石門の所から垂直に近い鎖を四苦八苦しながら下りてきていたので、私は横のもう一つの新しい鎖の方に行って見た。そしたら、ちゃんと足がかりが掘られているようだったので、そちらから登った。ここの垂直の方は、第一門からみて下りになるので、つるべ下がりというそうだ。

先行のショルダーバックのオジサマ(失礼、多分同年輩)が写真を撮りながら登って行ったので、心強い。後を追って行った。

登りきったところから下の人たちを見たところ。

登り終わると狭い門の中をくぐり、反対を見たら、まったくの同じような垂直に近い断崖の鎖場。フーッ!

此処も先行の方が降りるしかないでしょ!とおっしゃって、降りて行った。私も続いた。タテバリというところだった。こちらはちょっと足がかりを見つけるのが難しく、おたおたするが、何とか細い樋状の所に足を置いたりして、降り切った。

仲間も勇敢に続いて来た。

下りついたところは少し平らですれ違いもできそうだが、今度は横に鎖が張ってある。カニの横這いだ。

   

こちらもちゃんと足がかりがあるので大丈夫だったが、なんでもない最後のところでよろけて、少し打ち身。まあ大したことはなかったけど。皆そのあたりでほっとして、よろけていた。

第2石門の全体像(カニの横這いは人が渋滞している。左のぼかしの部分)

鎖場があるとはかかれていたが、これほどとは思わなかった。雑誌で見たのも、それほどの迫力は感じなかったし、このあたりのブログは少なくて、細かく書かれていなかったので、少し甘く見ていたのだ。

そのあと、滑りやすい石の階段状の道が続き、最後の第一石門はもう登山口の近くで大きなものだった。

ここはもともとは民有地だったそうで、その所有者だった方への感謝のレリーフが掘られていた。

     

近くに小手調べという短い鎖場があった。第一の方から登れば、練習出来た訳ですね。と言ってもこれだけでは不十分だろうけれど。(混雑時は時計回りと山と高原の地図には書かれていた。時計回りということは、巻き道から第4にでて、私たちがたどったコースなのか?第1から第2、3、4、とまわり、見晴らし台に出て中之岳神社に行くコースか?分からない)

車道に出たところには管理事務所があった。、休憩所になっていて中は暖かかった。お手洗いもあったが水が流れず、男性の方の手洗いの水を出したら、女性側も水が通るようになった。不思議ですね。

途中パラグライダ―が飛んでいた。

               

車道歩きから途中、一本杉、妙義神社の案内板の所から山道に入ると、すぐに建物があり、大きな杉があり、ベンチがあった。反対側には金鶏山の三角の山頂が見えた。

     

そこで地元の方に写真を撮っていただいたのだが、この先のもみじがきれいですよ、と教わった。

金鶏山ともみじ

その方たちの話の通り、その自然休養林の中のハイキングコースは見ごろのもみじのオンパレードで素晴らしかった

    

   

    

              

時折深い落ち葉の下の滑りやすい岩で滑りかけたが。二度足首をくじきそうになって、ストックを一本出した。

大人場(おにんば)の案内(ここはカタクリの群落があるらしい)

  

東屋の上                                    

また車道にでた。

      

ヒルが出るんだ!思わず足元を見る。だけど、もうさすがにいないだろう。

車道からもきれいなもみじや白雲山の面白い岩が見えた。

        

20分くらいだろうか、歩くと先ほどの駐車場の入り口が見えた。

もみじの湯への分かれ道の所にある長い滑り台で子供も大人も遊んでいた。 

       

帰りはもみじの湯に寄った。ちょうど日没が近づいていてきれい。

         

 

帰宅。渋滞を覚悟したが、思ったよりははやく解消して、10時ごろには帰宅できた。運転の方、ありがとうございました。

私は鎖場で腕の力を使ったせいか、肩こりがひどいです。甘い見通して色々ご迷惑をおかけしました。

皆ほとんどけがもなく、終わってみたら面白かった、と言っていただけて良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

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陣馬山(辻野養魚場から奈良子峠)2012.11.10.

