新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

氷瀑の払沢の滝と三頭山(都民の森)、瀬音の湯2010.1.23.

2011-01-23 | ハイキング・登山

今日は、いつもの仲間と氷瀑の払沢の滝に寄り、その奥の都民の森から三頭山に登った。雪は全くないというので、出かけることにした。

6時過ぎに最寄駅を出て、途中友人をピックアップして、調布インターから中央高速、圏央道を経て、あきる野インターから五日市にでて払沢の滝に向かう。車は少なく、8時過ぎに着いた。

払沢の滝の駐車場のトイレに寄ったが、凍結のために使えたのは、男性用と身障者用のみだった。

少し道をおりてから、緩やかなほとんど平らな道を奥に進み、ちょっと登りになると、もうそこか払沢の滝だった。東屋が横にあって、1月の滝の氷結の状態が写真で並べられていた。

途中の川沿いでも氷が見られたが、滝の上部などかなり凍り付いていたが、寒気が緩んだせいか、一部剥がれ落ちて滝つぼにたまっていた。全面凍結にはもう少しかかりそう。

       

戻る途中に置き忘れられた手袋の霜がまるで模様のようになっていて面白かった。誰の手袋かしら?     

     

戻って、都民の森を目指すが車も少なく快適。空の青がきれいだった。都民の森の直前は工事中とかで信号を待つ。車は来ないのだが、自動的に信号がともっていた。

都民の森の駐車場も空いていたが、準備運動をしているうちに団体を載せたバスが来た。皆同じ色の帽子をかぶっていて目立つ。

私たちは少し歩きかけたところで避難小屋に泊まったという女性二人に出会い、アイゼンが必要かどうかお聞きしたら、まったく必要はないとのこと。埃だらけになるけど、と言われた。それでアイゼンを置きに戻り、森林館に向かった。森林館には寄らずそのまま、三頭大滝への遊歩道をたどる。ウッドチップを敷き詰めた道をのんびり歩いていくと横の斜面にたくさんのシモバシラの氷の花を見ることができた。

    

三頭大滝は、払沢の滝よりも狭いがすっかり凍り付いていて、見事だったが、その下流の方も凍り付いていた。

        

滝見の橋を戻って、東屋の横の登山道を登り始めたが、滝の落ち口もその上流部も凍り付いていて、それは見事な光景だった。下側には水が流れているのだが、それが日の光にゆらめて面白い。

        

凍り付いた川を見ながら進むと、二股に分かれる。私たちは大回りコースとなる石山の路をたどった。うーん、結構きつい道が続く。階段状の路も多く、しんどい。私は以前、下りで使ったのだが、あまり記憶がない。雷鳴がなっていて急いで下りたのだったが。

冬枯れの広葉樹林帯を落ち葉を踏みしめながら、石に注意しながら登る。尾根まで60分というとおり、ほぼ60分で峠に出た。少し行くと富士山が樹間から見えた。もやっていたのでぼやけているかと思ったら、くっきり見えていた。

        

峠の路が快適かと思ったら、また厳しいのぼりがあり、西原峠、槇寄山への分かれ道のところにはベンチがあり、見晴らしもよいので小休止。しばらくはなだらかな道が続くがまた階段上の登りになり、登りきると大沢山で、ここも富士山の眺望が良かった。

うーん尾根道を行けばむしかり峠に出て、そこからは15分程度なのだけど、なかなかつかないなー。地図は持っていたのに、リュックの中から出すのを面倒がってみないまま登るので、後何分かが分からない。まあ、12時にはつくだろうが。

  

大沢山からしばらく登ると三頭山避難小屋があった。そういえば以前ここに寄ったことを思い出した。その時は天気が悪かったので眺望には気づかなかったのかな?富士山がしっかり見えていた。女性たちが泊まったというので、中を見てみた。なかなか立派な避難小屋だった。横にトイレもある。

      

避難小屋からすぐにむしかり峠だった。ここは最初の分かれ道からのブナの路との合流点だ。さあ、もうすぐ頂上だ。しかし、結構階段が続いて、20分ほどかかった。西峰への分かれ道で階段状の道を登ると、西峰の頂上広場があって、ベンチが10個ほど置かれていた。

