新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

丹沢表尾根縦走2015.11.22.

2015-11-23 | ハイキング・登山

今月は大分間が空いたが、昨日表丹沢縦走に出かけた。一昨日の天気に比べて、一日曇り予想。かんかん照りよりも体力消耗しなくて良いかもしれないが、展望はちょっと見込めませんね。

朝6時51分の小田急線で秦野へ。結構電車はハイカーで混みあっていた。ヤビツ峠行きのバス停も長蛇の列だったが、臨時バスも出て4台来るという。私たちは2台目に座ることができた。

今日は行程が長いので荷物を厳選したつもりだが、相変わらず重い。熱いお湯が必要かなと、お湯を大目に入れたからかもしれない。

ヤビツ峠では、表尾根に向かう人が多かったが、大山に行く人もいるようだった。大山の頂上部は雲がかかっていた。晴れていたら、結構紅葉がきれいなのではないかと思われた。

準備運動をして、ヤビツ峠から車道を通って約30分、富士見山荘があると思ったらもう取り壊され整地されていた。公衆トイレの所から左にはいり登山道に入る。こんなに急だったかしら?階段状の登山道が続く。このあたりの楓がきれい。

フウフウ言いながら、やっと少し緩いところに出た。少し広いところで四角の入れ物がおいてあり、鍋割山と同じように水でも運ぶのかしらと思ったら、石ころが積んであった。登山道の修復のために、少し上まで運んでくださいと書かれていた。友人たちは少し大きめの石を持ち、私は小さめの石を手にした。

やや急な道をたどり、後500メートルとか書かれている標識を見ながら、整備された登山道を登り続けると、やっと石を集める入れ物の所にたどり着いた。途中、新しい石があると、誰かが途中で放棄したのかしら、などと思ってしまった。

展望が開けたところから見えた光る筋。海かな?

さらに登り続けると、二の塔に着いた。一時間強。ほぼ予定通りだった。無人小屋があったかな?小休止。

痩せ尾根も霧で怖くない。どこかにお地蔵様が安置されていたと思ったが霧に包まれていて見つからなかった。

少しゆるやかな登山道をたどると、間もなく三の塔。ここも建物が見えたけど、無人小屋かもしれない。

霧で何も見えない。

写真だけ撮ってそのまま進む。

なだらかな尾根道を進み、少し急な所を登ると、鳥尾山荘が見えてきた。すっかり霧がかかって、何も見えない。テーブルで小休止。おやつをいただく。

尾根の比較的なだらかな登山道を行くと鎖場があった。前は鎖場ではなかったと思う。鎖は新しい。私も一応鎖を使って登る。その先で待機していた方が、この後の鎖場が渋滞しているから急がなくて良いですよ、とおっしゃる。

だんだん気温も低くなって、雨かな、大変とおもったら、木の枝に付いた水滴が風で落ちてきた物だった。間もなくその渋滞個所にたどり着いた。以前も渋滞していたので、その分の時間を少しは考慮していたのだが、相当の人が待機していた。

渋滞待ちのイライラを慰めてくれた紅葉の小さい葉

ちょうど風が吹き抜ける場所で、どんどん寒くなり、一枚着込んだがそれでも寒い。誰か鎖場の使い方説明して、交通整理できないのかしら?なかなか進まないのでイライラしてしまう。お子さんか鎖場の初体験の人たちがいらしたのかしらね。登りと下りの交差もあるから、ある程度は仕方ないけれど。よほど初心者の一団がいたのか、少し経つと流れが良くなった。岩陰に降りると少し風が当たらないので助かった。

それでもまだしばらく待ってやっと私たちの番になった。記憶では、鎖はなかったかなと思ったところにも鎖が張られて、まずはそこを下りた。それからもともとの鎖場に着いたが、鎖が新しくなっていて、登り用と下りようがあるみたいだったので、私たちは左側の鎖を伝って、まあ、順調に下りた。こんなところで写真を撮るのは非常識だから、カメラは使わなかった。

降りてすぐに痩せ尾根の木道を走って渡る。降りた勢いで、どうも走ってしまうのだ。そこから少し登ったのだったかしら、行者ヶ岳に着いた。

その少し先の鞍部に政次郎の頭という標識があったが目立たなくて、何だろうと思いながら通ったのだが、後で見たら戸沢山荘というところに降りられる場所のようだ。林道の終点らしい。

そこからまたしばらく霧の中を進むと、新大日についた。マユミの実はここだったかしら?

