新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

武甲山ハイキング2015.6.13.

2015-06-14 | ハイキング・登山

今日は親しい友人のグループで、武甲山に行ってきた。総勢6人、うち一人は本格的なハイキングは初めてだそうだ。ちょっと厳しそうだけど大丈夫かしら?若い方だそうだから大丈夫かな?

天気予報はおおむね晴れだったが、登っているうちに雲が広がり、頂上の手前では雨もぱらついたような気がするが、頂上に達したらまた、晴れてきて良かった。

秩父鉄道の浦山口から武甲山、表参道を通って、一の鳥居から延命水に出て、タクシーで武甲温泉に行き、帰りはタクシーで横瀬駅にでた。西武線が事故で、特急が運休になっていて、その次の各駅で飯能にでて、準急で池袋駅に戻ったが、幸い飯能からは事故の影響もなくなって、順調に走ったので、良かった。

明日(14日)はトレイルランの大会があるらしく、そのための黄色の標識が目についた。明日は登山道混みあいでそうですね。---14日朝は雨で中止になったらしい。

池袋駅7時5分発の電車で、浦山口まで直行で9時4分着。特急は使わない方針なので、2時間の長丁場で寝ていくつもりがおしゃべりでほとんど寝られないまま駅に着いた。途中友人たちが特急で追いかけてきて乗り込んでくると思っていたら、乗ってこない。確か中央部の階段で陸橋でつながっているのに。特急に乗り遅れたのかもしれない。

どうしたんだろうと思ったら、人の流れに乗って、西武秩父駅から秩父鉄道のお花畑駅に行ってしまって、直行の電車に間に合わなくなったとか。

前にも書いたかもしれないが、西武秩父駅とお花畑駅は徒歩5分ほど離れているのだが、直行の三峰口行きと長瀞行きはお花畑駅には寄らずに直接西武秩父の線路から連結した秩父鉄道の線路に乗り入れていたのだ。

連絡が取れたら、次の秩父鉄道の電車で来ると言うので、浦山口駅で待つことにした。もともと結構山の出発としては遅めの設定だったのだが、仕方ありませんね。約15分後に集合できた。

カラフルな秩父鉄道の電車、時間によっては土日はSLが走っていて、山道からも汽笛の音が聞こえてきた。

駅の前にはお店も何もない。お弁当をコンビニで買おうとした方がいらしたので、駅員さんにお聞きしたけど、国道にでてしばらく行かないとなさそうだった。それで大目におにぎり持ってきた(つもりだった)ので分けられると話していたのだけれど、実際は私は荷物を入れ替えるときに家に置いてきてしまっていたので。まったくドジですね。その時に荷物を開ければ気づいたのにね。

さて、浦山口からの登山道への行き方はどうなのかな?看板が出ていたけど、そのあたりは詳しくは出ていなかった。とりあえず、坂道を下りて不動の水の所に出た。さて右か左かはっきりしない。

そこにいらした方に伺ったが、はっきりはしなかった。橋立鍾乳洞の案内くらい出ているのかと思ったのに・・・

取りあえず、地図を取り出していただいて確認したら、浦山ダム方向に右に行ってすぐに橋立鍾乳洞、札所28番の案内板があったので、左に入って行く。

すぐにあった階段の上の神社(参拝も大変です)

10分ほどで札所28番の橋立堂の入り口があった。坂を登ると鍾乳洞の入り口の建物があり、その右手に岩壁の前にお堂があった。その手前にはお茶屋さんが数軒並んでいた。

お茶屋さんで、このまままっすぐ行けばいいのか、仲間に聞いていただいたら、まっすぐで良いと言われたが、さらに、「さっき駅でおにぎりが買いたいと言っていたグループか?」と聞かれて「そうだ」と答えたら、なんとこれから自宅で握ってきてくれるという。それでその方は注文し、その間、登山届を描いて登山届の箱に入れるように言われた。(ここでおにぎり忘れたと気づけば私も買ったのにね!)駅員さんが連絡を入れてくださったらしい。ありがとうございました。

実は今回は迷いそうな道もなさそうなので、登山届の準備をしていなかった。紙は置かれていなかったので、一応持っていたメモ用の紙にコースと名前と緊急連絡先を書いて、ボックスに入れた。

おにぎりはすぐにはできなかったので、進んで行けば届けてくださると言うので、皆で歩き出した。大分経ってから車で追いかけてきておにぎりを届けてくださった。面倒をおかけしたのに、2個で300円。その上聞き間違いがあったらしいのだが、お土産までくださったみたい。ご親切ありがとうございました。

その車少し先に行ってからUターンしていらした。今日は縦走なのでお茶屋さんに寄れないのが残念でした。

途中の武甲御御嶽社の鳥居。こちらは裏参道に当たる。

橋立川源流沿いに歩く。

   

道端のヘビイチゴ

県立武甲自然公園の案内。武甲山へは直進。

それからゆるやかな林道を50分程度歩いて、登山口についた。そこからはすぐに急登となった。クマ出没注意の看板もあった。

橋を渡ると本格的な登山道となる。

  

沢沿いに歩き、木の橋もある。濡れていたら滑りそうだが、大丈夫だった。

長者屋敷分岐とシラジクボ方面への分岐?

ピンボケだがホシミスジ蝶?