 
              

私たちは、奥多摩湖を見下ろすベンチ2つに陣取り、昼食。今回もバーナーをお持ちいただいたので、お湯を沸かして、5人全員カップラーメンなどを頂く。お湯を沸かした後は網の上で、おかずを温めた。一人がつくね焼きをお持ちになって温めたが、なかなかおいしかった。その後も次々食料を温めては頂いて満腹になった。また別の友人はアイスプラントを持ってきてくださったが、私もスーパーで見かけてどんな味なのか、興味を持っていたものだった。軽い塩気のある割とあっさりした葉っぱだった。何にも合いそう。今回はマヨネーズをつけて頂いたが。
じっとしていると寒いが、インスタント甘酒を頂いたり、最後はウィスキーをたらしたコーヒーで締めて、下山準備とした。

      


中央峰、東峰へを回ると、あれっ、こんな山の上に橋が架かっていると思ったのだが、それは展望台だった。陽だまりに腰掛けもあって、奥多摩湖側の山並みから関東平野、都心が見渡せた。朝ならもっとクリアに見えたことだろう。

            


そのあとは、鞘口峠(さいくちとうげ)に向けて落ち葉の深いジグザグの道をひたすら下りるが、途中陽光の路という名前に惹かれて下りたが、建物があってそちらの方に下りようと思ったが道がない。下りられなくはないのだが、その先がどうなっているか分からないので
元に戻ると、回廊の路というウッドデッキのような細い道が続く。それでやっと鞘口峠に打どり着いた。陽光の路に下りなければ、もう少し早く着いたかもしれない。遠回りになったらしい。

      

                                            

鞘口峠は奥多摩方面への路の峠になっていて、森林館へはまたもや階段状の広い道が続き、どこまでも階段だねと言いながら下りていくと、スポーツ歩道入り口というのがあって、先ほどの建物に続いているらしかった。後で案内図を見たら、この道も結構距離がありそうだったから、鞘口峠に回って正解だったようだ。

    

森林館の木材工芸センターの建物にやっとたどりついて、中に入ると、すごく暖かい。

たくさんの木工のための機械が置かれていて、木工細工の教室なども開かれているらしかった。親子連れが利用していた。

私たちは本館へと移動したが、そちらもぽかぽかで、畳の休憩室、テーブルとイスがある広間などがあって、結構親子が利用していた。

私は暖かい自販機で暖かい飲み物を買い、小鳥の鳴き声と人形の装置で学習。しかし一回では覚えきれなかったけど。

皆も無料のお茶などを頂いて、少々のんびりしていた。

私は階下の屋外で子供連れが丸太切に挑戦しているのを見て、のこぎりで丸太ののこぎり後をごしごし。全部切っていたら、手が痛くなりそうだったので、やめて皆を呼びに行った。
男性陣ものこぎりに挑戦。まあ、切り落としたら、足だけでなく、手も痛くなりそうだから、ほどほどでやめて、温泉に行くことにした。



最初は数馬の湯によるつもりだったが、見逃して通り過ぎてしまい、まだ行ったことのなかった瀬音の湯に寄った。

駐車場には車が満車に近くて、どうなることかと思ったが、入場制限はなく、すぐに入れた。

泉質がアルカリ性が高いという案内通り、ぬるぬるした湯で、施設も新しく、洗い場も多くて、なかなか気持ちよかった。ジャグジーなどがないのが、登山の後には物足りなかったけど。露天風呂の方が熱くて気持ちよかった。

