新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

金峰山2016.10.23.

2016-10-24 | ハイキング・登山

天気予報はくるくる変わり、土曜日朝には登山不向きとなってまた日光白根山の二の舞かしら、と心配したが、夜の予報では山梨は日中の雨の危険はさほどないみたいだった。よかったー!

昨日の日曜日に金峰山に登ってきた。

金峰山は交通の便が悪くて、特に首都圏の東部からだと日帰りが難しい。それで山仲間の若い方が運転してくださるというので、仲間と行こうということになった。

今回は新人の若い女性が参加することになったが、大丈夫かな?私の記憶はもう薄れてしまって、山の本の往復4時間半程度という言葉だけで、まあ大丈夫かな?と思ってしまった。

ストックを一本余分に持っていこうかな?また余計なお世話だといわれてしまうかな?それで結局もっていかなかったのだが、やっぱり持って行った方がよかった。新人の方に2本ストックを貸してしまって、自分はちょっときつかったので。。。代わりに他の方に借りた予備の一本ストック、ちょっと調子が悪くて使い辛かったのだ。

翌日の家族の食事やお弁当を作り、あれも親の部屋に持って行っておかないととか思って遅くなったうえに、あれこれ考えて、また眠れなくなり、睡眠時間は約3時間半程度になってしまった。困ったものだ。ベルで起きられたのは奇跡的?

朝、大宮からの仲間が乗って、私と友人は新宿駅前で拾っていただき、途中では富士山がくっきりと見え、団子坂で休憩。笹子トンネルを出たらなんとすっかり曇ってしまって、山は雨かと心配になった。

勝沼インターからフルーツラインを経てクリスタルラインへ。くねくねの道が延々と続いた。こんなに長かったかしら?しかし、大変な運転をしていただいているので、ぐうぐう眠るわけにもいかない。途中、ナビに小学校の表示があって、こんな何もないところに小学校などあるわけないと思っていたのだが、琴川ダムのあたりに少し温泉旅館とかの集落があり、学校があってもおかしくはなかった。キャンプ場にテントも見え、車も止まっていた。

高度が上がるにつれて、晴れ間が出てきて、だんだんに朝日を浴びた紅葉が輝くのを楽しみながら、いつか見た立派なガードレールはまだかしら、と友人と話しながらローリングロードをたどった。カラマツはもう葉が枯れたようになっているものもあったが、上の方はまだ黄色が残っていて不思議だった。

途中五丈石がよく見えるところがあると思ったが、その場所を通り、だいぶ上に営林署の案内板とともに、木目調の太いガードレールが見えてきたが、8年前に来た時と比べたらだいぶ色あせてきていた。

間もなく車が路肩に何台も止めてあり、この分だと駐車場満杯?と思った通りほとんど満杯。仲間が見に行ってくださったが、さらに進んだ長野側に降りないと止められない見たい。車の止め方をもっと工夫すればもっと止められるのに!とまだ運転してきた方がいらした人に寄せてもらったらどうかしら、などと思っていたところに、早く着て、観光だけして帰る車らしい車があったので声をかけたら、間もなく出るというので待機していたら無事に止められて、すごくラッキーだった。

新人の方はこのくねくね道に気持ち悪くなられてしまったようだったが、大方寝ていて何とか大丈夫そう。

しかし駐車やトイレが混んでいたことなどでもたもたしていたので、少しだけ準備体操をして、出発は10時15分ごろ。私は先に反対側にある大弛小屋で、100名山バッジを仲間のために購入。(この小屋のそばに水場があるらしい)

間もなく針葉樹林帯の中の石ころだらけの急登が始まった。こんなにきつかったかしら?

アップダウンを繰り返しながら、朝日峠に着いたかなと思ったが、それからも急登があり、さらに緩いが樹林帯のアップダウンを経る。ところどころの樹間から富士山が見える。

ここは朝日峠かしらと思ったがまだだった。

遠目に青空を背景に木に赤いテープが張られているのかとおもていたら、ナナカマドの実だった。

その後もアップダウンを繰り返す。(後で冊子を見たら6回こぶを越えるとあった。)

縞枯現象 富士山は移っていなかった。

ここが朝日峠。下に小さく書かれていた。

まぶしくてカメラの画像が見えないまま取った富士山

岩の重なる大ナギという稜線にでた。

ここは最初に連れられてきたときは怖くて仕方なかったところだが、展望は抜群。富士山もまだ半分ほどは見えて、ふもとの紅葉が見事。反対側の山並みの紅葉も美しかった。新人の若い女性もこわごわだが、何とか通過。この展望があるから山はやめられないのですよね。この辺りからシャクナゲも増えてくる。

反対側に五丈石が見えてきた。

途中の2000メートルの印。だけどここから600メートル近く登るのかしら?ちょっと信じられない。

この辺りの比較的緩やかな道でモンキチョウが新人の若い女性の衣類に止まったのだが、結構長い距離離れなかった。美人が好きなのかな?

ほかのハイカーも小休止。眼前に金峰山がそびえているが、三角点?