2012-11-10 | ハイキング・登山

今日は朝から快晴。中国語のレッスンがお休みになって、今日は子守もなく、フリー。こんな日に家にこもっている訳にはいきません。

それでも洗濯などしていたら、結構遅くなった。最寄駅では高尾山口行の準特急が出た後だったので八王子行きの準特急で北野で乗り換え。そういえば、陣馬高原行のバスは34分だったけど、もしかしたら間に合うかも。

電車内を移動して、高尾の階段近くにおり、走って走って、JRの改札口へ。もうバスは発車間際だったが、間に合ったし、昼近くなので、席も空いていた。よかったー!(トイレにはいく暇がなかった。陣馬山頂にトイレあったと思う)

今は霊園線というだけあって、八王子の森林科学園の前を通り、次々に霊園のあたりを通る。そのあたりの欅が、欅ってこんなに紅葉きれいだったの?というほど黄色から赤茶色に色づいていて、都心の欅とは大違いだった。そうそう高尾駅北口の銀杏並木も色づいて来ていて、きれいだった。

霊園めぐり?の後、川原宿というバス停を過ぎ、松竹(まつたけ)というバス停で中高年グループの一団が乗ってきた。どこから来たのかな?後で地図を見たら八王子城址公園あたりから歩いてきたみたい。彼らは途中で下りて行った。里山歩きなのかな?

夕焼小焼からハイキングコースがあるらしいが、今日は地図も持たずに来たので、止めて置いて終点まで乗った。夕焼小焼で下りなくて良かった。陣馬まで相当距離があったみたい。

陣馬高原下で下りて、若い女性がスタンプを押していたので、私もパンフレットを取り、スタンプを押した。彼女は和田峠方面に行ったが、私は同じコースを往復するのもつまらないと思って、辻村養魚場の方へ向かった。以前明王峠から下りてきたことがあったから。北斜面で暗いかなとは思ったのだが。

もみじの紅葉がきれいな集落

       

               

養魚場の先まで舗装された道で、少々疲れる。養魚場では親子連れが釣りをしていたが、人は少なかった。

ひんやりした杉林の中の営林用の林道を歩いていく。前にも後ろにも誰もいない。

しばらく行くと男性が一人下りてきた。しかし、その先はまた誰もいなかった。熊が出るなんて聞いたことはなかったが、さびしいので鈴を鳴らしながら登って行った。途中30分ほどで、明王峠と奈良子峠への分かれ道に出た。奈良子峠の方が陣馬山に近いみたいだったので、そちらに歩いて行ったのだが、そこからは、途中多少広葉樹が見られた。

その先は全くの杉林の中のジグザグの道。涼しいから良いのだが、暗いし寂しいし。後から地図を見たら、明王峠の方が早く尾根道について、結局奈良子峠までの所要時間は同じだった。

途中口笛の音が聞こえてきて、青い服の人が下りてきた。てっきり若い男性かと思ったら、40代くらいの女性で、慣れているのか、こちらから登る人は珍しいですね、と言われた。確かに珍しいみたい。変化がない道だ。

養魚場から1時間ほど歩いただろうか?人気がないので、休憩もお茶を一口飲む程度、ずっと歩き続けたので、かなり息切れしてしまった。

やっと明るくなって尾根道にでた。

そこが奈良子峠で、尾根道は黄葉がきれいで、西側は樹幹から山々が見える。しばらく行くと富士山も見えた。そのあたり、携帯の電波も入って、仕事の電話にも出られたのだが、なんと頂上では圏外と表示されまったくつながらなかった。

             

しばらく杉林の巻き道も歩いたりしたが、そこは関東ふれあいの道で陣馬山と高尾山の縦走路。若者のグループも多くにぎわっていた。

          

                

                                    

やっと階段状の登山道を上ると陣馬山山頂にでた。本当によく晴れて360度の展望。富士山あたりはちょっと雲があったけれど。山頂はくっきり見えていた。

      

