今日は伊勢原の大山に孫の家族と一緒に登ってきた。
電車も満員で、バスも並んで乗ったが、バスは幸い優先席が空いていてかろうじて座れた。
お店の並ぶ参道の階段でふうふう言いながら登って行った。
行きのケーブル駅でも並んでいて、しかし座れて、やっと下社についた。
ケーブルの線路
大山阿夫利神社駅からの海の方向
神社のあたりからの展望
下社のあたりの紅葉が見事。途中でラーメン屋さんのスープの試飲があり、ちょっと魚介の香りもしたが美味しかった。ズンドバーというラーメン屋さんが休憩所?に今日まで出しているらしかった。
お参りも並んでいて、お参りを済ませてから、急階段を上る。それからの大きな岩の道に家族はびっくりしながらも休み休み登っていった。標識や案内板も増えていた。
夫婦杉
天狗の鼻突岩(しめ縄の左の丸い穴が天狗が鼻を突いたと言われているそうだ)
途中の木についたキノコ。最初スズメバチの巣かと緊張したがよく見たらキノコだった。
途中の木道。孫には珍しかったみたい。
16丁目の分岐の標識。以前新年登山に行ったときに間違えてこちらの右手の道に入ってしまったのだった。他にも間違えて迷子になる人たちが多かったのかしらね。
隣の追分の石碑は3メートルもあるのに江戸時代に強力が持ち上げたのだとか。すごいですね。
富士見台からの富士山を期待したが、残念ながら雲が多くて、かすかにその位置が分かる程度しか見えなかった。
そのあたりは木々の実が赤くマユミの実も見られた。
この辺りでハンググライダーが見えて写真に撮ったがぼけてしまった。
カマカツの実?とげがないのでメギの木ではなさそう。
疲れすぎかなと思いながらも、せっかくだから頂上まで行こうと、だましだまし、鳥居の所にたどり着き、あと5分だわと言ったら、周りの若い女性たちも元気を取り戻して、頂上に向かって行った。
そして社務所の屋根が見え、奥の院の横まで進んだ。途中のベンチでインスタントご飯にポットのお湯をそそぎ、ザックで運んできたご飯は、ちょうどよく出来上がって、あとでスープを試飲したラーメンを食べようということにしたので、皆で3人前を分けて頂いた。
それからトイレを済ませようとトイレに行ったら女性は相当の列。結構頂上は寒くて、日陰だししっかり来て並んで待った。そこのトイレに入ったことがあったのかどうか?忘れてしまったのか?なんと水洗だったが、手洗いの水は水がなくなったのか、出なくなっていたので、ウェットティッシュで拭いた。
東側の展望 少し霞んでいて、明確に江ノ島を見つけることはできなかった。
お社の西側に富士山が見えるはずだったが、残念ながらまったく見えなかった。馬酔木のつぼみがきれい。
そのあたりの展望を楽しみながらもとに戻って、また元来た道を下ったが、岩が多いので下りも緊張しながら、孫がけがをしたりしないかハラハラしながら降りて行った。
驚いたことに、岩ゴロゴロの道を3~4歳くらいのお子さんが自分だけで降りていることだった。そばにお父さんがついていたが、すごいなと思った。一体何歳から山登りさせているのかしらね?まあ、本当に危険なところは、手を引いていたが。
また子供の手を引っ張って(私には引きずるように見えたが)降りている親子もいらして、大丈夫なのかしらとこれまた心配してしまった。
親子連れも結構いました。
どのあたりだったか、孫が岩の間から出ているササに感動していた。子供の目は面白いですね。
登りでは気づかなかった仙人草の綿毛。上から見下ろすと雪でも積もったように白く光っていた。
そうそう牡丹石という案内板があったが、私はそれを見つけられなかったのだが、孫はちゃんと見つけて教えてくれた。
皆疲れてきていたし、砂利と落ち葉が滑りやすく、みな一度はこけそうになった。それで無理をせず、休み休み降りて、降りついたのは3時半ごろだったかな?
それから休憩所のさっぱり系のラーメンを頂いて、またケーブル駅までの列に並んだ。かなり冷え込んできて、私はタイツを履いていたが、皆は履いていなかったので、大分寒かったみたいだ。タイツ履いてきてと、伝えなくてごめんなさい。
もう5時近くなっていて、すっかりライトアップされていた。なんとライトの色が刻々変わるのだった。
大分待ってやっとケーブルカーに乗れた。また座れたのだが、前に人が沢山立っていたので、景色はあまりよくは見えず、スマホを、手を伸ばして、色とりどりにライトアップした木々の写真を撮って、降りついた。
でも写真はボケボケだった。残念。
それからまたお土産屋さんの間を通り、バス停に。幸いバスは比較的にすぐに来て、直行便に乗れたが、座れず、疲れた孫は立ったまま寝てしまって、大変だったが、駅についたら何とか目を覚ましてくれた。
小さい子がいる時は、一台待って座った方が良かったですね。ワンちゃんのことも気になって早く帰った方が良いと思ったのだが。
それからすぐに急行が来て乗り込んだが、混みあっていて、途中駅でも席は空かず、孫は私のザックに座ったが、開閉する側のドア付近だったので、あまり休めなかったみたいでかわいそうだった。
最後の最後で少し孫は座れたし、私もそのあと座れたが、家族は座れず、慣れないハイキングで疲れているだろうに大変でしたね。
ともかくも、留守番させていたワンちゃんも無事だったらしい。明日は無事に学校や仕事に行けるかしらね?ちょっと心配だが、ぐっすり寝たら大丈夫かな?
私の方も結構疲れました。いつもなら途中で温泉入ったりして帰りが遅くなる代わりに、電車は空いている時間だから、座れないということはなく、電車で熟睡してしまうのだが、ワンちゃんのことが心配で急いで帰ったので。
まあ、大変でしたが、無事に下山できてよかったです。楽しかったと言ってもらったけれど後を引かないといいです。
大山がこんなに大変だとは思わなかったみたいで、申し訳なかったです。高尾山の次にしてはハードでしたね。
また行きたいと言ってもらえるかしらね。
蠟梅の宝登山はミニ動物園もあって、子供連れには楽しいと思うが。秩父はちょっと寒すぎるかな?梅の幕山の方が良いかな?
はてさて、これからどうなりますか?考えてみたら、私のハイキングの原点は、親が連れて行ってくれた野猿峠だったのかもしれない。はるかに楽なコースでしたね。大変だったのは、中学生くらいで連れていかれた姫路の雪彦山でした。原点がありました。