朝日岳についたらしい。朝日岳とは書かれていないのだが、これが標識だとほかのハイカーがおっしゃる。

ちょっとベンチなどもあり、小休止。

前方に金峰山がよく見渡せた。右手の岩峰が瑞牆山かどうかは分からなかった。

一度露岩帯の急降下がある。降り始めのカラマツの色が鮮やか。

ストックが邪魔でしまったり、また出したり忙しい。何とか若い新人の女性も無事に降りられてほっとした。

パートナーはどんどん進むので、追いつくのが大変。あと30分という訳にはいかず、やや巻道気味に回り込んで登るのでそれほどはきつく無いのだが、疲れも溜まり、高山病的にもなって歩くのがつらくなる。どんどん下山のパーティも増えてきた。

途中、ヤマノススメというアニメの宣伝をしながら降りてきた二人連れがいらした。

他の下山の方に、あと10分くらいですよと励まされた。相当に疲れた顔だったのだろう。でもこういう時に転んだりしやすいから慎重に焦らずに皆にも声をかけて登った。

シャクナゲの間を通り抜けると、山頂の広場状のところに出た。

少し先にケルンが見え、その向こう側に瑞牆山が霧の合間に見えた。

幻想的ですね。登りたくなります。

ハイマツ帯の先に、まだ富士山の頭も見えていたが、写真に撮りそこなった。五丈石のところまで頑張ろうと思ったのだ。

大きな石を乗り越えて、やっと金峰山山頂に着いた。皆さん次々に写真を撮っていた。

広場状のところから大石を伝って五丈石の方に出るのだが、8年前の最初の時に右寄りに行って、ふみ跡が薄くて危険を感じて戻ったのだが、先に進んだ男性軍がそちらの方に行きかけていたので戻るように言ったが、彼らはそちらを進み続けてしまった。まあ、大丈夫だったみたいだがハラハラしてしまった。

足元のシャクナゲ(黄花かもしれないが)

展望の後大きな石の連なりを超えないと五丈石にはたどり着けない。

私たちは多くのハイカーがたどっていた右側の石の連なりを伝っていったが、初めての方には恐怖だっただろう。私も記憶が薄れてしまって、こんなに大変だったと思わなかった。

下山中のお孫さんを連れた女性が、登る人が途切れず、危ない方に行こうとなさったので、絶対そっち側に行かない方がよい、と強く言って、登る方の数人に、そこで途切れたら、降りる人に行ってもらいましょうと声をかけた。何しろ子供を連れているのだから、危険は避けないとね。でもあちこちで待ち時間が多かったと思う。いくら登り優先といっても、譲り合わないとね。

そんなこんなでやっとのことで五丈石のところに出ることができた。(岩と言っていたのだが地図を見たら石だった)大方13時。

風も弱くて暖かくてよかったわね、と言いながら食事準備をして、私はパートナーの用意してくださった暖かいインスタントドライカレーを食べたり、おかずや友人が用意してくれたみそ汁を頂いたり、新人の方の中国の珍しいジャスミン・ミルクティーをいただいたりしているうちに周りの景色は真っ白に。まだ頂上に霧はほとんどかかっていなかったが、気温も下がってきた。

寒くなってきたから、とミルクティーに持参したミニチュア瓶のウイスキーをたらしたら、私が思った以上に入って、ちょっと酔っぱらってしまった。山の先輩の友人には、お酒を飲んでよいのは高度千メートルまでだと叱られてしまったけれど、あとの祭り。

また岩の間をたどって行っている間に、なんだか気持ち悪くなってきた。酔っぱらったみたい。あら、大変!先頭に立ってやや危険な方に行ってしまったパートナーはちょっと転んでしまったのだが、岩が立ちはだかって駆け寄ることもできず、まあ、立ち上がったので大丈夫だったらしいが、ウィスキー紅茶を飲んだせいだったかもしれませんね。申し訳ありません。 

何とか朝日岳に登りついたので小休止して、昼に食べなかった柿を食べた。そういえば柿は酔い覚ましになるのだったわ。先に進んでいただいた運転の方には申し訳なかったが、残さず皆でいただいてしまった。

おかげで酔いはさめて、歩く危険は減少!ほっとした。

しかし女性軍はバテた新人の方をサポートしながら(といっても、自分もバテていたわけだが)、ゆっくりゆっくり歩いたので、だいぶ時間がかかった。雨も降りだしどうなることかと思ったが、幸いに小ぶりのままでやんでくれた。

どんどん追い抜かれて、瑞垣から縦走してきたというテント装備のグループに追い抜かれ、最後に二人連れにも追い抜かれて、私たち4人だけ。最後の登りと思って降りるとまた登りがあり、いよいよ車の音が聞こえてきたときには狂喜した。本当にこれが最後の下りだわ。ここでも気を緩めて転ぶこともあるので、慎重に降りて、やっと平たんになったときは本当にほっとした。

新人の方本当に頑張られましたね。最後はハイタッチ。友人はハグしていた。彼女、若い新人にはこのコース無理ではと、相当に危惧なさっていたのでね。私も標準で4時間半だから何とかなるかなと思ったけれど、なかなか厳しかったことだろうと反省した。全部で7時間かかってしまいました。ほぼ17時に降りついた。

ともあれ、大きなけがもなく、全員無事に下山できてよかったです。気温はどんどん下がり、降りついた大弛峠は2度くらいに下がっていたらしい。でも車を暖かくしていただいたので、誰も風邪をひかずに済みました。渋滞もあり、都内を避けて大回りで大宮解散となり、友人と私は軽食を取ってから帰宅したので、帰り着いたのは11時過ぎだったが、昼過ぎまでは日が差し、富士山も見え、紅葉の山並み、遠く雪を抱いた山も見えて、登りがいのある山旅でした。