 

        

                          

         

  

             

山頂のテーブルのところで暖かな日差しの中、富士山や丹沢を見ながら、寄り駅で購入した持参のお稲荷さんを平らげた。しばらく景色を楽しんでから、下山開始。藤野方面も行ったことがなかったので興味があったのだが、距離が長い。高尾山に行ってくると言って家を出たので、あまり遅くなるわけには行かない。それで陣馬高原下に、前に登った新ハイキングコースで下りることにした。

丹沢方向

      

                       

和田峠方面に向かうとアザミの群落がまだ咲き残っていた。すぐに新ハイキングコースの分かれ道があったので、そちらに入る。なかなか黄葉がきれい。

 

   

          

                   

最初のうちは広葉樹林が左半分に続くが、最後は杉林になる。ちょっと湿って滑りやすい。数組の人が上って行ったが、その後はずっと一人だと思っていたが、先行の二人組に近づき、後ろからも男性が一人追いかけてきて、最後は追い抜かれた。

沢の音が近づいてきて、ついに車道に着いた。ここからは、和田峠からの車道歩き。たまに自転車が快適そうに下りてくる。車道の脇に、青い実がなったツルが見えた。アオツヅラフジというらしい。紅葉は別物。

        

バス停についたら、大勢のハイカーがならんでいた。20分くらいで出るらしい。臨時バスもでるとのこと。すぐにバスが来て、順に乗り込んだ。私は後の方になったが、急行の臨時バスに乗れ、座席に座ることができた。行きも帰りも人気がなくてひたすら歩いたから、かなり疲れてしまったらしい。下山は新ハイキングコースで1時間かからなかった。

それで、バスでも電車でも爆睡だった。やっぱり山は天気次第ですね。

 

 

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紅葉の滝子山のブログに写真をアップしました。その他

2012-11-06 | 日常

先ほど写真をアップしました。写真にすると見てきたほどではないですが。南アルプス方面の写真、今日は抜けてしまった。

ところで中国万里の長城の遭難事故、またトムラウシの遭難事故の企画会社のツアーだったとか。もう営業停止長期にしないとだめですね。あまりにずさんでひどい。思わぬ大雪だったとしても。ニュース聞いていて、どうしようもない体質だと思った。

私たちは、皆あの快晴でも万一に備えて、雨具やら防寒アルミシートやらは持参していたし、非常食も持っていた。1650M程度でも、晴れていても頂上は寒かったし。

今朝は東京でも冷え込んでいて、薄着で出てしまった私は冷え込んで、風邪をひいた模様。昼休み家に戻った私は、一枚余分に着込んだ。

家族が医者に子供を連れて行こうか思っていたが、連休明けのかかりつけの医者は、今日は60人以上の患者だったとホームページに書かれていたとかで、家族は行かなかったみたい。かえって変な風邪をうつされたら困りますものね。

 

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紅葉の滝子山南陵寂ショウ尾根からスミ沢2012.11.4.

2012-11-04 | ハイキング・登山

 

今日は、前から滝子山へ寂ショウ尾根から登ろうという話が出ていたのだが、不参加になる人もあり、11日に両神山再チャレンジの話もあり、迷ってしまった。しかし、ヤマレコのブログで、紅葉が見ごろと出ていたので、少し日程的に大変だが、決行することになった。

文化の日は晴天がお決まりだったが、東京では朝結構雲が出ていて、明日こそ快晴かしら?それとも天気下り坂?と心配したが、4日は朝から快晴に恵まれた。

4月と同じに高尾発8時1分の電車で笹子8時58分着。今回は出口が後方なので、後方に席を取ったおかげで、早めにお手洗いに行くことができた。途中にトイレはない。

ゆっくり準備して、9時11分のバスで吉久保まで行った。歩いているグループを数組追い抜いた。

中央道陸橋のつた   本社ヶ丸方面         滝子山方面     

            