私はサウナにも入ったがすぐに出て、本当に冷たい冷水に足をつけ、温泉に入り、またその氷のような冷水に足をつけ、また温泉に入って、足の疲れを取るようにした。

温泉の後は付属の食堂で食事。本当は和室でのんびりしたかったが、個室は有料で結構お高かったのであきらめ、テーブル席に。

お値段はほどほどでサービスは気配りがあり、お食事もおいしかった。ただ、ナッツを出したら、持ち込み禁止と後で注意されたが。

広間の休憩室で少し休息してから、帰宅。まあ、渋滞にも合わずに、帰宅できた。

階段が多かったので、明日はまた足が痛くなりそうだ。



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親戚の結婚式

2011-01-15 | 日常

今日は、親戚の結婚式に親に付き添って出かけた。

式が始まるのが11時というので熱を出している家族の食事などを準備して10時ごろ親のところに行ってタクシーを手配したのだが、なんとまだ親は着替えていなかった。この間はタクシーがなかなか来なかったのだが、今日は早めに来てしまったので、待ってもらう。急いで着替えてもらって、やれ帽子だのコートだの、ガサガサの手にクリームを塗って、やっと出発。しかも日曜日と違って道路工事で迂回するわ、渋滞しているわで、ハラハラ。

何とか式が始まる前にたどりついたが、考えてみたら、親も年だし、もう少し前に声をかけとかないとならなかったのだが、こちらもあまり余裕がなかった。

立派な教会は天井が高く、暖房は入ってはいたが、少々涼しい。お嫁さんのウェディングドレスは肩の出たもので、寒そう。親には背中にホカロンを貼っておいた。

式次第が終わってから、なんと外で撮影するという。それもグループごとに写真を取るのだから、時間がかかった。私は厚着で来たからよかったけど、中には薄着の方もいて大変そうだった。一番悲惨なのはお嫁さんですね。最近のお嫁さんは薄着が多いですものね。

その後チャーターしたバスで、披露宴会場に。私は式の開始時間しか見ていなかったのだが、披露宴は2時半からとあった。親族の控室に通された。皇居などの見渡せるよい場所で、普段あまり出かけない親にとっては、よかったみたい。お堀にカモメが50羽くらい浮かんでいた。

披露宴が始まって、お食事が出る。親は鶏肉と豚肉が食べられないので、食事のことを聞いたら、配慮してくださるとのこと。前菜もチキンのコンソメゼリーを使っているということで、代わりにスモークサーモンを出してくれた。私はフォアグラ入りの前菜もキャビアの入ったウズラの卵もおいしくいただいたが。

スープはチキンのコンソメだったので、親には野菜スープを出してくれた。

そのあとの魚料理も親だけ違うものが出た。なにかチキンスープが使ってあったのか?卵が使ってあったのか、ソースが別のものだったようだ。卵もダメと思われたみたい。味はとてもおいしかったが、何の魚だったのかな?ソールと書かれていたが、かなり肉厚だった。日本の舌平目だともう少し薄いが後で調べたら、ドーバーソールというものは身が厚いらしい。

口直しのミントシャーベットを頂いた後は、肉料理。

肉料理は、フォアグラ入りと書かれていたので、フォアグラを除いてほしいと頼んだら、肉にフォアグラを入れてパイに包んで焼いたその店独特のお料理だったために、親だけ、小さなステーキになった。フォアグラって、全然レバー臭くないとは聞いていたが、確かに臭みはなかった。

途中お嫁さんとお姉さんの楽器演奏。10年ぶりという演奏だったが楽しく聴かせていただいた。

すっかり満腹だったが、デザートにケーキ生地の上にアイスの載ったケーキ。果物と小さなコーヒーを頂いて、お料理は終了した。

最後は新郎新婦の合奏。お嫁さんが、ご両親に感謝の言葉を述べると、娘さんのいらっしゃる方が感極まって涙を流された。そのお嬢さんが結婚なさったら、どうなることやら?