   

小さな小屋があったが閉じられていた。行者ヶ岳から約一時間。ここでもうお腹の限界。一時近かったので昼食タイム。ちょうど開いたテーブルで食事を頂いた。お湯でコーヒーを入れたが、多少なりとも暖かい飲み物は嬉しかった。梅酒でも持って来れば良かったな!寒い!冷たいおにぎりと冷たいおかずを頂き、30分ほどで出発。

新大日から10分ほどで木の又大日に着いた。ここは女性だけ、小屋のトイレが50円で利用できる。男性はナチュラルトイレ?ちょっと待たされてしまい、寒い中男性達は、辛抱強く、待ってくださった。コーヒーも300円で飲めるので小屋の中で待っていただけば良かったと反省。小屋の女性と知り合いの方がおしゃべりしていて、昨日は賑わったが、今日やっているとは思わなかったと言っていて、天気が悪いから営業しないかもしれなかったらしい。まあまあの人出で、明日の天気予報が悪いから、今日来た人も多いのだろうと言っていた。そこはランプの宿で、磨かれたランプが素敵だった。

晴れたら気持ちのよさそうな尾根道をたどり最後一登りすると、塔ノ岳に着いた。

   

    

             

もう2時を回っていた。不思議なことに山頂に着く頃からちょっと雲が薄くなり、妙に空気が温かく感じられた。頂上に立ったら、雲が少し晴れて、周囲の山々が雲海の中に見渡せるようになった。残念ながら海や富士山が見えるほどは晴れなかったけれど、真っ白な景色ではなかったので、幸いだった。以前、霧の中にぼんやり見えた尊仏山荘もはっきり見えた。

写真撮影してから、間もなく出発。大倉尾根はとどちらかな?ちょっと迷ったが、標識で確認。左手の方に降り口があった。

鹿がいるかなと思ったが、今日はいなかった。斜面が崩落したところは新しい木道が作られていた。とにかく霧の後のせいか滑り易い木の階段や木道が多く緊張を強いられる。私は一度、滑ってしりもちをついた時に右手を付いてしまった時に、ちょっと衝撃を感じて大丈夫かなと思ったが、その時は大丈夫だった。それでストックを出して歩いたのだが、それでも5回くらい滑ってしまった。しりもちは2回くらいかしら。

金冷シのところでは鍋割山から回ってきた方が、鍋焼きうどんに1時間も並んだとか。でも食べられて良かったですね。売り切れになることもありますものね。テレビで放送されたから混みあっていることでしょう。

花立山荘では暑いくらいなのでアイス食べたかったが、看板にはお汁粉とかうどんの文字。さすがにアイスとかかき氷はなさそう。先を急ぐので、そのまま下る。植物保護柵の中は木々が育っていて、展望はなかった。

淡々と木道や階段を降りて行くと、堀山の家にでる。お手洗いがあるみたいだったが素通り。展望は余りなかった。

駒止茶屋のあたりから、あたりは暗くなってきたが、ところどころの楓の黄葉や紅葉がきれいだった。

縦走してきた山々かしら?雲がかかっているが。晴れていたら紅葉もきれいに見えるのではないかと思う。

このあたりから膝の痛みがひどくなってきて、遅すぎなのだが、膝サポーターをつけた。多少段差を下りるのが楽になった。

見晴らし茶屋近くまで来たら、それでも膝が痛いので、コムラケアを飲んで、皆さまをお待たせしてしまった。このあたりも楓がきれいみたいだったが暗くて良く見えない。

多分見晴らし小屋で売っていたリース 外国人の方が見ていらした。可愛らしかったが、私にとっては結構良いお値段だった。

皆ヘッドライトや懐中電灯を持って歩き出す。しばらく使っていなかったので、ライトが暗い。友人が新しくネット注文で買ったというライトは強力であたりが煌々と照らし出されて、良いなと思った。私のも電池を替えたら、明るくなるかな?大分前から替えていないから。初めてヘッドライトで歩く仲間は面白いと言っていらした。これも危険がなければ楽しいですね。

見晴らし小屋の横にはトイレがある。舞台のようなテーブルだか椅子で少し休憩。小屋からはお相撲のテレビの音が聞こえてきた。千秋楽、優勝は誰なのかしらね?

大分大倉に近づいて来たが、石を敷き詰めた道は滑り易く、歩きづらくて辛い。観音小屋の明かりが嬉しく感じられたが、まだしばらくは同じような道が続いた。

やっと舗装道路に出た。あとちょっとだわ。500メートルと書かれていた。動物よけの柵のある畑のところで、動物が動いたと仲間がおっしゃって、目が光っているというのだが、私には見えなかった。イノシシか猿なのかな?猿は夜はいないかな?