そうそう帰りに寄った三富の湯の温泉、白龍閣、シャワーも温泉らしかったが、温度調節がうまくいかず、冷えていたのに水のようなシャワーや今度は熱すぎるお湯になったり、友人はトイレが流れずたいへんだったとのこと。風呂場にも水の栓があればうまく調節できたのにね。私はロビー横の快適なトイレを使わせていただいたが。故障中とでも表示してあればよかったですね。500円とはいえ、お金を取っているので、何とかしていただければと思った。

ともあれ、長時間運転してくださった方に感謝します。

なんと年齢の高い順の2名が今日は仕事。新人の方は今日は休みを取ったとか。他の二人も今日はお休みなのだそうだ。よく働く高齢者です。。。

帰宅したら、昨日は植木屋さんが急に来るというので、お茶セットなど袋に用意して紙に植木屋さん用と書いておいたというのに、親が部屋に持って行ってしまっていて、せっかくガレージに用意したお湯は使われず、お茶もお茶菓子もなしとなってしまっていた。その分いつもよりも代金高くなっていたみたいだけれど。。。

今朝お詫びしておいた。親はもう本当の認知症に進んでしまっている。夏は甘いものしか食べなかったけれど、そろそろ食欲も出てきているから、甘いもの制限した方がよいのかしらね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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日光白根山(菅沼登山口-8合目撤退-ロープウェイ)詳報2016.10.8-9

2016-10-10 | ハイキング・登山

100名山の日光白根山に行こうということになったが、なかなか不便な場所にある。そう何回も前泊する余裕はないし、最初は早割の新幹線で高崎まで行けば、何とか10時ごろにはつきそうだったが、最終ロープウェイに間に合わせるには相当に頑張って歩かないと無理そう。それで眠れないことを覚悟で夜行のアルペンバスに乗ることにした。ちょうど紅葉シーズンの始まるこの8日と14日の夜行バスがある。ただ9日発はない。

竹橋ではなく、新宿から乗ることにしたが、路線バスではないので、バスタではなく、都庁の地下駐車場。ちょっとムシムシしている。

8日夜発の毎日アルペン号で、日光丸沼行きに乗り、朝4:20頃到着。珍しい女性ドライバー。

電話で、前に読んだブログで3:50着とか書かれていたので、バス会社に電話して事情を聞いた。4:25着と書かれているのに、雨が降っていたりして、そんなに早く降ろされたらたまったものではない。もう秋で5時半ごろまでは真っ暗だろうし、茶屋のトイレだけは利用できるというが何もないところのようなのだ。それで確認したら、4時25分までは待機させてくださいと運転手さんに言えば、待機してくれるはずとのことで、まあ安心して乗車。おかげでか、発車時間まではほぼどこでも待機してくれていた。

天気予報がコロコロ変わって降車場所に迷った。(特に「てんきとくらす」のサイトの情報がいつも大体当たるので参考にしたのだが何とか持ちそうだったのにそれが直前で早朝は雨に変わってしまった。)終点のロープウェイ駅で、2時間半から3時間くらい待機することになるが男女別更衣室が解放されるので、寒さは大丈夫そう。しかし寝ることができるかどうかは分からない。更衣室がどういう作りなのか分からなかったのだ。

降車場所はバス会社の営業時間内に連絡すれば変更でききるが、バスの運転手さんに行っても絶対変えられないと言われてしまった。2時間半あればほとんど頂上近くまで歩けるということで、雨の危険はあったが、菅沼登山口(菅沼茶屋の前)のままにしてしまったのだ。大体は運に恵まれ、最初から雨ということはあまりなかったから、自分たちに過信していたかもしれない。

距離的には近いので3回くらい駐車場で休憩タイム。佐野インターチェンジでは30分の食事タイムと言っても真夜中だ。ツアー客でもないが、ラーメン食べている人がいて、おいしそうだが、食べずに無料のお茶を私は飲んだ。紙コップがほしかったからだ。

どこかでもう一度トイレ休憩があったかな?よく覚えていないところを見ると多少は寝たのかしら?

ほとんど眠れないまま、いろは坂を運行しているのを見る。

次は日光の二荒山神社の駐車場。待機時間中は消灯されるが、同行者の親しい友人はトイレに行きたいと運転手さんに行って降車。なんと神社のところのトイレだという。それから次々とトイレに立つ人がいた。ドアーを開けるたびにピーピー音が鳴って、寝られたものではない。

出発の10分前には同じ場所でのトイレ休憩だった。私も行っておいた。外は寒い。

4時ごろ金精トンネルの横の駐車場で待機。4時10分ごろに寝ていた人を起こし、2名が下車。こちらからのコースはきつそうだが、この暗闇を登るのでしょうか?