月と飛行機雲(左端に月、右端に飛行機雲)

吉久保から桜森林公園にでた。

林道を15分くらいだろうか、あるくと橋があり、そのすぐ先に木製の目立たない「寂ショウ庵」の標識があった。

    

そこから入って行くと個人のお宅らしい建物があり、その裏手が登山道となっていた。

         

                     

しばらくは森林の中をジグザグに歩く。日陰が多く、今日は日差しが暑いくらいなので助かる。直登的なので、なまった体にはきつい。深呼吸を繰り返しながら登って行った。

                

1時間くらいたったところか、広葉樹が多くなったあたりで、林道にでる。大鹿林道らしい。すぐに反対側に登山道があった。

  

今日は前後して数組のハイカーが一緒にこの南陵を歩く。抜かれたり追い抜いたりしながら、ほぼ同じころ前後して頂上に立った。

                   

どこら辺だったか、私の回りにスズメバチのような黄色の大きなハチが一匹ぶんぶん近寄るので、私は身を屈めたが、まだ近づいてくるので、腹這いになって、仲間が右の方にというので、横に移動したが、まだ寄ってくるのでしばらく顔の所に帽子を当てて刺されないようにしたのだが、仲間がそうっと立ち上がった方が良いというので立ち上がり、そのまま歩いたら、着いてこなかったのでほっとした。仲間が言うには丸かったから、スズメバチではないだろうとのこと。その後再度近寄られたが、どうして私だけ?シャンプーのにおいが残っていたのかもしれないと、後で思った。今度から秋に出かけるときはミントスプレーを帽子にでもつけておいた方が良いかしら?                

この林道からの登山道は入り口近くからロープが張られていて、軍手をはめて身構えたが、まだ岩交じりの急な山道が続くだけだった。

  

それから1時間くらい経ったあたりから急な岩場が出てきた。今日不参加となられた方が元気だったら、すごく楽しめるのではないかという岩稜が続く。私たちは3点確保で登ったが、それほど恐怖感はなかった。

     

      

体力がいるので30分に一回くらいのペースで休憩をとり、持ち寄った行動食を分け合い、エネルギー補給しながら、高度を上げていった。下の方から日当たりが良いところの広葉樹の黄葉が青空に映え、そのうちに見事な紅の楓も見られるようになる。しかも振り返るとくっきりした富士山が、樹間に見えてきて、楽しい。

   

          

かなり登ったあたりからコイワカガミの群落が見事。かなりの間続いていたので、春に来たら素敵だろう。

                  

さらに岩によじ登るにつれて(一か所トラバース気味の鎖あり)、振り返ると南アルプス方面、本社ヶ丸、三つ峠方面の眺望が開け、またこれから登る滝子山の頂上近くの紅葉が映える。頂上はすでに落ち葉になりつつあったけど。

     

   

さあ、ピークに達したわ、と思うとそこはまだ頂上ではなく、ブログにあったように再度下って、また登るようになる。このあたりになるとそれほどの岩場ではなくなるが、最後の方でロープの張られたところがあった。

     

   

富士山の眺望と共に南アルプス方面もよく見渡せた。 

           

                 

 

                     

浜立山への分岐を過ぎ、この先(下り)危険という立札を見て、人声がする山頂に出た。ちょうど寂ショウ庵の所から3時間余りが経過していた     

 10組くらいのグループが頂上で食事をしていた。富士山がくっきり。本社ヶ丸の頂上付近の紅葉も見事。翻って北を見るとカラマツ林の黄色が素晴らしい。間近のこんもりしていたカラマツの山は、大谷ヶ丸だったかもしれない。

 

          

北東

                   

北方向 

     

北西方向

       

                   

   望遠の富士山    

                      

頂上の平らな日陰に陣取り、昼食タイムとした。今日はバーナー2台あったので、おかずを温めていただくことができた。じっとしていると寒いくらいだったから、暖かいおかずは嬉しかった。