民家が並ぶようになり、やっとバス停が見えてきた。長い行程でしたね。寒かったり暑かったり、相当疲れました。

幸いバスが止まっていて、出発に間に合った。5時48分のバス。次は20分くらい後だから、乗れて良かった、高齢者は幸い座れて、少し、うとうとできた。

それから温泉に寄ることになったが、私は足が痛むので、坂を上がらなくて駅から近い鶴巻温泉にしていただいた。高い(1000円)割にはジャグジーなどはなく、内風呂と露天風呂だけだったので、少し長めに入ったのだが、出るころには途中で傷めた右手が痛くなってしまった。温めるのはよくなかったですね。

温泉の受付で話したら、冷えピタを譲っていただいて貼って帰った。電車の中で痛みが引かないので、親しい友人がお持ちになっていた湿布薬を譲っていただき貼って帰宅。今日に限って自転車を2段の上の方に置いて来て、下せるかしら?と心配しながら最寄駅に降りたが、近くの友人が同行してくださって下してくださったので助かった。自転車を道路にだして、お別れしたが、右手が効かないので運転できるかなと思ったが、何とか家まで運転できた。ありがとうございました。

皆様には色々と御心配、ご迷惑をおかけしましたが、手の方も何とか良くなってきて、少し力が入れられるようになって、料理もできて良かったです。ありがとうございました。

しかし足は筋肉痛が始まって(これからもっと痛くなるかも)身体もだるいですが、仕事に差し障りが出るようなケガではなかったのでほっとしました。早めにストックと出すとか、膝サポーターを使うとかしないといけなかったですね。ともあれ、無事で良かったです!

 

 

 

 

 

 

 

 

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高尾山-孫孝行2015.11.01.

2015-11-01 | ハイキング・登山

今日は、孫とお嫁さんと一緒に高尾山に行ってきた。昨日の天気とはちがって、朝から晴天に恵まれた。富士山見えるかしら?と期待。

10時半ごろ分倍河原駅で待ち合わせて高尾山に。

頂上でお蕎麦でもと思ったが、混みあうこともあるかなと念のために小さな巻物のお寿司を買っていたら、孫が目ざとくお団子を見つけて、食べたいと言うので購入。

結局一個食べて残りはお嫁さんと私でいただいた。味は良いけれど、良い値段ですね。

ケーブルカー駅の広場では太鼓の演奏が行われていた。もうもみじ祭りなのですね。

それからケーブルカーが少し並んでいたので、リフトの方が良いかなと階段を登って行ったら、なんだ、長蛇の列。孫は幸いどんぐりが沢山落ちていて、それを拾いながら移動出来て、何とかご機嫌よく待つことができた。多分ケーブルカーの方が早かったみたい。

リフト乗り場の近くの紅葉の木は何かしら?

遊園地のリフトに乗ったことがある、というのでリフトにしたが、ママと一緒だったけど、ちょっと怖かったみたい。でも何とか無事に下りることができた。途中で写真屋さんが待機して写真撮ってくれるので、合図して撮ってもらったら?と提案して、下りる直前だったが、ポーズを取って撮ってもらった。私もついでに撮ってもらったけど、孫に上げてきた。

リフトの親子

それからケーブル駅のところで、この前買えなかった天狗焼き、10人くらいは並んでいたけど、ガラス越しに作るところが見えて、ガラスもほんのり暖かく、見ながら並んで購入。孫は端を落としたカリカリしたお煎餅状のものを置いてあるのが気に入ってポリポリ食べていた。

黒豆餡は熱くてすぐには食べられなかったけれど。

アツアツのカラス天狗焼きを手にしながら、霞台に。日本酒の試飲もやっていたが、一ます450円ではちょっと高いですね。それに多すぎるし。そのまま通過。

茶店の通りは子供の目を引くものも多くて、前に進ませるのが一苦労。

お参りの小さなお社の前にいた大きな蛾(7~8センチかな)。近くの人が踏まないように!と注意してくれた。しばらくしたら飛んで行ったらしい。後で調べたら、ヒメヤママユのオスらしい。空き10月から11月に現れるとか。メスはちょっと地味で目のような模様が二つらしい。

薬王院の男坂と女坂に来たが、ひどく冷え込んで寒いので、あえて階段を登ることにした。幼い子供にとっては大変だっただろうけど、何とか頑張って登ってもらった。

お参りして、また階段。また階段。だましだまし登ってもらって、やっと木の階段のところにたどり着いた。

そこは広くてずんずん進むのだが、ところどころ階段があるので転ばないようにさせるのが大変。追いかけて私も走ったので、良い運動になった。

もうちょっと、もうちょっとと言いながらトイレの所に来て、ベンチに座り込んでしまった。

しかし、頂上が少し先に見えていたので、また頑張って最後の緩い上り坂を歩いてもらう。

やっと頂上だ!富士山は見えるかな?孫は周りでシートを広げておべんとうを食べている家族連れに興味深々。展望台から見たら、丹沢の山の上には雲がかかり、富士山も残念ながら見えなかった。