それから間もなく、菅沼登山口に到着。4:20で、雨は降っていなかったので、7人が下車。10人余りは終点に行くようだ。バスは4:25までヘッドライトをつけて待機してくれたので、その間はあたりは明るかったが、バスが行ってしまうと真っ暗闇。

7人の方は茶屋の前のベンチに腰掛けて準備。誰かがトイレに行ったのがヘッドライトでわかる。私もヘッドライトを取り出して装着するが、なぜかあまり明るくない。パートナーが反対向きだと直してくださる。

中年の男性3人組はヘッドライトの中でおにぎりを召し上がっていた。ほかの単独行のお二人もこの菅沼登山口から登るのは初めてという。3人組は少し明るくなってから登るつもりとおっしゃる。私たちもパンだけ食べた。

単独行の方が登山口を探しに様子を見にいらして、大体のところを伺った。

前もってその登山口から登った方のブログで、大体のところは覚えていたが、細かい部分のブログを印刷してくればよかったと反省。昔はそういうブログ記事を持参して登山に臨んだことを思い出した。

それで登山ポストの位置を教えて頂き、同行者に記入していただき投函。投函口のところに駐車料金を入れるようにもなっていて、投函口を見間違えてしまった。

私たちが記入しているときに単独行の若い方がさっさと行ってしまう。そのあと、茶屋の関係者の方が、止めてある車の件で、声をかけてきたが、その時に細かいことを聞けばよかったなと、また反省。

歩き始めてすぐに雨がぽつぽつ降りだした。まだたいしたことはなかったが、濡れてからでは体温が奪われると思って、上下とも身に着けた。登山靴がレインウェアのズボンになかなか入らず苦労する。大きな看板に寄りかかってやっと着られた。ザックカバーもつける。

駐車場という看板に沿って歩くが、なかなか登山口に着かない。広い駐車場の奥に登山口の大きな看板があるとブログにはあったけれど。そこを右手に行くのだとか。

やっと大きな案内板のところに着いた。10分くらいかしらね。

ここを右に行けばよいのだ。細いがはっきりした道を進む。周囲は何かの花が咲いたあとが残っている原っぱのようだ。

そこからしばらくは順調だったのだが、川原のような感じのところで、同行者にここでいいのかなと言われつつも他に道らしいところはないからと進んでしまった。大きな岩があって、ブログで見た写真のように木の枝も立てかけてある。ちょっと少ないし、先には通せんぼのような太めの枝が寝かせてあるようにも思うが一応行ってみた。でもやっぱり、それ以上は行けそうにない。

危ない時は戻る、という鉄則に従い暗い中を戻るが、戻る道も少し違ってしまって、あたふた。でも大きな石が目印になって何とか戻ることができたが、あぶない、危ない!岩がゴロゴロしている川原状のところだったので。

パートナーが看板があったあたりに戻ろうというので、そこまで戻った。20分くらいのロス。雨は本降りになってきたが、雨宿りできるような大きな針葉樹はない。広葉樹はほとんど、落葉していて雨宿りはできないのだ。

山友に「迷子になりそう」、とメールしたつもりだったが、電波が既に届かない場所だったらしく、帰宅するころ届いていないことに気づいた。

誰か来るまで待とうとしばらく待っていると、ヘッドライトがだんだん近づいてきた。よかったー!単独行の同世代?の方だった。道しるべになる何かの機器をお持ちになっていらして心強い。さっき通った道をまた一緒に歩く。間違えたあたりを念入りに見ながら道らしいところを探す。先ほどは左手に進んだので、右手をよく見たら、道らしい跡があった。

そこを進むうちに、私たちより前に進んでいった若者も見を間違えたらしいと戻っていらしたところに出会う。4人になって心強く、歩いて行った。この辺りは道しるべになる標識もピンクリボンも全く見当たらない。たぶん明るければ道を間違えることはないのだろう。

空がいくらか白んできて、山かげが見えるようになるが、足元はおぼつかない。少し進むと、また大きな岩があり、その下にたくさんの木の枝が支えのように置かれていて、写真で見た通り。ここは間違いない、ということで進むと右手に登る登山道がはっきりした。

またしばらく樹林帯を進むとロープで侵入禁止のところがあり、これもブログで見た通り。ここも右手に登山道があった。

しばらく進むが、私がストックを出している間に、お二人は先に進まれた。その後あとから追いついていらした三人組にも抜かれて、私たち二人はゆっくりペースで雨の降る中を進んだ。昼間ばっちり部屋の片づけに精を出してから親の食事の準備などで疲れた上に何しろ寝ていないのが堪える。

樹林帯の結構厳しい道はそれでも風をほとんど感じずに登って行けたが、岩が濡れているし、捕まる木の枝や根も濡れていて、手袋はぐしょぐしょ。化繊の軍手だったが、冷たい。しかもストックを持つと腕が上がるので、レインウェアの手首のところをしっかり占めていなかったので、雨水がしみ込んで、肘くらいは濡れてきていた。時々手袋を絞りながら歩く。

もう明るくなってきていて、ヘッドライトは消したが、雨の中しまうこともままならず、そのままにしたので、大丈夫かな?(帰宅して電池を出し、水気を拭いたらちゃんと点灯したので、たいしたものだと感心。)

以前アカヤシオを見にハイキングツアーに参加したときは、普通の軍手で登り、往きも帰りも雨の行軍でその時もぐしょぬれになったが、手袋は濡れていても、着けていた方が温かいことを知ったので、今回も濡れていても使い続けた。ザックの上の方には防寒手袋も用意していたが、ザックカバーを取って、取り出すのも大変でそのままにした。あとで使ったけど、それも結局ぐしょぬれになってしまったので同じだった。パートナーの手袋もびしょびしょになっていたし、帽子もレインウェアから出ていたところから濡れてお互いびしょ濡れ。それでもかぶっている方が温かいのだから不思議だ。気温が高めだったから助かった。

