新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

尾瀬ヶ原散策2015.7.12.

2015-07-15 | ハイキング・登山

今日は、仲間の方々と、同宿のご夫婦と10名の団体で宿のご主人の案内で尾瀬ヶ原に行き、花咲の湯に寄ってから帰宅した。

宿のクリンソウと樹木の花(ウツギの仲間か、百日紅の仲間か?)

   

鳩待峠までは宿のマイクロバスで移動。6時半には出発したが、鳩待峠には8時前に到着。もっと近いような気がしたが、結構距離がある。

鳩待峠から列を組んで山の鼻へ。尾瀬が初めての方もいらして、その方たちを先頭に木漏れ日のさす樹林帯を歩き、宿のご主人の説明を聞きながら歩いた。

帰りに写した入り口

別のハイカー達

オオバタケシマラン(秋に来たら赤い実が並んでいるかしら?)

実のなったエンレイソウ

ツクバネソウ

木の根が絡まった石垣(石垣なんてあったのね)

雪の重みで張り出した木の根元?

石楠花

ヤグルマソウ

なかなかきれい

モミジカラマツ

ミズキかな?

終わりかけのギンリョウソウ

途中木道に薄茶色の大きなナメクジがいて、名前も伺ったが、忘れてしまった。調べたら、ダイセンヤマナメクジだそうだ。

以前途中にショウキランがあったが、もう時期が遅いのかなくなってしまったのか、見当たらなかった。水芭蕉はすっかり育って、実がなっていた。2か所のクマよけの鐘はもちろん鳴らしてみた。良い音だ。

   

涸れた沢

渓流

ミズホウズキ

沢沿いの若いかつらの葉?

ハリブキ(花は終わっていた)

ぶな

クマ棚を教えていただく。

熊の爪痕

至仏岳の中腹には雪渓が残っていて、なだらかな山容が青空に気持ちが良い。

歩荷さんも一休み。重いんだろうな。

川上川の橋のところで、自分ひとりとか友人たちと一緒なら、一息つくところだが、ビジターセンターまで直行。魚が岩陰にいるのが見えた。

岩陰の魚

川べりで秋にはサラシナショウマとかまゆみの実が見えるのだが…

しばらく行ったところにピンクのきれいなタニウツギが一本だけ咲いていた。

山の鼻の手前の木道の間にも以前ショウキランがあったけれど、見つからなかった。

テント場

山の鼻では、トイレ休憩10分と言われる。その後ビジターセンターに立ち寄り、尾瀬の動植物の写真などを見てから、竜宮小屋を目指して出発。

ビジターセンター

お茶を鳩待峠で買えば良かったが、宿で入れたお水のペットボトルだけ持ち歩いた。アイスでも食べたいような晴天で、暑い。参加の女性には山小屋が沢山あるから、買えますよ、などと行ったのだが、竜宮あたりの尾瀬ヶ原の中央部の山小屋のお茶は高かった。ペットボトルは450円。入れたコーヒーなら500円も抵抗はそれほどないのに、やっぱり買う気にならなかった。歩荷さんが運んでくださっているから仕方ないのだが。

かんかん照りの中、でも風は高原の風で気持ちが良い。

ニッコウキスゲちょっと早いけれどそれにしても少ないですね。

咲き残りの水芭蕉

最初に見たのはあやめだったが、写真撮りそこないました。こちらはカキツバタ。

コバイケイソウの群落

群落の向こうの燧岳

 振り返った至仏山

上の大堀左側

上の大堀右側

ヨッピ川らしい。一級河川だそうだ。

行者にんにくの花が草むらに咲いていた。群落のあたりはかすかににんにく臭い。

レンゲツツジの鮮やかな花が残っていた。

トキソウの群落があった。

かんかん照りの木道。至仏山を振り返る。

木道脇のカキツバタ

モウセンゴケの群落

木道近くのコバンソウ?(ちょっと扁平ではない気もするが)

池塘が増えてきた。ヒツジグサが浮いているが花は見当たらなかった。

ウラジロヨウラク(コウラジロヨウラクかも)

立山リンドウ

アサヒラン(サワランともいうそうだ)

トキソウ

サンショウウオがいたけれど隠れてしまった。

尾瀬アザミかな?

