新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

十文字峠シャクナゲ 2011.6.12.

2011-06-13 | ハイキング・登山

いつもの仲間の内の4人と十文字峠のシャクナゲを見に行った。本当は大山まで行くと眺望もよいとハイキングの本に書かれていたので、行こうかと思っていたが、現地で行き合わせた方が、カモシカ展望台の方が見ごたえがあるとおっしゃるので、そちらにまわり、狭い展望台のところで昼食をとった。人が少なく、ゆっくりできて良かった。

6時過ぎ出発で、長坂からナビに従って県道をとおり、佐久甲州街道をたどり、川上村へ。野辺山のあたりから川上村にかけては野菜畑の広がる気持ちの良いところだった。

 

 

川上村から、梓山にでて、農道を毛木平(もうきだいら)へ。結局9時ごろにやっと着いた。

駐車場に止められるか心配したが、何とか路肩があいていたので、そこに停めた。既に下りていらっしゃる方も見受けられた。そのあたり薄日もさして、春ゼミの声がわんわんと周り中の木々から聞こえてきていた。気温は涼しいが、湿度は高い。

 

 

毛木平は遠いですね。車が出せない場合の電車の行き方を調べたのだが、小海線の電車が少なくて、毛木平には11時にしかつかないことが分かった。その前の時間に合わせると、どういうわけか前日の深夜の電車で出発しないとならなくなってしまってのだが、その理由が小海線だった。

着くのが遅かったので、準備運動もせずに登り始めたせいか、千曲川源流の橋をわたり、一里観音のところを過ぎて、急坂にさしかかるとどうも足が重かった。息も切れたのは2000メートル近かったからかもしれない。

 

まあ、前夜毎度のことだがあまり寝られなかったせいかもしれない。

八丁坂のあたりではフウフウ言っていた。二つ目の水場では、十文字小屋まで1時間とあり、八丁坂を登りつめたところで小休止。後25分だそうだ。途中咲き残りのシャクナゲが一本だけ咲いていた。

カラマツの新緑                        水場の案内板

 

 

ちょうど2時間かけて小屋の前のシャクナゲの森にたどり着いた。そこは日当たりもよく、それは見事なシャクナゲが満開だったが、少々人工的な印象も受けた。何かで小屋の方が、植え殖やされたと書かれていたせいかもしれない。トイレがシャクナゲの花に隠れるように設置されていた。

   

 

シャクナゲの前は、リスのエサ台らしい。小屋の煙突からは煙が出ていた。

  

人も多くてにぎやか。大山の方へ行く前に、乙女の森の群落を見ようということで、そちらに足を延ばす。少し登った先に、やぐら状?に柵が組んであって、登って群落を見下ろすことができる。

 

たくさんのシャクナゲが満開で緩やかな傾斜に咲き誇っていたが、あまりに多くて、まるでアジサイ寺のような感じ。シャクナゲは楚楚と咲いている方が素敵かな?このあたりも日当たりが良い。

さらに奥にも見晴らせるところがあると周りの方に教わって行くと、確かに全体が良く見渡せた。しかしその途中のまばらに咲いたシャクナゲの方が、山のシャクナゲという感じが出ていて良かった。

戻って大山を目指そうとしたら、周りの方が、カモシカ展望台も見晴らしが良くて、大山よりもお勧めするというので、もうお昼近かったので、カモシカ展望台に向かった。坂を下って沢を渡り、登り返したところで、シャクナゲの群生があり、シャクナゲのトンネルを通って、展望台にでた。

  

展望台自体には小さな貧弱なシャクナゲが一本あるだけだが、立派な五葉松があり、遠くやかすかに雪の残った八ヶ岳の一部が見られ、町の方や、近くの山(五郎山?)歩いてきたほうには、大山なのか、とがった山とそれに続く稜線が見渡せた。

    

バーナーでお湯を沸かして、カップラーメンやおにぎりを食べ、持ち寄ったおかずを頂き、最後にコーヒーでしめたが、だんだんに冷えてきて、薄い上着では寒いくらいになった。

西側は切り立った崖だ。その先に八ケ岳が顔を見せる。

 

 

前回、あまり本格的に登らなかったので、結構足に来てしまい、そのまま下山を決め込んだが、帰りも結構きつかった。1時間半くらいはかかってしまったかな?