残念ながらこのコースの途中に避難小屋はない。

少し明るくなって、雨やむかな?と期待したけれど、少し進むとまたひどくなったりした。木々の向こうの霧の先が明るく黄色くなって、黄葉がきれいそうと思うが結局晴れなかった。高度が上がって針葉樹が多くなると時々風の音が強くなってきた。

道は男体山ほどではないにしても同じくらいなところもあって、へとへとになる。登山道はちょうど沢のようになって、沢登りのようだ。少し下がるところがあってこの先に弥陀が池があるかなと期待するが、また登りになる。

すぐ出せるところに入れてあったあめを時折なめながら水分の摂取には、気を付けた。少し斜面が緩んで、高山植物の保護柵が出てきて、そろそろ弥陀が池かなと思ったら、やっと池の端に着いた。

しかし湖畔の道は水浸し。端を気を付けながら歩く。写真で見た木道は少し先だった。

幻想的な弥陀が池。日が差して来たらもっと素敵だったろう。8時ごろだったからロスタイムを考えたらほぼ標準だったようだ。雨で数分以上の休憩はとれないまま2時間半以上歩いたことになる。

池の端に東屋はなかったかしら?緑の屋根のようなものが見えた気がしたが、それは錯覚でただの木の葉が雨でぼやけて筋状に見えただけ。残念ながら何もなかった。ああ、ちょっとでも雨をしのげておやつでも食べられれば良いのに!

木道もその下はたっぷりした水が湛えられていて、足を踏み外したらドボン、で、緊張して歩く。木道は滑りやすいですものね。

弥陀が池からしばらく分岐までなだらかな道のような気がしたが、なんのなんの岩だらけの急坂を上る。こんな道だったかしら。以前下山時にこの辺りに来たときは何処まで下ったのか?弥陀が池を見たような気がしていたけれど違ったのかな?

ともかくも登って行って、分岐に出た。五色沼は左手、ロープウェイは座禅山経由で右手、直進が白根山とある。雨で分岐の写真も撮らなかったみたい。

なんと白根山頂まで1.1キロとある。何とか行けそう?

ところがそこから先の風雨が半端ではなかった。最初はまだミヤマハンノキかダケカンバの背の低い灌木帯で葉はほとんど落ちてはいるが、いくらか風も和らいでいたが、風が吹くとかなり寒く感じて、これでは低体温になりそうということで、どこか風雨がしのげるところで衣類を足そうと思うがそんな場所はない。針葉樹の陰でと思うが枝は低く垂れていて下に入れない。

雨除けにはならなかった針葉樹のあたりで、仕方ないので風雨の中レインウェアを取り、下に薄手のユニクロのダウンの中着を着込みホカロンも背中に貼り付けようとしたが、雨でぬれてくっついてくれず、適当にくっつくところに張り付けて慌てて上着を着るが手が濡れているし、ウェアも湿っていて雨が降っているというのに手が通らず時間がかかる。

パートナーには早く着ないと濡れるばかりだと叱られてしまうが、どうにもならない。やっとこさっとこレインウェアを来て、帽子をかぶり直し、防寒手袋をはめて(これも洗濯の後きちんと指先を直していなかったし、手は濡れているしで、なかなかはまらなかった)、再度出発。岩場が続くが風がどんどん強まってきた。雨も上がらないどころかひどくなってきた。

白山シャクナゲの大群落のところに細い道があり、そこだけは風が防げたが、アッという間に通過。出たらものすごい暴風雨。山頂は近い。

横殴りの細かい雨が風と一緒に吹き付けてきて、スキー場の吹雪の時のように冷たい風が衣類を突き抜けてくる。少し上り続けたが、これ以上体温を奪われると危険かなと思った。

頂上は見えていてもう20分くらいかもしれなかったが、この強風、頂上はもっと吹きさらしだろう。下山も吹きさらしの岩場を降りないとならないから同じルートでも最低でも1時間、ロープウェイ側に出ようとしたら1時間半から2時間吹きさらしの暴風雨の中を歩くことになりそう。頂上への最後のところはかなりの急な岩場だったと思うし。。。

ちょっと「遭難!」という文字が頭に浮かび、パートナーに撤退を呼び掛けた。パートナーも同意してくれて、その場所で記念写真。残念ながら、写真では斜度も暴風雨も映らずなんともない写真になってしまったけれど。。。8合目にはたどり着いていただろうか?

(後でリアルタイムの情報を見ていたら、当日の山頂は7度で五色沼の方ではあられも降ったらしい。体感温度はもっと低いだろう。ザイルで登っている人の写真があった。下山する私たちとすれ違った黒い服の若者は頂上制覇したみたい。)

やまない雨の中をどんどん降り続け、また弥陀が池の分岐に戻り、今度は七色平への道をたどる。こちらも平らな気がしていたがどうしてどうして幾分整備されているところが菅沼ルートの道と違うけれど、急斜面を下ることは同じ。段差の大きいかなり急な階段状の樹林帯の中のルートをひたすら下山。風はそれほど感じないが雨は逆に強くなったような気もする。たまに登ってくる人もいた。強風でロープウェイが止まっていたらと心配しながら降りる。

地図には20~30分と書かれているが、雨に濡れているので滑りやすく、注意して降りるのでもっと時間がかかった。七色平はまだかまだかと思いつつ、なかなか斜度は緩くならず、やっと開けた感じになってきて、七色平の分岐に着いた。防寒手袋もぐしょぐしょ。おなかもすいてきた。