最後はビデオで来賓への感謝が述べられお開きになったが、もう日はとっぷりと暮れ、都会の夜景がきれいだった。

なんだかと言いながら、親も頑張って最後までシャンとしていたので助かった。しかし、私は飲めないのにシャンパンとか白ワインとか飲んでしまったので、帰宅したら喉が渇いで、お茶のがぶ飲み。ただ座っているだけだったのに、疲れてしまった。

明日もお茶の行事が待っている。

 

 

 

 

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丹沢大山

2011-01-09 | ハイキング・登山

今日はお正月元旦の竜ヶ岳からあまり経っていなかったので16日にハイキングに行きましょうと言っていたのだが、自分の都合も悪く、今日と思っていた方もいらっしゃったので、急遽大山に行くことにした。

天気予報によると、今日は寒気が緩み暖かいというし、運転なさる方のご都合が悪かったので、電車で出かけた。

昨年は始発のケーブルに合わせて出発したが、ケーブル待ちが寒かったので、出発時間を少し遅らせた。

伊勢原8時45分の神奈中バスに合わせて出発したが、臨時バスも出ていたので、並んで2台目で座って行った。

ケーブルもバスごとに乗る感じで、ほとんど並ぶ必要もなく、乗れたのだが、切符をもらったのに、お金をやり取りするのに、ふとどこかになくしてしまった。もしかしたら落としたのかもしれないのに下を見なくて、あちこちのポケットを探したが出てこない。友人たちが証言してくれたおかげで、余分に払わずに済んだけれど、まったくどうしようもない私だ。

階段を上って下社にでる。昨年と同じ輪をくぐるところがあって、真似してくぐったが、一回間違えてしまった。お参りをしてから登りだす。

昨年は間違えて裏参道から登ったので今年は表参道から登ろうと、破魔矢などを授与するところで聞いたら、お堂の横の階段を上ると言われる。この間間違った手前に階段があって、登山者が登って行っていた。私たちもお祓いの真似事をしてから、登り始める。

神社仏閣って、なんでこんなに階段が多いのかしら?踏み幅も狭くて、手すりは老朽化しているから気を付けるようにとある。それでも気をつけながらも手すりを触っていた。鉄製の手すりは冷たかった。

間もなく石段が続く山道となるが、かなりの登山者。野球チームの子供たちや学生に一団も登っていた。また家族連れも結構いて、小さな子供も頑張っていた。下の方から数えるのか既に4丁目の標識。淡々と登って行く。途中の杉林の中にウサギの耳の形のベンチがあった。

    

やっと景色が開けてきて、19丁目。もうすぐ山頂だったかしら、と子供連れにもう少しよと声をかけたのだが、山頂は28丁目だったので、うそをついたことになってしまった。20丁目あたりが富士見台で富士山の展望が見事。

      

展望が開けた尾根道をさらに登って、そろそろ青い鳥居かなと期待してもまだまだだったが、やっとそれが見えて、すぐ先に大きな鳥居があった。先に行った他のグループの女性が、鳥居をくぐったところから富士山が見えると、写真を撮っていたので、私も仲間を写したが、なかなか鳥居の先の富士山を入れて写すのが難しかった。

            

展望は相変わらず見事で、熱海方面の海が光り、伊豆半島が見える、江の島もくっきり見えて、さらにうっすら房総半島の方も見えた。

奥の院で手を合わせ、その横のテーブルを相席させていただく。いつものごとく、食料を並べ、ランチタイム。今年は日差しが温かく、日陰がちょっと寒かったが、すぐに日が差し始めて、暖かくなった。また焼き網をお持ちいただいたので、食料を温めながら頂くことができた。

珍しかったのは、山陰地方の赤貝(サルボウ貝)の煮つけ。山陰地方の冬の名物でお正月には欠かせないものらしい。これも網であぶって温めていただいたが美味しかった。貝殻付きでお持ちいただいたが、重かったことと思います。ごちそう様。

今日はこの間のお雑煮パックに入っていたフリーズドライのお餅を持ってきて、まったけのお吸い物とかみそ汁、カップラーメンに入れていただいた。私はそれにミニラーメンだけだったので、夕方にはすっかりお腹が空いてしまった。

1時間ほどゆっくり過ごし撤収。トイレが凍結で使えないとケーブルのホームページには出ていたが、今日は暖かくて、利用できた。手をあらう水道は凍結していて使えなかったけど。

トイレ側は雪も残っていたのは去年と同じだった。こちら側は関東平野が一望でき、スカイツリーは見えるかしらと探したが、よくわからなかった。千葉方面まで見えていたのだが。

      