放射状の雲だけれど。。。

わずかなニッコウキスゲ。やっぱり美しい。

逆さ燧。風で波立ってしまって、鮮明ではありません。

右手の小山が小さな池塘に映っている。

尾瀬コウホネがちらほらと咲いていた。

浮島の様子

  

中田代の手前

トキソウを写すのに絶好の場所があった。

下の大堀には藻がいっぱい。

ヤマドリゼンマイの群落

中田代(よく水芭蕉の写真で有名だ)

カキツバタ群落(色が上手く出せません)

せん沢

魚影(大きな魚はます?)

タカトウダイ

小魚が泳ぐ池の縁にミツガシワの花が残っていた。

竜宮の水の湧き出し口(左の方が水中で波打っている)

鹿の足跡だそうだ。

咲き残りのリュウキンカ

竜宮小屋遠景

竜宮小屋のあたりは昼食の人で混みあっていたので、先に福島県境まで宿の方が案内してくださった。

小屋の少し先に福島群馬県境があった。

燧岳が間近に迫る。登ってみたいですね。

戻る途中の木道の間に黒花ロウゲの咲き残りがあったがピンボケになってしまった。

至仏山は遠いですね。かんかん照りで辛い。途中日当たりの良いベンチで皆で同じ宿のお弁当を頂いた。美味しかった。遮るものがないので暑いが、風があったので助かった。

竜宮の水の吸い込み口(雪解けのころはもっとはっきりしているそうだが、水が流れ込んでいる。)

立山リンドウ

行きに咲いていなかったヒツジグサが咲きだしていた。花は小さいし近くの池には花が少なかった。

サンショウウオ、半分隠れてしまったけど。尾っぽの方がかすかに見えています。右の方、分かりますか?

珍しいトンボが飛んでいた。葉に停まっていたのだが、偶然、雄(赤)と雌(黒っぽい方)が撮れていた。ハッチョウトンボと言うそうだ。

モウセンゴケ

やっと元の山の鼻に戻った。水が少なくなってきたので買おうかと思ったら、テント場の水は飲めますよと教えてくださったので、水を汲んで、飲んだ。冷たくておいしい。首のタオルも濡らして熱中症対策だ。

小休止してから鳩待峠へ。花豆ジェラートは鳩待峠までお預けだ。

少し先で宿の方がウスバサイシンが咲いていると教えてくださった。草むらの中なので、自分では見つけられなかっただろう。

道々のモミジバカラマツ。葉の違うカラマツソウも咲いていた気がしたが。。。小さなクルマバソウも。でも帰りを急いでいたので写真は撮らなかった。

鳩待峠までの登りは2日間の歩きで結構応えたが、何とかあまり休まずに歩き終えた。子供連れも結構いて、小さな子供をなだめながら登っている親子がほほえましかった。

私と友人は花豆ソフトクリームで涼を取り、疲れを癒した。マイクロバスに乗り込み、皆で、日帰り温泉である花咲きの湯を目指した。

花咲の湯は余り硫黄のにおいはしなかったが、気持のよい露天風呂もあり、ジャグジーもあったので筋肉をもみほぐすことができた。サウナもあったけど、私は疲れすぎていたので、入らなかった。

休憩所は庭に出ることもできて、皆でビールで乾杯。私はウーロン茶で乾杯した。虫を心配したけれど、ほとんどいなくて良かった。風がさわやかで最高でした。

それからもたもたしていたら、沼田5時58分の電車にギリギリの時間帯。結構遠い方もいらしたのでひやひやしたが、途中はしっかり寝てしまっていた。駅に着いたのは電車の5分前。案内と運転してくださった宿のご主人、すっかりお世話になり、ありがとうございました。食事も美味しくいただきました。ごちそう様でした。

沼田駅

電車の中ではすっかり酔っ払った方が周囲の方に若干ご迷惑をおかけしていましたけど、無事に帰れて何よりでした。皆さま、ご一緒させていただきまして、ありがとうございました。

後日談:強い日差しに紫外線除けのリップクリームを持って行かず、また普通のリップクリームもこまめに塗らなかったせいか、あるいは武尊山で結構体力消耗していたせいか、はたまたブログを書くのに無理をしたせいか、口唇炎を発症してしまいました。直射日光は思った以上に体力を消耗させていたみたいです。皆さんも気をつけましょう。私は自分の年齢も考えないとね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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武尊山登山 詳報 2015.7.11.