七色平についてもすぐには記憶にある草原は出てこなくてほぼ平らな樹林帯に黄色っぽい下草が目立つところをしばらく歩く。こんなところもあったわね。しかし道は水浸しでぬかるんでいて、靴もしみてきたみたい。

やっと草原に白っぽい苔か何かが花のように見えて写真撮りたかったけれど、それ以上に早く避難小屋に入って雨をしのぎたかった。少し雨足も弱まったのだが、私たちが避難小屋に入ったら、また少し強くなったりした。避難小屋の写真も撮りそこなった。

外見は丸太の大きめの避難小屋は中は石造りで、火山対策もされているのかしら?ともかくも窓は小さくて暗い。ベンチが3台置かれていて、私たちは一番大きめのベンチを独占して、食事タイムとした。夜中に眠れるようにとパンを食べてしまったので、出発前には小さなお菓子を一つ食べ、途中で小型羊羹を食べただけだったのですっかり空腹になっていた。

パートナーはホカロン入れていなかったので寒いというのでお湯を出したが、9月頃だったらアツアツだったお湯も今日はそれほど熱くもなかったみたい。持ってきたのもインスタントコーヒーのつもりが紅茶だった。それでもいくらかは温まったかな。お湯でインスタントご飯を温めて食べようかとバーナーもお持ちくださったが、出し入れに時間がかかり、かえって冷え込みそうだったので、やめて予備に持参した小さめのおにぎり一個とおかずを食べて一息ついた。ホカロンお持ちだったみたいなので、避難小屋で出して貼ればもっと楽でしたね。

数グループが雨宿りしようとのぞいてくださったが、どうぞと声をかけたのに遠慮なさってしまって、申し訳なかったです。

寒いからインスタント緑茶をまた飲んだ。本当は焼酎か何かを持ってこようと思っていたが小さな瓶が見つからず、持参しなかったのが失敗でした。寒さが予想されるときはちょっとでよいので強いお酒も必要ですね。

それからは楽勝でロープウェイの山頂駅に着くと思い込んでいたのだが、整備されているとはいえ急坂が続き、大日如来像があるはずと思ったが先を急いでいて見逃してしまった。

このルートの途中で雨はほどんどやんできて日も差してきた。登ってくる人たちも多くて、ああ、晴れた中登れていいですね、とつい声をかけてしまった。私たちは6時から9時まで雨という最初の予報通りになった中を歩き続けたのでした。うらやましい気持ちは抑えられません。

ともかく寒いので、早くロープウェイに乗りたくて、下山を続けた。神社の赤い屋根が見えた時は本当にほっとした。

動物よけの門を開けて、お参りをしてから、ロックガーデンをちらっと見ながらロープウェイ駅に向かう。切符も買わずに乗り込もうとして、切符を買ってくださいと言われるが切符売り場は見当たらない。ほとんどは往復券を買うのだろう。

ヒメシャジン?ツリガネニンジン?

天空の湯とロープウエイ方面

このとき振り返れば白根山が見えたと思うが、そんな余裕がなかった。

ロープウェイがゴンドラとは思わなかったパートナーはびっくりしていらしたが、結構長いロープウェイで晴れてきた紅葉の景色を楽しんだ。不思議だが下に降りたらそれほど紅葉しているようには思えず、こずえの先が色づいていたので上から見たらきれいだったようだ。白樺はもう葉が落ちていた。

ゴンドラの窓からカメラを出して撮影した丸沼方面

ロープウェイを降りたら、出口はこちらという標識もなくうろうろ。電気室まで階段で降りてしまって慌てて戻る。隣に新しい駅舎ができつつあり、外に出るにはその先を大回りしないとならなかったのだ。そこはリフト乗り場の方だった。

日光湯元までのシャトルバス(無料)は出たばかりで次のシャトルバスは2時半とか。また待ち時間がたくさん。以前ロープウェイ乗り場の一階にあって、ロープウェイ利用者は安く利用できた日帰り温泉は、建物の建て替えのために使えなくなってしまっていて、シャレー丸沼?という方の座禅温泉があるのだが、日帰り温泉は確か13時からだったと思う。いろは坂の渋滞も心配。それで一本前の湯元行きの有料バスに乗ることにした。しかしバス停は何処?

聞いたらシャトルバスは目の前から出るが、路線バスは国道のところと言われるが、詳しくは教えて頂けない。ちょっと不親切?

バス停は進行方向とは反対側にあって、不安になる。沼田行きのバスが同じ側の向かって右に先に来て、確かめに行ったが、日光行は向かって左でよいと言われる。日光行きの方が先に出るのに先に来るので混乱してしまった。

ところでこの辺りはすっかり晴れ上がり、もともとスキー場で草スキー場(プラスティックのたわしスキー場)では、スノーボードを楽しむ色とりどりの人たちが見えて楽しそうだった。

待っている間も日が差していて暖かく助かった。

乗ったのは最近走り出した特急バスでまたもや女性ドライバー。中禅寺温泉直通だったので、湯元で乗り換えた方がよいかどうか聞いたが、ドライバーさんは分からないという。もしかしたら中禅寺温泉なら他からのバスもあるのかなと思って直行したがそれが間違いだった?