それから日向薬師、見晴らし台方面に下山。これまた階段だらけの登山道。こんなに階段だらけだったかしらと、また思う。こちらに下りる人も結構いて、列を作って下りて行った。幸い凍結していて、ぬかるみになっていなかったので、スパッツをつけ忘れた私たちにはラッキーだった。靴は埃だらけで真っ白になった。

そうそう、のぼりで一緒になったカウベルとつけたワンちゃん、てっきり飼い主が前か後ろにいるものと思っていたのだが、頂上で食事中に飼い主らしい人は見当たらず、皆の食事のところに来ては食べ物をおねだり?していたようだった。私たちが下山していると、後ろからベルの音がするので、ずいぶん早歩きの人もいるものだと思っていたら、なんとそのワンちゃんが追い抜いて行ったのだ。何を合図に下山したのだろうか?どこに向かっているのかしら?

見晴らし台に来たが北側なので、日が当たらず寒い。小休止して、さて日向薬師に向かおうかと思ったが、去年も長い下りでうんざりしたことを思い出し、今年は二重の滝をみて下社への道をたどり、女坂をおりようということになった。

下社への道は緩やかで楽だったが、ところどころ荒れているところもあり、危険な場所もあった。2重の滝のあたりは工事が行われていたが、滝は細いがしっかり流れていた。

   

下社に下りついたが、飲み物が残り少なくなったので、朝見かけたご神水を頂きに行こうかなと思って話したら3人が行こうということになって、また階段を上って行った。疲れた身には結構応える。

お社の横にご神水入り口という狭いトンネル状の入り口があり入って行った奥に竜の口から出る湧水があって、皆が並んで汲んでいた。ボトルも売られていたが、私は空になった水筒に入れさせていただいた。家に帰り着いて考えたら一本親のために求めればよかったなと思った。それから回廊のようになったところを通り、最後はお燈明の台が置かれた通路をくぐると外に出られた。

   

それから、階段を下り、トイレのところで待っていた人と合流。私たちもトイレを使ったが、手入れの行き届いたきれいなトイレだったのに驚いた。一日に何回か清掃されている様子だった。

さて、ケーブル駅に寄らずに女坂と男坂と分かれるところに出たが、そばにいた人が男坂は大変ですよ、というので、素直に女坂をたどる。以前私は一人で下りたことがあって、踏み幅の狭い階段が続くのはわかっていたが、やっぱりなかなか大変だった。若い人たちも結構下りていて、中には駆け上ってくる人もいた。

大山寺にでて、今年は枯れた楓の葉がまだ落葉していないものも多くて、紅葉の時はさぞ見事だろうなと思う。それから、ミツマタもたくさん植えられていて、つぼみがついていた。ところどころ小学生の俳句か短歌だったかがたてられていて、道々のミツマタは子供たちが植えたものらしかった。花の時期に見事だろう。

大山寺からもまだ階段が多くて、少々膝に来てしまったが、やっとケーブル駅横に着いた。そのあたり、早咲きの桜らしいものが3本あって、小さなピンクの花をつけていた。

さて、バス乗り場までは土産物店の間の階段をさらに下りないとならない。行きがけはよい準備運動だったが、帰りはよい整理体操?

前の方に消防士さんたちの姿が見える。ボヤがあったような気配はない。お参りなさったのかしらと思ったりしていたら、今日は出初式だから、という声が聞こえた。ホースが延ばされていた。どうするのかしら?

しばらくして、土産物屋を覗いていたら、急にホースからの水が屋根にかかって、しぶきが店にもかかったりした。それからまた消防士さんたちがこちらの方に来て、放水の準備をしていたので、立ち止まって見ていたら、さらに先の方に向けて、出初の消火儀式をするらしい。打ち合わせが済んで、一人の方の火の用心につかう拍子木の音を合図に放水が行われた。またお店の一部にしぶきがかかったところがあったみたいだったけど。