2015-07-13 | ハイキング・登山

最初谷川岳と尾瀬に行くと言う計画だったが突然尾瀬だけになった。せっかく遠くまで行くので仲間の方の提案で武尊山に登ることを考えた。宿にも比較的近いし。武尊山はどのコースを取っても7時間以上かかるので、その中でも夏山リフトもあり、比較的緩やかなコースと書かれていた武尊牧場(キャンプ場)からのコースを取ることになった。

登山口には9時には到着したいので、やむなく新幹線に乗ることになった。6時8分発のとき3号だが、なんと東京駅に出るのも大宮に出るのも最寄駅は5時6分の電車に乗らないとならない。それなら大宮から乗った方が安いので、大宮で集合となった。4時起きで睡眠時間は3~4時間かな?大丈夫かな?

新幹線の切符、安く買えないかとネット検索したら、金券ショップで回数券を買うのが一番らしい。しかし大宮高崎間の回数券なんてあるのかしら?新宿の金券ショップを何軒か見て一番安いものを買うことにしたが、天気が悪そう。中止になるかもしれないから、直前まで購入は控えていた。

天気予報が良い方に変わってきて、チケットあるかなと心配していたが、購入できた。自由席回数券。

最寄駅から電車に乗ったら、まっすぐ新宿駅に出ないで、新線新宿駅に出た。路線案内ではこの時間で良かったはず。ドキドキしながら、走るように移動して山手線に乗って、池袋に。この時間には湘南新宿ラインも走っておらず、埼京線も池袋からしか出ていなかったのだ。それで池袋から埼京線に乗り換えて、無事大宮へ。居眠りしないように気をつけないと。。。路線案内よりも一本早い電車に乗れたみたい。大宮で少し待つことになった。

集合して、ギリギリで新幹線に乗り込んだ。東京から来るから、乗換時間は一分程度。結構混んでいたのでばらばらに座ることになってしまった。

高崎にはあっという間に着いて、上越線に乗り換え沼田へ。駅前で、タクシーの運転手さんに武尊スキー場のリフトまで行ってもらえるかお聞きした。多分一万円程度だろうと予想していたのだが13000円くらいだと言われて、値段交渉をしたら、裏街道から行ってくださった。平川沼田線だった。

川場村を通り、、朝日小屋のところで、ここから川場野営場にでて登る人もいると言われた。花咲の宿に近いのはおぐな武尊スキー場のようだったが、リフトは動いていないし、登り5時間、しかも前武尊の先ではかなり危険なピーク越しのコースもあるようで、写真を見たらちょっと無理そう。巻道もあるらしかったけど。

それで予定通り、武尊牧場スキー場に行ってもらったのは良かったのだが、なんと降ろしていただいたところはリフトが動いていない。座席も外されていた。あれ、土日は運行しているとホームページには出ていたというのに!タクシーがまだ止まっていたので、その先まで行ってほしいと頼んだのだが、ゲートが閉まっていたと言われて断られてしまった。値切ったのが良くなかったのかも。。。

 

それで時間がどうなるか分からないけどとにかくスキー場の芝生の中を登って行くことにした。トイレもあったし、登山口はその先にあるだろうと登りだした。多分20度もない斜面だろうけれど、相当の急斜面に感じた。歩きやすいような歩きにくいような。

かんかん照りで暑い。最初のリフトの上に出たら、道路に出た。

その先のスキー場の斜面を歩いたら、相当の時間がかかりそう。とりあえず、しばらく車道を歩こうと歩き出した。数台車が通って、止まってくれないかな、乗せてくれないかなと、見ていたら、仲間の方が一台の車を止めてくださって、事情を話したら乗せてくださるとのこと。地獄に仏ってこのこと?