そのバス丸沼の旅館やホテルをはじめとして主要な観光地のホテルあたりで停車していった。丸沼湖畔を走っていくと丸沼の紅葉した木々と湖面が美しく、気持ちよかった。枯れ木がオブジェのように湖面から立ち上がっているところもあって面白い。

菅沼のあたりも通ったが、お茶屋さんには気づかないまま通り過ぎ、金精峠の紅葉は今一つ、少し寝てしまった。湯ノ湖畔を見て湯元に、。湯滝には気づかず、そのまま樹林帯の道を通過。

乗り換えずに中禅寺温泉駅まで行くことにしたので、貸し切り状態のまま、乗っているとパートナーが牛がいるよ、というので見たら光徳牧場だった。昔ハイキングを始めたあたりのころ、切込湖刈込湖のツアーに参加したときにたどり着いてソフトクリームを食べた記憶があった。

アストリアホテル前を通過し、誰も乗らないのでバスはぐるっと回り込んで戻る。間もなく戦場ヶ原。三本松のお茶屋さんのあたりは行楽客でにぎわっていた。男体山が大きく見渡せたが、上部の紅葉はほぼおわっているみたいだった。

戦場ヶ原の草紅葉をかすかに見て、昔歩いた赤沼のあたりを通過。広いなめ滝のようになったところは何だろうと思いながら見ていたが、それは地図を見ると竜頭滝というところだったみたい。観光客がたくさん見えた。

その先に竜頭の滝のお茶屋さんが見えてきて、そのあたりもにぎわっていた。竜頭の滝はバスからは見えず残念。

その後、中禅寺湖畔にでて中禅寺金谷ホテル前を通過、ここでも誰も乗らず、二荒山神社前に止まるが、また誰も乗らない。朝駐車して仮眠タイムだった場所を確認して通過、男体山に登った時、くたくたで歩いて宿に電話を入れた湖畔亭を見、派出所を見て、とんかつが有名なお肉屋さんのところでとんかつでも食べようかと見たらすごい列、特急バスなので途中下車はできないし、で中禅寺温泉駅に着いた。

待合室は暖かくてホットしたものの、ちょっと荷物の整理をしただけでバスの時間の15分前なので少し列ができていたので並んだのだが、すごい寒風が吹きすさび、半分湿った衣類を着ている私たちは凍え上がった。そのうちに列は長くなって中には半袖の外国の方や子供もいたので、待機しているバスもあるのだし、東武バスの受け付けで何とかバスに先に乗せてもらうわけにはいかないのかしら?と聞いたのだが、そういうわけにはいかないとか。。。

湿ったザックでも背負っていた方が温かいので荷物を背負って足踏みしながら待っていた。

結局乗るはずのバスは湯元から出てきたもので、臨時バスも出さないらしい。パートナーがすごい列だと言ったように、見たらてっきり湯元行きのバスの列だと思っていた長い列は日光行のバスにのる人たちだった。こんなに寒風の中待たせるなら、何か風よけの施設でも作ったらどうなの?冬は雪だって降るでしょうに!だから東武はいまいちパットしないのではないかと思ってしまった。(ただの偏見)

やっと乗れたが3分の1くらいはお客さんで埋まっていたが前から3列目に乗ることができた。しかし荷物置き場はないので私は膝の上に。これが登山ツアーのバスだったら、ガンガン暖房を入れて乾燥させてくれるところだが、そうもいかない。寒くはない程度の温度の中、いろは坂では高度感にやっぱり圧倒されながらもしばらくしたら寝てしまった。

次に気づいたのは日光東照宮のあたり。西参道で降りる外国人がたくさんいた。そうだ東照宮なんだわ。この辺の日帰り温泉でも入ろうかと言っていたが、面倒になって、東武日光駅で降りた。

この間は電車を逃したので、あと1分という電車に乗り込んだのだが、なんと下今市では特急しか接続がなくて、結局、後の電車でも同じだった。日光土産も買えなかった。

ホームで待っていてもしょうがないので一度降りたが、何もないところ。駅の売店も見当たらなかったので少し歩いてスーパーに入り、お酒などを買って戻った。

時間が来てホームに行ったら、先の方に売店があって、お酒とかお弁当とかも売っていたがこんなに電車も止まらない位置でどうするのかと思ったが、特急なら止りますね。

2両編成の電車は結構混み合っていたが何とか座れて、新栃木に。それから栗橋でJRに。節約旅行は乗り換えが大変。湘南新宿ラインに乗り換えて、無事にパートナーの下車駅に到着して別れ、その後私は熟睡。赤羽池袋あたりで目が覚め、無事に新宿に。まだ衣類は湿っぽかったが気温が高いので風も引かずに済んだ。

最寄り駅で自転車に乗って帰るときは風が冷たかったが、何とか無事に帰りつけた。

お疲れ様でした。大変な一日でしたが、これも貴重な経験になりました。晴ればかりが続くとは限りませんね。高山での寒さ、雨対策をもっとしっかりしないとね。

ザックカバーから落ちる水が首のあたりとか腰のあたりからしみ込んでしまったようだ。ポンチョもないとだめだなと思った次第。少し前にバーゲンのポンチョを見ていたのだったが。。。ザックもウェストポーチももっと防水スプレーをかけておかないと。中着にもね。

私のゴアテックスのレインウェア、富士山に登るときにケチって少し安いものにしたので、どれほどの暴風雨に耐えらるか心配だったけど、もうだいぶたつし、やっぱり少し防水力が弱いみたいだ。それに二人とも感じたのが、レインウェアに伸縮性がなくて、岩場で大きく足を上げるときなどに難儀したことだ。