岩陰だったか木の根のあたりだったかに咲いていたコアジサイ。時折コアジサイが咲いていた。

きつい登りをがんばったら、広葉樹と杉木立の境目にでた。広葉樹の新緑が鮮やか。

気持のよい尾根道

枯れ木の松の赤が目立つ。

大きめのマルバウツギの白い花がきれい。

ところどころに山の北側で行われている石灰岩の発破の時の避難小屋が立っていた。

土日は休みかなと思っていたら、サイレンが鳴って、発破の音らしい鈍い音が響いて来た。幸い遠かったみたいで、何も降っては来なかったが。

トレランのお知らせ

フタリシズカの花がところどころに見られる。中には一本だけとか4,5本花がついているものもあった。

向こうの山並みもうっすら見えたが変な雲も広がって、雨が心配になる。

大きなノリウツギの花

やや急な斜面を登り続けるとまた緩やかな尾根道になった。

向こう側の唐松林の新緑がきれい。

この小さな釣鐘型の白い花は何かしら?調べたが見つからなかった。

こちらは大きな葉のバイケイソウのつぼみだ。

シラジクボへの分岐。もうすぐ頂上らしいが。辛かった登りもほぼ終わりかな?

クワガタソウ

広場に出た。何組かの人たちがお弁当を広げていた。横の方にはきれいな雨水利用の水洗トイレがあった。私たちもそこでお昼にした。もう13時近かったので。

武甲山御岳神社

神社の裏手の方に進むと第2展望台があった。

   

フェンスの真下は採掘場で、その向こうに秩父の街並みが広がっていたが、少しかすんでいた。

第一展望台はちょっと下りたところから行けた。こちらの方も展望はかすんでいたが、くっきり腫れていたら谷川連峰とか赤城山なども見られるらしい。

すぐ下にある小さな鐘楼

足が痛くなったりした人たちは神社の裏手で待っていて、合流して下山開始。今度は表参道を下りる。

杉林の中のジグザグな道をひたすら下りていく。

途中変わった植物があった。蔓性のようだが、花殻かと思ったら暗紫色の花がついている植物で、数か所の群落が見られたが、これも花の名前が分からない。

6/16、ついに判りました!タチカモメヅルのようです。湿ったところに生えるらしい。古い親の野草図鑑に出ていました。

それに時々見られたのがサワギク。葉っぱが特徴的。

淡々と下って行く。道端には時々何丁目の石柱が。

葉も花も小さいノリウツギ?

 

急斜面を下りていく。

橋を渡る。

 

小さな祠

細い不動滝に出た。

大きい杉のところで小休止。でも杉の写真は撮り忘れてしまった。少しゆるやかになる。

隙間の大きな木の橋

本格的登山道入り口

まだ8丁目

以前釣堀だったのかな?

3丁目になった。

自動車の侵入止め

養蜂場があった。ミツバチがぶんぶん飛び交っていた。

武甲山入口の案内板と登山ポスト。熊さんへのお願いの看板もあった。登山者を襲わないでね…と書か荒れていたらしい。私は読まなかったのだが、友人が教えてくださった。一の鳥居の先は広場になっている。

  

       

一の鳥居の狛犬

携帯の電波が届かず、なかなかタクシーが呼べなかったが、大分延命水に近づいたあたりで、仲間の一人の方のドコモがつながったのでタクシーを頼んだ。

そこから間もなく延命水だった。

喉を潤したり、顔を洗ったり。冷たくておいしくて、気持ち良かった!ペットボトルの空き瓶に一本持って帰りました。沸かして飲んだ方が良いかしらね?

どのくらい迎車に時間かかるか確かめなかったのだが、多分15分程度でタクシーが来てくれた。そこのタクシーは、ジャンボタクシーだと一時間当たりの値段になるので、普通車2台をお願いした。

横瀬から武甲温泉まで歩くと10分とあったので、直行していただいた。タクシーの運転手さんが秩父のセメント工場のベルトコンベアーで相当遠くまで運ぶとか、採掘場の機械の話とか、いろいろと地元の情報を説明してくださった。ありがとうございました。

迎車料金を入れて、2710円だった。

武甲温泉は空いていて、少し硫黄の臭いのする温泉で内風呂と露天風呂とサウナもあったが、私は今回はサウナには入らなかった。ジェットバスで腰や足をほぐしてから出た。

今日は午前中は曇りだったが湿度が高くて、汗びっしょりになったので、温泉は気持ち良かった。

喫茶室の一角でビールなどを頂き、歩いて駅に行く予定が、時間がギリギリ。道順を伺ったが、知らない街で電車に間に合うか、皆ほろ酔いで心配になり、結局またタクシーを呼ぼうと電話していたら、ちょうど2台タクシーが来合わせてお客さんを下したので、乗せてもらうことになった。電話予約はその場でキャンセルして、皆で駅まで行った。ワンメーター。

駅についてみたら、温泉に貼ってあった時刻表は違っていて、6時29分発は特急だったのだが、何と池袋椎名町間で人身事故があったとかで運休。次は36分だったかな?それで皆で駅で待っていた。売店は5時で終了していて、お土産を買い忘れた人が当惑していた。近くにはお店が一軒もないのだ。びっくり!

夕暮れのホームからの武甲山(朝きれいに見えていたので、写真撮れば良かったな)

ともあれ、ほぼ予定通りに全員無事に降りられ、電車も飯能乗継で予定通りに時間に池袋に着いた。その後池袋で皆で反省会と次の予定を話し合ったりして帰宅したので、帰りは遅くなってしまった。

雨も降らず、恵まれた一日でした。ドジな私に付き合ってくださった参加者の皆さま、いろいろありがとうございました。おにぎりを分けてくださった仲間の方にも感謝です。ごちそう様でした。

追記:この武甲山、もう少し時期が早いといろいろな花が見られるらしい。セツブンソウの群落もあるらしい。また違う季節に行って見たいですね。

 

 

 

 

 

 

 

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