さっきどこかのブログを見てみたら、朝神社でも放水の儀式が行われたらしいが、水が凍結していてあまり出なかったとか。私たちは珍しい儀式を見ことができた訳だ。

その後ミカンやレモンを買って、鶴巻温泉にでて、弘法の里湯に入り、そばなどを食べて帰宅した。明日は足が痛くなりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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竜ヶ岳のダイヤモンド富士 2011.1.1.(続き)

2011-01-02 | ハイキング・登山

今朝、富士五湖地方で軽い地震があったそうだ。昨日でなくてよかった。昨日だったら、親がすごく心配しただろうから。

そうそう、食事の準備をしているときに、ピンクのウサギの帽子をかぶった4人組の方に、写真を撮ってくださいと頼まれた。撮って差し上げたら、私たちにも帽子を貸してあげるから、写真とりませんか?と言っていただく。遠慮のない私たちは、帽子を借り受けて、写真を撮っていただいた。サングラスのおじさんや髭のおじさん、妊婦姿の私と、ウサギ年の仲間。彼女は一人でも撮ってもらっていた。よい新年の記念になりました。ありがとうございました。

            

ダイヤモンド富士を見た後は、食事の準備。せっかくテーブルを確保したのだが、やや傾いていて、バーナーも倒れそうになるし、霜が降りていて、物を置くと滑って行って落ちそうになる。しばらくして、発砲スチロールの器をくるんできた断熱シートがあったので、それを広げ、新聞紙を広げて物を置いたら、滑らなくなった。持ち寄りのお惣菜を並べるが、女性二人が持ち寄ったものが重なってしまった。

   

バーナーが寒さでなかなかつかなかったが、マッチでやっとつけることができた。網をセットして、餅を焼き始める。弱火が難しくて、焦げる。餅焼きは手が温まって嬉しい。途中で手がかじかんだ人と交代。

焼きあがった餅は発泡スチロールの器を二重にしたものに入れて、次にお湯を沸かす。バーナーがもう一つ欲しいですね。さっきの女性はバーナー持参だったから、私も今度買おうかしら?普通のガスボンベで使うタイプもあるようだ。なべ用のボンベが余っているから、そういうのを買おうかな?

お湯が沸いたら、インスタント雑煮の素を器に入れて、お湯を注いだ。家から持ってきた雑煮のスープと三つ葉は入れるのを忘れてしまった。空いたバーなーで、男性が持ってきた焼き鳥缶を開けて温める。実はザックの中で凍っていたのだ。

その後持ち寄りのエビとか肉とかを金串にさしてあぶっていただいたが、なかなかおいしくなった。アルミ箔も網の上なら燃えなかった。ホイル焼きもできそう。

そばで弁当を召し上がっていた男性からいい匂い、エビ頂戴と言われたが、残念ながら人数分食べてしまったので、分けられなかった。ごめんなさい。

雑煮はインスタントのフリーズドライの餅も入れたのだが、やっぱり本物のお餅は焦げ目もついて香ばしく、おいしかった。いろいろ準備していただいて、ありがとうございました。

友人が持参した生姜入りの焼酎であったまりながら、楽しい元旦の朝食を頂き、最後にこれも友人が持参したコーヒーで締めた。私は今回ミニチュアのウィスキーも忘れてしまった。

なお食事を私だけベンチに座って食べたのだが、テーブル下は冷えていたせいか、突然また右の腿のあたりが攣れてしまって、揉んでもなかなか治らない。ホカロンが残っていたので、ズボンの上から貼ったら、やっと治まった。冷えも関係するようだ。一時は下りられなくなったらどうしようかと思った。

片づけをして帰りはザックの半分をごみが占拠してしまい、服が入れられないので、そのまま厚着で下山。急坂を下りる方が近いが、景色もよくなさそうだし、来た道を戻った方が車を停めたところに近いので、同じコースをたどることにした。もう、人の列もなく、静かな山道だった。その時間帯に登ってくる人たちもいた。前に赤ちゃんを抱いた男性が登って行ったが、ふと振り返ると後ろにもお子さんをおんぶしていた。ご苦労さまです。

下山は最初は暑くも感じず、アイゼンのおかげで滑ることもなく、下りて行ったが、一度登り返すところでは、すごく暑くなり、来ている上着を取って、ザックにはさみ、また途中でスキーウェアを脱いで、ザックの背中部分の空間に挟み、さらに下の方でダウンの中着を脱いで、その上にはさんだので、どこかのバッタ屋のような感じになってしまった。

富士山にはだんだん雲がかかり始め、頂上部は見えなくなってしまった。海には日が当たり、光っていた。途中でヘリコプターの轟音がしていて、一機飛び立っていった。何があったのかしら?元旦の取材かしら?