何とか乗り込んで、車で登って行ったら、相当の距離があった。なんとその先の右手に動いているリフトがあったのだ。乗り込んだタクシーは地元のタクシーではなかったのかしらね?帰り、見てみたら、夏山リフトはこちら、と言う標識があったのだが。

その方は牧場かキャンプ場の関係者の方らしく、親切にも登山ポストの近くまで乗せてくださった。ありがとうございました。乗せていただかなかったら、時間的に頂上を極めるのは無理だっただろう。その方がおっしゃるにはササが茂ったあたりから虫が多いからネットをかぶった方が良いですよ!と教えてくださったが、誰も持っていないので、持っていません、と言ったら、突っ走るしかないですね!と言われてしまった。

取りあえず登山ポストにあった用紙に記入して、投函してから歩き出した。このあたり三合平と言うらしい。白樺やブナのきれいな林の木漏れ日の中の、比較的平坦で広い道はとても気持ちが良かった。ルンルン!その先の岩場には気づかずに。。。

映画のロケに使ったという池の跡

トレイルランの大会が明日あるらしい。

武尊山まで56.6キロ???と書かれていた。5.6キロかな?

クマ出没の注意書き。他の最近のブログでは熊にニアミスという報告があったので熊鈴をつけた。

比較的緩やかな道も段々には嶮しくなっていくが、木道もあり、思ったほどの酷いぬかるみはなくて、道々マイヅルソウの群落やゴゼンタチバナ、ギンリョウソウなどを見ながら登って行った。登山ポス路から1時間ちょっとで武尊避難小屋に着いた。スキー場の斜面を登った時間を除いたら、標準タイムかな。

 木道。ぬかるみがひどいとは聞いていたが、まあ、スパッツつけなくても大丈夫かな?(これが失敗、ズボンは泥で汚れてしまった。)

気持のよい針葉樹と青空

小さなキノコ

登山ポストから1時間ちょっとで赤い屋根の避難小屋に着いた。

少し休憩してから少し急な道を登りだすと展望が開けてきた。高山平あたりだ。このあたりまで明日のトレランの標識やリボンが見られた。トレランの日でなくて良かった!

尾根道に近い道を歩いて行くが確かに虫が多い。時々虫除けスプレーをかけるが汗で流れてしまう。はっか水も使ってみた。多少は効果があるようだったが。

中ノ岳か前武尊か

岩場が出てきた。

前武尊か中ノ岳かが大きく見えてきた。

北側の景色残雪の山々が見える。

南側にはスキー場が見えたがどこのスキー場かしら?尾瀬岩鞍スキー場かな?

ゼビオス尾根がどのあたりだったか分からないが、2時間ほどアップダウンを繰り返して行った岩場の先に垂直に近い鎖とロープが何本もぶらせ下げられた鎖場が待っていた。下りてくる方たちも中古高年が多くて、彼らも下りてきたのだから、私たちも登れるだろう、と言い聞かせた。解説書にはちょっとした鎖場、と言う程度の表現だが、私にとってはかなりの鎖場だった。

   

先頭は友人が取ってくださって、私もドキドキしながら登る。さすがにしんがりを務める勇気はなかった。若い方に下にいていただいたので、ちょっと安心?まあ、重い私が落ちたら共倒れかもしれないけれど。

岩場の横にミヤマダイコンソウが咲いていた。写真など取っている場合ではないのだが。。。

取りあえず、先行者のルートを参考に鎖とロープを持って、足を岩に乗せ、しかし、とっかかりが少ししかない所もあって、慎重に登った。ロープと鎖が頼りだった。

3段の鎖場を登り切ったらほっとした。これを下りないと帰れないけど。。。

ミツバオーレン

すぐに中ノ岳の分岐の所に来た。もう1時だったので、少し広めのところだったから食事タイムにした。

食事で休憩していたら、ご高齢の方がおひとりで反対側に座られた。相当のご年配と思ったら81歳とか。続けて奥様らしい方が見えたが78、9歳だったかしら?ともかくもびっくり。これから前武尊の方から下りられるというのでさらにびっくり。

その方がこれから先はまあまあ楽だよ、とおっしゃるので期待して、頂上を目指した。

私はもうバテバテでめまいを起こしかけたので、ザックは置いてウェストポーチと水を持って、登ることにした。友人が薬も持って行ったらと声をかけてくださったのだが往復1時間程度なら大丈夫でしょう!と思って、置いて行ったら、途端に段差が大きい岩場に足を上げるたびに腿の筋肉が攣れてしまって、もみほぐしながらの登山となった。段差が大きいと下りでも攣れた。コムラケアがザックに入っていたのに!