小屋の近くでは、多分三つ葉ツツジ(レンゲツツジかも)を育てているらしく、鹿除け?のビニールで保護された中で小さな苗木が育っていた。

    

無事下山して、毛木平直前で行きがけに見られたベニバナイチヤクソウの大群落を写真に撮ろうと、私は崖の道跡をだどって登り写真を撮ったが、その先もきれいな群落が続いていた(不思議なのだが、毛木平から甲武信岳側には一本も見られなかった)。

 

 

その後須玉の温泉を目指した。

途中で清里のアイスクリームが食べたいね、ということになって清泉寮に寄った。4時を回っていて、まだやっているか心配だったが、やっていて美味しいソフトクリームを頂いた。ちょっと霧が出てきて、涼しい。レンゲツツジもまだ鮮やかなのが咲いていた。

   

     

須玉の温泉がナビに出てこなくて、直進するうちに、北杜市のたかねの湯という看板が見えたので、そちらに行って見ることにした。間違えて一周することになったが、畑の中に立派な温泉施設があった。

駐車場が混んでいるかと思ったが、広々とした温泉で露天風呂はなかったが、ジャグジーや打たせ湯、サウナなどもあり、また洗い場もたくさんあって、ゆっくり過ごすことができた。まあ公営で消毒薬のにおいがするのは仕方ないですね。晴れていたら、富士山と八ヶ岳が見えるらしい。

ついでにそばなどを食べて小休止して、出たのが7時ごろ。須玉中央道に入ったが、すいすい来たのも大月あたりまで。団子坂ではトンネル内から渋滞が始まり、相模湖のあたりまで、続いたが、その後は走り始め休憩も取って10時半頃に最寄駅にたどり着いた。

長距離の運転ありがとうございました。またお菓子やらおかずやら、いろいろごちそう様でした。

土日の高速道の料金が1000円というのも来週で終わり。駆け込みで渋滞したらしい。ネット情報によると、その後は土日半額割引があるらしいが、正式な発表ではないかもしれない?あと、東北道の無料化は一般車は当分の間は罹災証明のある人に限られるらしい。

自宅に帰ったら、蒸し暑いこと。それに比べたら、涼しかったなと、改めて思った。

他に見られた野の花など:マイヅルソウ、クワガタソウ、ミヤマカタバミ、シロバナのヘビイチゴ、キイロスッポンダケ?アミガサタケ?ギンリョウソウの芽?

   

  

町中のオオデマリ

 

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お食い初め

2011-06-04 | 日常

今日、急に孫のお食い初めをするので、来てほしいとの連絡。

お食い初めって、そういえば友人のお孫さんがレストランかどこかでやったとブログに出ていたような気がしたが、自分には無関係と思っていた。

私の親も戦後の混乱の中の子育てで、そういう行事には関心がなく、私自身もそういうしきたりに弱いので、行ったことがなかった。

慌ててネットで調べたら、100日に子供の食事がちゃんとできて、健康に育つようにとの祈りを込めて、食事の真似事を行うのだそうだ。まだ離乳食にも早いからね。

お赤飯くらい用意すべきなのかしら?と電話したら、用意していますとのことだし、出かける直前に離乳食の食器を用意したほうが良いかなと思って、メールしたらそれも用意してあるとのこと。それで洗い替えの効く服を買って訪問した。買った後で隣のコーナーを見たら、もっとかわいいのがあったのだが。

もうすぐ3か月だが、しっかりしていて、寝返りも初めて可愛らしい。

今日は人見知りもせず、しばらくご機嫌に遊んでいて、無事にお食い初めを執り行った。固形物は本当の真似だったが、ハマグリのお澄ましは箸の先にしずくをつけてなめさせてみたら、不思議な顔をしていたが、嫌がらずになめていた。おいしかったからね。

いろいろ用意されたおかずを食べる真似だけして、無事に終了。私たちもおいしいお食事を頂く。

しかしその後抱っこしてもご機嫌が悪くなって大泣きされてしまった。その声の大きいこと!食事も終わっていないお嫁さんが、抱っこして歩き回るうちにすやすや寝てしまった。やっぱりママが一番ですね。

しばらく孫と戯れてから、帰宅した。

 

 

 

 

 

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