のんびり昼食を頂き、2時ごろ下山開始。スミ沢の紅葉も見事らしいのでそちらから下りる。寂ショウ尾根は、経験浅い我々には下りには不向きだし、スミ沢の滝と紅葉を見たいですものね。

はて、下りはどっちだったかしらと迷ってしまって、若者の後を追う。近くの人にも確認して初狩方面に降りるのと途中までは同じだと分かる。

急坂を下りるとすぐに初狩と笹子方面(鎮西ヶ池方面)の分岐に出た。笹子方面に道を取ると北斜面で日陰の樹木の中の細い道が続くが霜柱があって、滑りやすい。

鎮西ヶ池で軽くお参りして、しばらく落ち葉の敷き詰められた登山道を歩くと、防火帯の明るい草地に出る。ここも登山道はぬかるんでいて、滑りやすい。西の方のカラマツが日に当たって燃えるような黄金色に見える。時折紅葉も。

  

そこから落ち葉の道を下りると、若者たちの軽装の一団が頂上を目指して走るように登って行った。木の幹の下にザックが置かれていた。

その後日差しの気持ちの良い防火帯に出る。日陰の道には一部霜が残っていて、滑りやすい。

西の方に見えるのは八ケ岳だろうか?カラマツがきれい。

                  

   

                 

途中の木の幹の皮が鹿にはがされて、痛々しかったが、そこに何やらうごめくものが見えた。なんだろうと思って声を出したら、仲間の方が蜂だという。望遠で写真を撮った。

   

                    

右側に川が見えてきて、例の黄銅鉱だか黄鉄鉱の粒が光っていた川があって、さがすが今日は水量がすごくて、あまり多くは見られなかった。西日のせいもあると思う。

    

細いザレ場の道を行くと小屋後があり、小休止。そのあたりも黄葉がきれい。

             

小屋の先はザレた細い道が続き、ストックでバランスと取りながら歩くが、数回滑った。

ザレ場に残るキイチゴの花。

 

その上のススキ。多分春にキケマンなどが咲いていたのはこのあたりだったのだろうか?

                       

曲沢峠への道標

笹子駅への道標

           

   

きれいななめ滝(ここがモチガ滝だったのかしら?)

   

       

                

その後、なめ滝を見、大きな滝を見るあたりでは、滝の白さにカエデの赤や広葉樹の黄色が映えて、最高の紅葉狩りとなった。

                       

これが三丈の滝か?

     

大きな滝を過ぎると杉林の中をひたすら下り、滝まで30分(登り用)の標識を下りにまだ滝があるかと勘違いして必死に歩いて行った。

杉林の向こうに鉄塔がある。

橋があり、2つ目の橋を渡って間もなく、林道に出てしまった。

                  

見覚えのある道標地蔵があり、滝子山登山口の標識もあった。日はすっかり山の向こうに落ちて薄暗く、クマ出没の標識はなかったのだが、心配で熊鈴を鳴らしながら歩いていたが、車道にでて山の間から明るさを取り戻していくうちに、鈴は必要ないみたいだったので、しまった。

                   

登りで以前みた小学生が描いたと思われる滝の案内は、下りでは目に入らず、モチガ滝も三丈の滝も気づかないまま、滝の写真を撮っていたのでした。

車道は以前の印象よりも長く、足が痛くなったが、やっと国道?に出て、笹子酒造の建物に入った。約一時間。車道歩きはつらいですね。歩いてきた滝子山方面。

 

笹子川の階段状の施設は魚のためか?

      

酒造館では、飲める人たちはは日本酒や葡萄酒の試飲をしたり、私は塩麹など買い物をして駅に。そこから駅までは10分もかからなかった。

駅では酒盛りのハイカーの一団が陣取っていたので、私たちはホームの待合室に。そこで残り物などを平らげ、電車を待った。幸い座れて、高尾で乗り換え、最寄駅に。8時前には帰り着いた。お疲れ様でした。明日は絶対筋肉痛ですね。

 

 

 

 

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