分岐のすぐ先に、笹清水という水場があって気持ちよさそうだったが、大分時間も遅くなっていたから、寄らずに登った。

雪渓も見えてきた。

登山道にも雪渓あるかも、と本に書かれていたが、確かに雪渓を渡ることになった。ただ滑り落ちそうなところはなく鞍部に雪がたまったみたいなところで、涼しく気持ち良かった。三ツ池という池がある場所だったが池は見当たらなかった。雪渓に覆われていたが、細長い池が三つ続いているのだとか。

三ツ池あたり

 

雪渓の先の岩場を登って行くと、石楠花が現れ始めた。

ピンク濃いのはアズマシャクナゲかな。白っぽいのがハクサンシャクナゲか?

そしてヤマトタケルノミコトの銅像が目の前に現れた。よくこんなに大きな銅像を建てますね。何で運んだのかしら?

その横を回り込むと頂上だった。360度の眺望。少しうす雲が広がってきたが、晴れ渡った空の下に、赤城山、日光白根山、会津駒ヶ岳、燧岳と至仏山、平が岳、巻機山、谷川岳、多分苗場山の方も見えていたと思うが、しっかり方位盤は見なかった。

   

       

手前は前武尊山と剣ヶ峰岳

           

                

しかし頂上まで長かったですね。

わずかな木蔭で寝てしまっている若い人もいらした。ハードなコースを登ってきて、ばてたのだろうか?私も昼寝したい気分だったが、帰りを急がないと。

記念写真を撮ってから下山。雪渓はやっぱり気持ち良い。暑いので笹清水で顔を洗い、水を補給した。冷たくておいしい。首を冷やすために、手ぬぐいを濡らして巻いたら、すごく気持ち良かったがすぐに乾いてきてしまう。

ここで私はザックからコムラケアを取り出して初めて飲んだ。すると不思議、何か体が軽くなって、その後まったく攣れることはなかったし、下山がとても楽だった。さあ、頑張って下りよう。

コバイケイソウ群落とウラジロヨウラク

鎖場に着いて、怖いけれど下りるしかないので、先行の友人のアドバイスで下りて行った。濡れているところもあるので緊張。しかし何とか下りられた。ただ、下りたあたりに虫がひどくて、私ともう一人の方が耳のあたりを噛まれてしまった。しばらく痛痒かったのだが、すぐにかゆみ止めパッチを取り出せず、放置していたらかゆみは収まった。

その後は長い道のりを下りるのだが標高差が少ない分、短時間では降りられず、やっぱり3時間以上かかってしまった。仲間の方で水分の摂り方が少な目だった方が少し具合悪くなられて、ぺーすを落として歩いた。

避難小屋が見えた時はほっとしたが、避難小屋から登山ポストまでは1時間ちょっとはかかるし、三合平リフト下まではさらに30分かかる。

木道が見えてきてほっとする。

途中で宿の方に電話をしたいのだが、なかなか携帯がつながらず、結局ソフトバンクの携帯の方がつながって、予定よりも少し遅くなりそうだと連絡を入れることができた。三合平くらいまで迎えに来てくださるというが、もしかしたらゲートが閉まっていて入れないこともあるとか。そうしたら、一番下の動いていなかったリフトのところまで歩かないとならないから1時間さらにかかりそう。

登山ポストにたどり着き、キャンプ場風の場所を歩いていたら、朝乗せてくださった方が機械の手入れをなさっていた。お礼を言って別れたが、道順を確認したら良かった。

気持のよい高原風景

あやめ?