   

登りでは、分からなかったが、本栖湖は左に見え、杉林の中をジグザグに登山道ができていて、そのあたりは雪が少ない。それでそろそろアイゼンを外そうかと、外したが、まだ凍り付いたところがあって、1人滑ってしまった。同じころに下りた女性はアイゼンを最後までつけていて、正解だった。登山口の先の道路も凍結していたから。

まあ、無事に全員帰れて良かった。

帰りは、元旦から営業しているという、紅富士の湯に入って、ゆっくり昼食を頂き(今日はお風呂と食事のセットはなく、大広間で食事をしたが、ばらチラシ丼、天丼、うな重のセットが1000円でメロンも一切れついていた。運転しない人たちはビールで乾杯。明日も休みとあって、結構飲んでいた。

大広間は、家族連れて満杯。地元の人は一人300円で時間制限もないので、のんびりここで元旦を過ごす人が多いみたいだった。寝ている人たちもたくさんいた。私たちも少し寝て、帰りに備えた。ビールを飲まなかった運転してくださる方と私は、巨砲とバニラのミックスソフトを頂いたが、タップリクリームが詰まっていて、食べ手のあるソフトクリームだった。

最後に3000円以上お買いあげで、何か当たるという。まだ今日は一等(テレビ)が出ていないとの館内放送。土産物を見たら、枯露柿がひと箱3000円で皆で分けてもよさそうだし、親への土産もできるし、と買い求めてた。籤運悪いけど、回したら、3等。温泉の招待券が二人分当たった。6月までに使えばよいそうだ。これで、もう一度このあたりにハイキングに来る口実ができた。実質半額で枯露柿が買えたわけで、小吉くらいかしらね。テレビが当たらなくて残念だったけど。

帰りに見た富士山はまた晴れてきていたので、夕日のダイヤモンド富士を見損なった!と思ったが、頂上付近には丸い雲がかかっていたので、時間に間に合っても見えなかったようだ。3時半ごろ、花の都公園からそれが見えるという予報だったのだ。

中央道の渋滞も予報ほどではなく6時頃には帰宅できた。よい元旦を過ごせて、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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竜ヶ岳のダイヤモンド富士 2011.1.1.

2011-01-01 | ハイキング・登山

新年おめでとうございます。今年も山部が始まりました。

今日元旦未明に、都内を出発して山梨の本栖湖畔の竜ヶ岳に向かった。私は寒そうなのでスキーウェアを着込んで行った。

車で行くことにはしていたが、タイヤのことなど考えていなかったのだが、大みそかから元旦にかけては、全国的に大荒れで関東でも山沿いは雪かもという予報に、富士河口湖町のサイトを見たら、スタッドレスタイヤやチェーンが必要とあり、ドライブに詳しい方も用意したほうがよいだろうとのこと。それで、タイヤやチェーンなど、車を出してくださる方は東西奔走。そしたら、ちょうどスタッドレスタイヤが不要という方がいて、サイズもあったらしく、年末の最終日にタイヤ交換に。

最後の最後まで、予定が確定しなかったが、天気予報も少し変わったのか、山梨は晴れになっていた。

私の方は、どうも竜ヶ岳に行くことになりそうだということで、アイゼンを買いに走ったり、大みそかのおせち料理の準備の間に靴合わせをしたり、ばたばたと準備。寒そうな予報は変わっていなかったし、昨年はマイナス10度だったというブログを読んでいたので、防寒着はどうしようかと悩んだり。

とにかく、持てそうな防寒着を全部持って行った。お餅を焼いてくれるという方もいらしたので、おかずも用意。結構な重量になってしまった。ザックが小さすぎる!