今の高級なレインウェアは伸縮性もあるらしい。それも必要なことなのだと思い知りました。

まあ、よい経験になりました。二人とも風邪をひかずに済んだので良かったです。

今回私はバーゲンで見つけたやや厚手の山用タイツを着込んでいたので、それほど寒さを感じなくて済んだのかもしれない。出かけるときは暑いくらいに感じたが、下半身は濡れた感じがせず、体温低下せずに済んだのかもしれない。これが薄いタイツだったらどうだっただろう?もっと冷え込んでいただろうな。 もう冬山に近いから、上の方も防寒肌着を着込んだ方がよかったみたいだ?ウールのシャツ、どこかのバーゲンで売っていないかな? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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日光白根山-暴風雨で撤退の巻(速報) 2016.10.10

2016-10-09 | ハイキング・登山

今日はせっかくの連休だからと、親しい友人と昨夜の夜行バスで日光白根山に行ってきた。

菅沼登山口に降りたのは7人。私たちが歩き出して間もなく雨がぽつぽつ。まだ暗いし、広い入り口でレインウェアを上下つけて登った。

しかし、やみそうになる時間帯もあったが、頂上が見えてきたあたりは暴風雨。雨の降る中、途中さらに衣類を着込んだのだが、それでもこの強風下、横殴りの雨で登頂して下山すると2時間くらいは吹きさらしの山頂付近に滞在することになるので、私は低体温症で遭難なんてことになりかねないと判断して、親しい友人に話して、登頂をあきらめていただいた。8合目くらいまでは来ていたかと思うけれど。

ということで弥陀が池まで戻り、七色平にでて避難小屋で軽食。そこからロープウェイが動いているかなとおもながら下山したら、下は晴れていて、続々と登山者が登ってきていた。

ロープウェイからの紅葉の景色は最高で楽しめたが、11時前には着いたので施設のお風呂はまだ営業前。しかももたもたしていたら、10時50分発の湯元まで無料のシャトルバスは出たばかり。仕方ないので有料のバスで中禅寺湖にでて、さらに日光行きのバスに乗った。結局濡れた衣類を早く着替えたかったが、着替えもフルに持っているわけではないし。途中下車も面倒と温泉に入ることなく、帰宅。

バスで眠れなかったこともあり、くたくたで雨で湿った衣類で冷え込んでしまったので、記事は後日書くことにします。

 

 

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孫の運動会

2016-10-01 | 日常

先日土曜日の予定だった孫の運動会は天候が回復しないということで、翌日の日曜日に順延となった。日曜日の予報も曇りで、雨の心配も多少あったが、実施された。

家族は早朝から家族席の場所取りに同じ幼稚園の仲間の方々と朝の4時半から会場に行ったとか。私は場所取りまでして観覧したことはなかったのでびっくり。去年は少し後ろの方しか場所がなかったからだろう。

孫は年長さんとなって、全員リレーとか組体操とか大きな出番があって緊張している様子だった。

母親とのダンスは、孫はまったく皆に合わせようとしないのでハラハラ。マイペースです。

全員リレーでは一生懸命走っていたが、最後に抜かれたのかもしれない。短距離走が得意だったババとしてはちょっと残念だが、幼稚園のリレーって、バトンのやり取りで転ぶ子もいたり、バトンを落としたり、いろいろで競争なんていっても運不運が大きくものをいうし、途中で挟まれた先生参加では、びりだったクラスが一位か二位に浮上してしまったり。。。

孫は自分のクラスが抜かれてしまったので泣きべそをかいていた。競争心もあるのね。。。

組体操では裸足を嫌がって昨日は泣いていたらしいとのことだったが、しっかり泣くことなく裸足で登場してほっとしたが、やっぱりマイペースで、みなにそろって演技するわけでもなかったが、最後のピラミッドは下の支え手だったけれどちゃんとやっていたのでほっとした。

鼓笛隊の演奏はそろってやっていたみたい。写真がうまく取れていなかった。似た子が多いから。

父親達の綱引き、年長さんの父兄は4回連続して競技することになって、力尽きてしまい、優勝できなかった。年少さんなどの父親の方が若くて力もあるのだろう。

家族が出た、椅子取りゲームならぬグランドに置かれた輪っかに足を入れてキープするゲームでは、若干最初の位置が遠いと不利になるので、家族は残念ながらすぐに敗退。母親が二人最後まで頑張っていたが、最後は父親が優勝。なんと7年がかりでやっと優勝できたとのこと。子供が何人かいたのかな?毎年足腰鍛えて参加してきたとか。すごいですね。

応援の父母の様子もいろいろで面白かった。どの子にも大声で声援を送る父親もいて、感心した。

お弁当タイムも孫は鼓笛隊の着替えがあったりして、あまりゆっくりできず、ママのごちそうもあまり食べないで、私がうっかり買って行ったミニドーナツばかり食べたのでちょっと心配。おなか大丈夫かしら?

暑くなってきて、見る方も大変だったが、演技していた子供たちはもっと大変だっただろう。出番を待つ間はカンカン照りの中待たないとならないのですものね。帽子はかぶっていたけど。

こうやって日本の子供は鍛えられていくのですね。

楽しい一日をありがとうございました。曇り予想が結構晴れ間がでて、長袖シャツをもっていかなかったので腕が日焼けしてしまった。

みなさん一日お疲れさまでした。

 

 

 

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