あざみ

十字路に出たが、さてどっちがゲートの方だったかしら?右に出るような気もしたのだが、うっかりキャンプ場の人気のある方に向かってしまった。

どうも違うみたい。キャンプしていた家族連れにお聞きして、後戻る。舗装道路を歩くのは大変。相当疲れ切っていたので、戻ってまた道路を歩くのが苦痛だった。その辺りの道路はすごく立派で、ずっと下の方はそれほどでもないので、つながっているのか?この道で良いのかしらと心配になってしまった。

足の裏が痛くなってきたが、頑張って下って行ったら、下の方からワゴン車が登ってきていた。あーあ、助かった。これで一番下まで降りなくて済む。

広い道路でUターンしてくださって、どろんこの登山靴の私たちを快く乗せて、宿まで運んでくださった。待っていた尾瀬行きの仲間も和やかに迎えてくださって、ほっとした。

お風呂で汗をのんびり流していたら、私だけ夕食に遅れてしまって、皆さんをお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。風呂道具を持ったまま、食堂で夕食を頂いた。飲む方が多いパーティなので、賑やか。前菜にスープ、サラダ、魚料理にステーキまででて食べ過ぎ気味。デザートと紅茶が出て、満腹。

それから仲間の方のクラリネット演奏会があって、聞きなれたジャズの曲が多かったので、楽しく過ごすことができた。これまで間近にクラリネットを聴くことはなかったが、良い音色ですね。ありがとうございました。

その後、企画者の方が、夜空が素晴らしいですよ、とおっしゃるので、サンダルをお借りして交替で見に行った。高原の風は気持ちよく、周囲が暗いので、本当に素晴らしい星空だった。残念なことに少し雲が流れていて、どれが天の川なのかわからなかったし、流れ星見えないかなと思って見ていたが、流れ星は見えなかった。首が痛くなったので部屋に戻り、さらに酒盛りに少々お付き合いしてから、男女別の部屋に戻って休んだ。さすがに疲れていたせいかすぐに休めた。

2日目は尾瀬ヶ原周遊の予定。しかし暑そうですね。

明け方の尾瀬を見たいから3時起きで送迎してもらいたいという企画者の方のお話だったが、さすがにそれは無理でしょう。と言うことで5時起きで5時半朝食。ロールパンにかぼちゃのスープかな、おかずがついて美味しい朝食でした。朝はコーヒーだったが、私は紅茶にしていただいた。ごちそう様でした。

あれだけ上り下りしたので、きっと筋肉痛が起こるだろうと思ったのだが、コムラケアのおかげか、まったく筋肉痛が起こらなかった。血行を良くする作用があるのかな?シップ薬も貼らずに痛くないのだから嬉しい。

武尊山、なかなか素晴らしい山でした。天気に恵まれたのが一番でしたが。

尾瀬については別に書くことにしよう。

そうそう、虫刺されの痕、一度消えたかゆみがだんだん復活して、しばらく続いてしまった。しつこいかゆみ。なんの虫だったのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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上州武尊山登山と尾瀬ヶ原散策2015.7.11,12(速報)

2015-07-13 | ハイキング・登山

11日は、早朝から出かけて、沼田に出て、タクシーで武尊牧場スキー場のリフト乗り場に行き、ハプニングでいろいろ大変だったが、最終的には鎖場あり、雪渓ありの武尊山に登り、同じ鎖場の下降に緊張したが、無事に下りられた。最後はスキー場の途中で、宿泊先の送迎車に拾って頂いて無事に宿にたどり着いた。

快晴の下、360度の展望を楽しむことができた。

夜は仲間の方のクラリネット演奏を楽しませていただき、演奏後は、他の民家から離れていて周囲が暗いペンションの庭で、素晴らしい星空も鑑賞できた。

2日目は贅沢なガイド付きの尾瀬ヶ原散策。一人や自分の友人たちと歩いた時には気づかなかった竜宮の意味などを知ったが、ニッコウキスゲには少し早いこともあったけれど、あまりの少なさに、本当にびっくりしてしまった。鹿害だけでこれほど消失するとは思われないということで、他にも理由があるかもしれないとのこと。

一時、人気が出すぎでて人出が過密になったことも遠因なのかもしれない。

暑さに少々バテたが、無事に帰り着くことができました。企画の方や、鎖場をリードしてくださった親しい友人、参加の皆様に感謝いたします。親を見てくれた家族にも感謝です。

家に帰り着いたら暑さに閉口した。熱中症にならずに良かった。

詳細は後日報告します。

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