中央高速は空いていたが、パトカーがたくさん待機していた。日の出走行という暴走族などの集団暴走に備えているらしかった。日の出前は混雑するから、皆早めに行くのかしら?

そうそう写真には撮らなかったが、富士急ハイランドのイルミネーションがすごくきれいだった。帰りに見たら目立たないタワーも立派に見えた。

本栖湖キャンプ場の駐車場に入ると、暗くてよく見えないが、そこここに車が停まっていて、テントなども設営されていた。バスも停まっていた。

本栖湖キャンプ場のサイトを見なかったので、キャンプ場の様子がよくわからない。進んでいくと管理事務所が見えて、そのそばに停めることができた。

向かい側には透明のテントがあって、中が丸見えというのも珍しかった。

暗闇の中をヘッドライトをつけて、トイレを探した。ところどころに、トイレの矢印と竜ヶ岳登山口の方向指示板があって、すぐに見つかった。誰もいなかったので、少々不安だったが、すぐに数人の方が見えた。手洗いの水は凍りついて使えない。

戻ってみると車の皆は仮眠中。私も寝ようとするが、なかなか寝られず、寝たかどうかよくわからなかった。

4時半ごろ出発の準備をして出かける。団体の人たちも多い。ぞろぞろとコテージなどの間の道を行く。標識に従って人についていくと右の広い道に出てすぐに左側に登り口があった。階段上のジグザグ道をヘッドライトの列を作って登りだす。まるでお盆の富士山状態だね、と言いながら登る。

既にコテージの間の道も雪がうっすら積もっていて、階段上の登山道も凍り付いていた。

登るほどに雪が増えてきたので、途中でアイゼンをつける。初めてのアイゼンで、うまく装着ができず、あきらめる人もいた。軽アイゼンの人、6本爪の人など、いろいろだが、まあ、皆何とか歩けた。

途中から樹間に三日月と金星が見え始め、間もなく富士山のシルエットが白み始めた空を背景に浮かび上がり、その上に金星と月が見えた。

東屋のあるところに出た。この辺からの日の出もなかなか良いらしく、大きなカメラを構えた人たちが待機していたが、この寒さで1時間以上もじっとしていたら寒くて凍えそうだったので、上に登ることにした。うっすら見える山容に点々とヘッドライトの列が続き、あんなところまで登るのかしら?と不安になる。結構きついのぼりで、慣れないアイゼンのせいもあるのか、足も痛くなってきた。

一度下って、登り返す。ジグザグに登ると富士山の周りの空が赤みを帯びてきて、反対側の山々が赤く染まっていく。

         ←八ヶ岳

頂上が近くなってくると、木々の間に反対側の秩父や、八ヶ岳、南アルプスの山々の雪がピンクに染まる。そのころになると日の出を見ずに頂上の方から下りてくる人もいた。よっぽど込み合っているのかしら?

さらに登ると笹原の丘になり、大勢の人々が待機していて、テントもたくさん。もうだいぶ明るい。

風こそ強くなかったのだが、じっとしているとテントの人がうらやましいほど寒い。私は持参したダウンの中着を着込み、観戦用の長着を羽織った。お腹に小物入れをつけていたので、お腹ポッコリのまるで妊婦さん状態。でも寒いよりはましかと思ってそのままだるま状態で日の出を待った。

富士山頂でちらっと光が見えたところで、あれっ、電池切れ?慌てて電池を取り出して、手で温めてから、挿入しなおしたら、何とか写せるようになったが、今度は手が凍えて動きにくくなった。そうこうするうちに頂上の光がはっきりしてきて、どんどん太陽が上がってきた。

      

ついにダイヤモンド富士を見ることができた。素晴らしい快晴ですっかり日が上がりきるとあたりは日の光が満ちて、暖かさを感じた。

私たちは寒い山頂でお雑煮を食べることにして、テーブルが空くのを待って、陣取る。半分は別のグループが占拠した。女性グループの彼らは熱湯を沸かしてカップラーメンを食べていた。(続く)

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