大山から丹沢方面

雲がなければ富士山が見えるのにね。

茶店は予想通り並んでいたのであきらめて、先ほど買ったものと持ってきたわずかな食料をごみ袋の大きいものを広げて、崖の縁の石の所に座って頂いた。ベンチが空いたのでそこに行こうとしたが、別の家族が先に取ってしまったので残念!石は冷たいですものね。

とにかく、有り合わせのものを頂き、寒いので早々に下山。

その前に新装なったビジターセンターの横の、以前からある快適トイレ、さすがに今日は混みあっていて並んでいたが、そこに立ち寄ってから下山。

近くの葉の小さいイロハカエデ

私は待つ間に、ナンバンギセルが高尾山あたりにあるのかないのか、ビジターセンターの方にお聞きしたら、最近は目撃情報がないのだそうだ。昔はすぐ横の所にも咲いていたのだとか。盗掘されてしまったのか気候の変化のせいか?もしかしたら、どこかに咲いているかもしれないが、情報がないらしい。来年こそ他のどこかで見てみたいものだ。

それから、抱っこ!だっこ!とねだる孫をお嫁さんが何とかなだめながら歩かせて女坂から下山。

木の洞は何のおうちかなと、ママは上手に飽きさせないように話しかけながら、歩く。

確かに木の根はそれぞれの形で、いろいろな動物のお家になりそうだ。

結構同年輩の子供たちが歩いているのに元気づけられて、何とか歩き通した。猿園にも興味を示したけれど、寄っているとケーブルカーがすごく並んでしまうだろうし、リフトはもう寒いし下りはもっと怖いだろうからと、ケーブルカーの所に並んだ。約30分待ち。私たちが先頭の方に移動するうちに列の終わりは40分待ちになっていた。

途中のマユミの実

孫はケーブルカー駅の木の柵が振動しているのを発見して耳をつけて聞いたりしているうちに、順番が来てケーブルカーのホームに。並んでいる時に、ケーブルがぐるぐる移動しているのを見ることもできた。

トンネルからケーブルカーが出てきて、先頭の方に行けたが、二人分しかない先頭の席はもう空いていなくて、孫は座らないで景色を見るという。私は疲れて後ろ向きに座ってしまったが、大丈夫かな。結構怖いと思うけれど。一緒に立ってみた方が良かったかなと思いつつ、ケーブルカーは動き出して、孫の「こわーい!」という声が聞こえてきたが、乗客はぎっしりなので移動もできず、私は外のまだ色づかないイロハカエデを見ていた。

リフトに比べたらあっという間に、清滝駅に着いた。駅の横に飲めないという水が流れていて男の子が触っていたら、孫も冷たいのに手を浸して遊んでしまう。小さな沢蟹が一匹もう死んでいるみたいだったが横にいた。こんなところにもいるのですね。

それから冷え切ってきたので、暖かいお蕎麦を頂こうとお店を探したが、ケーブル駅の近くは満杯。それで少し道路の方向に行ったら、一見比較的に空いていてすぐに入れる店があったので、美味しいかどうか分からないがそこに入った。

私にはちょっとしょっぱめだったけれど、彼らはしっかり食べて、私もキノコそばを頂いた。塩分以外を除けばまあ、美味しかったかな?トトロを入れれば味が薄まって良かったのかもしれない。

孫は満腹になって、今にも眠りそう。それを何とか、駅まで歩いてもらって、電車に。すぐに眠ってしまい、私もコックリコックリ。何とか乗換駅直前に目を覚まして、寝たままの孫を抱いてお嫁さんは降りて行った。大丈夫かなと思いつつ、私はそのまま最寄駅まで乗って帰った。最寄駅まで付き添った方が良かったかもしれないと後で反省。

まあ何とか彼らも最寄駅にたどり着いたみたい。大分寒くなって寝起きで風邪などひかないと良いのですが。

ケーブルやリフトを使った高尾山ハイキングでも幼稚園生には大変な小旅行ですね。お疲れ様でした。私も階段登りに手を貸したりしたので、明日は腕が痛むかな?

高尾山温泉は駅の横から入れるようになっていたがどのくらいの混み方なのかしらね。呼びこんでいたのでそれほど混んではいないのかもしれない。大人一人1000円はちょっと高め?11月14日から30日は1200円になるとか。紅葉真っ盛りの時期ですね。朝は8時から夜もかなり遅くまでやっているみたい。一度は行って見たいけれど。。。

今日も早めに休もう。

 

 

 

 

 

 

 

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